不器用な生き方をやめたい

無駄なプライドは捨てた方がいいんじゃない?

なりたい自分に近づく方法4つ

「なりたい自分」という理想を持っている人は多いと思う。

だが、なりたい自分は理想であるために、実現することはむずかしい。なりたい自分は、自分の欠点を改善し長所を伸ばした理想形なので、なりたい自分になることが現実的か…と問われれば、答えはNOかもしれない。でも、その理想形に近づくことは可能だし、そう努力すべきだろう。

 なりたい自分になれなくて悩む

不器用な人は、理想と現実のギャップに悩む人でもある。

内向的で消極的な自分の現実を残念に思う一方で、外向的で積極的な人にあこがれ、理想だとすることがある。自分に「内向的」、「消極的」というネガティブなレッテルを貼りながら、「外向的」、「積極的」というポジティブなレッテルに貼り換えたいと願うのである。

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しかし、そう簡単にはいかない。内向的な人から見れば、外向的な人は対極の存在であるかのように見えるからだ。ではどうすれば、なりたい自分(この例では外向的で積極的な人)に近づくことができるのだろうか?本記事では、この問題について考えたいと思う。

※どうやれば、なりたい自分に近づけるのだろうか?

 マイナスの自己イメージを持たない

レッテル効果というものがある。

《逸脱》というのは、行為者の内的な属性ではなく、周囲からのラベリング(レッテル貼り)によって生み出されるものだ、と捉えるものである
出典:ウィキペディア

人を泥棒と呼べば、彼は盗むだろう、という外国の格言があるが、外部からレッテルを貼られてしまうと、そのレッテルを自己イメージとして取り込んでしまうことがあるのだ。

たとえば、おもちゃを独り占めする子どもに対して、「あなたはやさしい子だから、おもちゃをみんなで一緒に使えるよね?」と言えば、独り占めをやめることがある。これもその一例だ。

このように、外部から貼られるレッテルも強力だが、自分が自分に対して貼るレッテルはより強力だ。まわりから「勉強のできる良い子だ」と思われていても、自分で「実は違うんだ」と思っていれば、覆ってしまうからである。

なので、まずは、自分の欠点や粗(あら)を探してあげつらってはいけない

「外向的」、「積極的」になりたいのであれば、自分に対して「内向的」、「消極的」というレッテルを貼らないことだ。すでに貼ってあれば、それらをビリッとはがすことだ。

※マイナスの自己イメージを持ってはいけないのだ。

 自分の欠点を欠点と捉えない

「内向的」、「消極的」はネガティブなレッテルだと書いたが、自分の中で、それらはネガティブなレッテルではない、としてしまえば、ネガティブなレッテルを貼るもはがすもなくなる。

たしかに、それらは、(上で仮に設定した理想である)「外向的」、「積極的」というイメージとは対極に位置するイメージではあるが、外向的な人にも内向的な面はあるし、積極的な人にも消極的な面はあるのだ…と考えれば、別に「内向的」、「消極的」はネガティブなレッテルではないのだ。

※そもそも内向的なことは、悪いことではない。

人には両面あって、単にどちらの面がより強く表に出ているかだけの問題だ、バランスの問題であって、良いも悪いもない…そう考えれば、マイナスの自己イメージを持つことはないだろう。

単に「マイナスの自己イメージを持ってはいけない」とするよりも、こちらの考え方を採用した方がいいのかもしれない。※納得&実践しやすくなるだろう。

 言葉の使い方に注意を払う

普段の言葉の使い方に、注意を払いたい。

たとえば、楽しくもなんともないときであっても、無理に笑顔を作ると楽しくなることがある。

気持ちが落ちているときに無理にでも笑顔を作ると、落ち込みが緩和されたり、少し気持ちが上向きになる…これは事実だと思います。このことは個人レベルでかんたんに実証できますので、今度ためしてみてください
出典:笑顔の効果はたいしたもの

笑顔というアウトプットをきっかけにして、内面に変化が起きるのである。

この現象で注目したいのは、以下の二点だ。

1)アウトプットから内面が変化することがある(内面がアウトプットに合わせる)
2)無理やりなアウトプットでも効果がある

人が発する言葉もアウトプットだ。そう考えれば、言葉にも同様の効果が期待できる。

・否定的な言葉を使わない

人は肯定的な言葉よりも否定的な言葉に強く反応する。

ツイッターなどでもそうだが、自分の発言に対する(他人の)肯定的な言葉よりも、否定的な言葉が頭に残る。5つ肯定的な反応があっても、1つ否定的な反応があれば、そちらが頭に残るのだ。

なので、まずは自ら否定的なアウトプットをしないようにしたい。

たとえば、「疲れた」、「疲れた」と口にしていると、気持ちが沈んで実際に疲れている以上に疲れてくる。「疲れた」が口癖になっている人は、普段から疲れているように見える。自らによるネガティブなアウトプットというのは、それほど強力なのだ。

・自己暗示が効くかどうかは微妙…

ただし、自己暗示が効くかどうかは微妙だ。

私はただ「自分は外向的だ」、「自分は積極的だ」と口にしても、あまり効果はないと思っている。しないよりは、した方がいいかも??…その程度の認識だ。

なぜなら、心の中で「自分はウソをついている…」と感じるからだ。笑顔の場合は、無理に笑顔を作っても、自分はウソをついている…とは考えないが、自分のコンプレックスに関わる話になると事情が変わる。その種の問題は、それだけ根が深いのだ。

なので、もし自己暗示の言葉を口にするなら、「自分は外向的になりつつある」、「自分は積極的になる過程にいる」とした方がいいのかもしれない(ウソにならないため)。ただ、これらの言葉がどの程度効果を発揮するのか、私にはわからない。

 理想の人から幼児のように学ぶ

自分が理想だと思う人から、幼児のように学べばいい。

幼児が人から学ぶプロセスを想像してほしい。観察 ⇒ 模倣 ⇒ 失敗(成功)、の繰り返しだ。最初は上手くいかなくて酷いものだが、何度もこのサイクルを回すうちに、徐々に様(さま)になってくる。そして、気がついたらいつの間にかモノにしている。

これをやればいいのだ。幼児にできて、大人にできないはずはない。

積極的になりたいのであれば、積極的な人をよく観察する。

その人の表情や話し方、話すタイミングなど、行動を分解して観察・整理してもいいだろう。そして、自分でできそうな部分については模倣してみる。やってみてすぐに上手く行かなくても、何らかの手ごたえがあれば、そこを実践で磨いていけばいい。

このように上記のサイクル(観察⇒模倣⇒失敗(成功))を回して、積み重ねて行くことだ。そうすれば、最初は稚拙な模倣にすぎなかったものが、いつの間にか自分のモノになるだろう。

それは、理想(なりたい自分)に近づく、ということである。

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 まとめ

今回は、なりたい自分に近づく方法について書いた。

今回の記事で書いたのは、1)マイナスの自己イメージを持たない、2)自分の欠点を欠点と捉えない、3)言葉の使い方に注意を払う、4)理想の人から幼児のように学ぶ、の4つだ。

最初に、「レッテル効果があるので、マイナスの自己イメージを持ってはいけない」としたが、自分の欠点は欠点ではない、と合理的に自分を納得させた方がいいかもしれない。

そうすれば、マイナスの自己イメージを持つことはないだろう。

次に、言葉の使い方に注意を払いたい。笑顔の例からわかるように、アウトプットから内面が変化すること(内面がアウトプットに合わせるという現象)があり、言葉は重要なアウトプットだからだ。なので、 まずは自ら否定的な言葉を口にしないようにしたい。

最後に、理想の人から幼児のように学びたい。観察 ⇒ 模倣 ⇒ 失敗(成功)、の繰り返しだ。

幼児というのは、失敗しても人の目を気にしないし、失敗して恥ずかしいという気持ちはない(あっても薄い)。なので、失敗を重ねてもどんどんこのサイクルを回し続ける。

このメンタルの強さ(?)を見習いたい。理想の人の言動を観察して、部分的でもいいから真似ることだ。幼児の学習サイクルを何度も回せば、そのうち様(さま)になり、気がついたらモノになっている。それが、なりたい自分に近づく、というプロセスなのだ。