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インプットとアウトプットの黄金比率

インプットとアウトプットの比率をどうするか…

これは個人的に悩んでいるテーマです。私は年間200冊前後の本を読みますが、なぜ多くの時間を使って本を読んだり…などのインプットするかというと、1)知的好奇心を満たすため、2)成果に結びつけるため、3)純粋な娯楽のため(リラックスするため)、でしょうか。

1)と3)については、必ずしも成果を求めているわけではありませんので、アウトプットする必要はありません。「消費型の娯楽」であれば、アウトプットは不要でしょう。

問題は、2)成果に結びつけるため、ですね

結果を出すために読んだ本については、アウトプット(実践など)する必要があります。ここのベストな比率(ピンポイントでなくてもいけれど…)を知りたいと常々思っていました。

※インプットとアウトプットの黄金比率…ということです。

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目次

アウトプットが大事なのはわかっている

アウトプットの重要性を強調する男性

アウトプットの重要性は、多くの人が理解していると思います。

アウトプットが重要なのはわかりますが、インプットを疎かにすれば、まともなアウトプットができない、アウトプットの質が落ちる…と言う問題が生じます。それだと意味がないんですね。

※アウトプットの質が落ちれば、需要がなくなります。

アウトプットを重視しすぎて失敗…

アウトプットの重要性を認識している人は、アウトプットを重視します。

以前、私は別のテーマでブログを書いていたことがあるのですが、とにかくアウトプット重視で、内容よりも記事数を増やすことを主に考えていました。※外に出す量を重視していました。

しかしそのときは、100記事を超えたあたりで、それではあまり意味がない、ということがわかりました。当時は明らかに、インプットとアウトプットの比率を間違えていたと思います。

※アウトプットを重視しすぎても、失敗します。

インプットするとは?

そもそも、「インプットとは何か?」ですが…

私は「能動的に情報を取り入れる行為」だと定義しています。

意図を持って情報をネットで検索したり、本を読んだり、人と会って話を聞いたり、体験したり…という行為がインプットです。インプットでは、本人の明確な意図が必要だと思っています。

なので、ボーっとメディアを見ているという行為は、インプットだとは思っていません。そうしているときと、情報収集の意図をもって見ているときでは、気づきの有無や情報の残り方が全く違うと思います。インプットするときは、アンテナを立てておく必要がある…ということです。

※情報を入れる、という意思が必要です。

アウトプットするとは?

対して、アウトプットとは、「表現をする行為」だと考えています。

※自分の内にあるものを、外に出す行為です。

ブログや本、論文を書く、講演やプレゼンをする。人と話をする、というのもアウトプットでしょう。(余談になりますが)現在では、ツイッターで自分の考えをつぶやく、ブログで自分の考えを述べる、など、アウトプットの選択肢が従来より増えています。これはいいことですね。

※アウトプットは、出力行為です。

問題はインプットとアウトプットのバランス

問題は、両者のバランスです。

先に述べたように、インプットを疎かにすれば、まともなアウトプットができない、アウトプットの質が落ちる…と言う問題が生じます。

かと言って、インプットを必要以上に増やせば、インプット自体が目的化し、それで満足してアウトプットに至らなかったり、アウトプットする時間や気力がなくなったりします。

※それでは、アウトプットできず、本末転倒になってしまいます。

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インプットの目的化に注意する

個人的には、インプット自体が目的化してしまう…という現象が怖いなと思っています。

いわゆる「インプットおたく」という人になってしまう可能性があるわけです。インプット自体が目的なので、いつまでたってもインプットをしています。※それで、満足してしまいます。

色々調べてみると、インプットは使われることのない部品の在庫だと形容する人がいました。

仕事の成果はアウトプットが全てで、そのために何をインプットしたのかはどうでもいいことです。使わない部品をいくらため込んでも評価にはつながりません
出典:http://www.nikkeibp.co.jp/article/miraigaku/20140403/391286/

これは秀逸なたとえだと思います。

本来は製品を作って使用することが目的なのに、部品を集めてながめることが目的にすり替わってしまうんですね。一度、PCの中や本棚を見て棚卸しをした方がよさそうです。

※在庫を最小化する比率が、黄金比率になります。

物事の価値を測る公式がある

物事の価値を測る公式、というものがあります。

Value(価値)=Output(成果)/Input(リソース)」
出典:http://president.jp/articles/-/7887

インプットをどれだけ上手に成果にしたか…ということです。

投資をやっている人はご存じだと思いますが、ROI(return on investment)という指標があります。 投資額(investment)に対して、どれだけ利益(return)を生み出せるかを表す指標です。

あえて単純に書きますが、

ROI(価値)=利益(アウトプット)/投資額(インプット) です。

この場合は、利益がアウトプットで、投資額がインプットです。投資に対して、その投資がどれだけの利益を生むのか?ということを測る指標です。物事の価値を測る公式と同じ考え方ですね。

ROIでこの問題を考えてみる

以下、わかりやすいので、インプットとアウトプットの関係をROIの例で考えます。

ROI(価値)を最大化しようと思えば、5通りの組み合わせがあります。たとえば私の場合は、投資額(インプット:I)を劇的に増やすことはできません。そして、利益(アウトプット:O)を減らそうとも思っていません。

したがって、5通りの組み合わせの中で現実的な組み合わせは、

1)利益(O)を現状維持 + 投資(I)を減らす
2)利益(O)を増やす  + 投資(I)は現状維持
3)利益(O)を増やす  + 投資(I)も増やすが利益ほどは増やさない

の3通りになります。

私の場合は2)、3)が良さそうですが…

問題は、投資額(インプット)と利益(アウトプット)の比率がどうなったときに、ROI(価値)が最大化するのか?です。果たして、黄金比率のようなものがあるのか…

3:7が黄金比率?

ざっくりとした答えはありそうです。

いろいろ調べてみると、インプット3、アウトプット7の「3:7」がいいのでは?とする意見が結構ありました。たしかに、(最終的に)5:5だとトントンなので意味がないんですね。

であれば、「4:6」、「3:7」、「2:8」ぐらいが現実的な候補になりそうです。2:8というのは、さすがにアウトプットの質に問題が出そうな気がします。

とすると、残りは、4:6か3:7になりますが…

4:6の場合は、価値=6/4=1.5
3:7の場合は、価値=7/3=2.333

で、3:7に軍配があがりました。

だから、3:7という数字が流布しているのかもしれません。でもね、これはケースバイケースで、どちらが正解とは言えないと思います。また、2:8が正解の場面もあるでしょう。

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3:7をベースにして調節する

長い目で見ると、3:7で行ければ理想的かもしれませんが、少ない投資(インプット)で大きな利益(アウトプット)を取りに行けば、リスクが伴いますよね?無理や摩擦が生じる可能性も大きくなる。であれば、4:6の方が自分に合っている、という人もいるでしょう。

なので、この問題にピンポイントの正解はありませんが…3:7をベースにして、状況に応じてこのバランスを調節すればいいと思います。

リスクや摩擦が…のほかにも、絶対的なインプットが足りない…というときは、インプットの割合を多めにした方がいいでしょう。インプットの蓄積が十分にある、という場合は、インプットの割合を小さくしてもいいと思います。状況に応じ、柔軟に割合を調節しましょう。 

今回の記事:「インプットとアウトプットの黄金比率」