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不器用な生き方をやめたい

無駄なプライドは捨てた方がいいんじゃない?

以心伝心に頼らない|言わなければわからない

コミュ障を改善する

あなたは、「言わないでおこう」と思うことがないだろうか。

他人との軋轢や手間をかける面倒さを避けるために、相手に言いたいことがあるけれど、「言わないでおこう…」と考えることがある。ちょっと自分が我慢していれば、そのうち相手が気づくだろう…わざわざカドを立てることはない、そのために余計な時間とエネルギーを使うことはない、と考えるのである。

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この感情は、距離の遠い人にもあるし、近い人にもある。距離の遠い他人はもちろんだが、距離の近いパートナーや家族に対しても、同様の感情を抱くことがある。もしかすると、後者の方が数としては多いかもしれない。

 言わなくてもわかってくれる、は危ない

「以心伝心」という言葉があるように、相手に対し自分が強く思っていることは、相手に伝わる…これはある意味正しい。相手のことを「お前のことが大嫌いだ」と思っていると、大抵その思いは相手に伝わることになる。※ネガティブな思いは伝わりやすい。

たしかに、そのような好きとか嫌いとかの感情は相手に伝わるかもしれないが、内容が少し複雑になるとそうはいかない。夫婦やカップルの間でも、「この話は(相手は)了解しているだろう」と思っていると、実は「そうではなかった…」ということが後でわかったりする。

たとえば、カップルにおける誕生日のプレゼントにしても、「必ずあげるもの」ではない。

彼女は何年もの間、彼が誕生日プレゼントをくれなくてもガマンしようとしました。ついに怒りが込み上げてきて彼にぶつけても、彼は、「仕事で忙しい」と言うばかりです
出典:http://soap1.biz/category4/entry31.html

自分は当然もらえるもの…と思っていても、そうとは限らない。「自分もいらないし、相手にもあげない」という考え方はあるだろう。また、食事を相手の誕生日におごることが、プレゼントになる、という考え方もあるだろう。このように、二人の間に当然の「暗黙の了解」のようなものがあると思っていても、相手が同じ考えを共有しているとは限らないのだ。

※言われてはじめてわかることがある。

 不満が「怒り」に変わることがある

言いたいことがあるけれど、ちょっと我慢して「言わないでおこう…」とすると、それは小さな不満になる。そのときは、そのうち状況が変わるだろう、相手が気づくだろう…と自分を納得させるが、そのまま状況が変わらなければ、その不満は成長して大きくなる。

たとえば、1年つき合ったカップルがいて、女性の方がそろそろ「結婚したい」と考えているとする。それを直接言葉にして相手に伝えるのは気が引けるので、機会があるたびに、遠まわしに結婚したいことを匂わせるトークをする。

彼はこちらの気持ちに気づいているはずだ…と思うも、彼の反応は鈍い。

"好き"という感情は、ひとたびその思いが一方通行になったり、裏切られたと感じたりすると、"不安""怒り""嫉妬""恨み"といったマイナスの感情に変化してしまいます
出典:http://u-rennai.jp/contents/course/4/

そうなると、不満を感じイライラしてくる。デートも食事も楽しくなくなってくる。その不満が成長して大きくなると、いつしか怒りに変わる。「なぜわたしの気持ちがわからないの!」となるのだ。この怒りは、何かをきっかけにして爆発する。そうなると、二人の関係は暗雲に包まれる。

この行き違いが、別れるきっかけになるかもしれないのだ。

 言わなくてもわかってくれる、をやめる

そもそも、「言わなくてもわかってくれる…」という前提を立てるからおかしくなるのだ。

気の利いた男性であれば、記念日には何も言わなくても女性にプレゼントをするだろう。この状態では、(女性側からみれば)「言わなくてもわかってくれる」が成立しているが、その後結婚して子供ができたら…(子供のことが中心になり)状況が変わってくるかもしれない。

相手が同じ人物でも、状況の変化で「言わなくてもわかってくれる」が成立しなくなることがあるのだ。もちろん、気の利かない男性であれば、最初から「言わなくてもわかってくれる」は成立しない(笑)。

そうであれば、そのような前提は誰に対しても、安易に持たない方がいいのかもしれない。少なくとも、無条件では持たない方がいい…ということになる。言わなくてもわかってくれる…は、他人間では通用しないと考えた方がいい。※たとえ、夫婦やカップルでも他人だ。

 言わなければわからないので、言う

人はひとりひとり違う。たとえ家族であっても違う。

性格や考え方、認識の方法、思考パターンも違う。人は自分とは違うので、その違いを尊重するために、おたがいの考えを言葉にして確認すべきだ…と思えないだろうか?

たとえば、婚活をしていたAくんの話がある。彼は婚活サービスを通じてある女性と知り合った。初対面でそこそこ意気投合し、二度目、三度目と会うことになった。

会う回数が増えるにつれて、お互い打ち解けデートのような雰囲気になっていった。Aくんは、当然このまま「つき合い」に発展するのだろう…と思い、相手も同じ気持ちだろうと思っていた。

しかし、若干彼女に読めない雰囲気もあったので、五度目のデートではっきりと「付き合ってほしい」と言葉にして伝えたそうだ。彼女はその場では言葉を濁し、後からメールで「NO」の返事をしてきたそうだ。

Aくんは、これまでの彼女の言動とそのお断りの内容から、彼女の目的が「暇つぶし」と「食事」だったことが(やっと)わかったそうだ。彼は、あの時点で相手に言ってよかった、あのままズルズルは最悪だった、傷が浅くて済んだ…と話していた。

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結果はふられた形になったが、Aくんはそこで言って正解だった。言わなければわからない(気づかない)ことがあるので、言えばいいのだ。

 まとめ

今回は、「言わなければわからない」というテーマで書いてみた。

他人との軋轢や手間をかける面倒さを避けるために、相手に言いたいことがあっても自重することがある。距離の遠い他人はもちろんだが、距離の近いパートナーや家族に対しても、そんなことがある。

自分が強く思っていることは、相手に伝わることがあるが、内容が複雑になるとそうはいかない。夫婦やカップルのような近い関係の相手でも、「この話は(相手は)了解しているだろう」と思っていると、実は「そうではなかった…」ということがある。相手が同じ考えを共有しているとは限らないのだ。

言いたいことがあるけれど、ちょっと我慢して「言わないでおこう…」とすると、それは小さな不満になる。そして、(相手の対応により)その不満が成長して、怒りに変わることがある。怒りは何かのきっかけで爆発する。そうなってしまうと、トラブルに発展することになる。

人はひとりひとり違う。たとえ家族であっても違う。

したがって、人は自分とは違うので、その違いを尊重するために、おたがいの考えを言葉にして確認すべきだ…と思えばいい。言わなければわからないので、言えばいいのだ。