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無駄なプライドは捨てた方がいいんじゃない?

上手く断る方法を整理してみる

あなたは、相手の依頼を受けられないとき、上手く断ることができるだろうか。

上手く断るのが苦手だ…という人は多いと思う。はっきり断われずに曖昧な態度をとり、「察してくれよ…」ということもあると思う。スルーして、事実上断ることもあるだろう。だが、いつまでもそれではまずい。断われずに逃げを打つようでは、大人の態度とは言えないだろう。

今回は、上手く断る方法を整理してみたい。

目次

複数の上手く断る方法から選ぶ

電話で上手く断る女性

断わるケースはいろいろあり、避けては通れないものだ。

仕事でもプライベートでも、相手の依頼などを止む無く断る、という場面は必ずある。そして、そのときどう断るかによって、相手とのその後の関係が良い方にも悪い方にも変わる。

信じられないかもしれないが、上手く断れば、良い方に変わることもあるのだ(自分のことを軽くみていた相手が、一目置くようになることもある)。

この問題の複雑なところは、「唯一無二の正解」という断り方がないことだ。相手との関係や状況によって、最善(と思われる)断り方は変化する。したがって、あらかじめ複数の断り方のパターンを頭に入れておき、相手や状況に応じ選択して取り出す…という作業が必要になる

代替案を出す

上手な断り方のひとつは、代替案を出すことだ。

断るときに代替案を出せば、相手はそれほど感情を害することがない。

代替案次第ではあるが、全く気分を害さないことも普通にあるだろう。実現可能な代替案を出すということは、こちらから「相手に歩み寄る」ということだ。したがって、相手は(ないがしろにされたとは感じず)それほど気分を害さないのだ。

この場合はもちろん、こちらが出した代替案を相手が了承すれば、それを誠実に実行しなければいけない。したがって、自分が実行できない代替案を提示してはいけない。

また、(事実上)実現不可能な代替案を提示してもいけない。断りたくて無理なことを言っているな…と、相手に見透かされてしまうからだ。

人を紹介する方法もある

また、人を紹介するという手段もある。

自分はできないけれど、それだけ(断るだけ)では申し訳ないので、変わりの誰かを紹介します、というものだ。これも、「相手に歩み寄る」上手な断り方だ。ここまで言うと、相手も納得する可能性が高くなる。もちろん、紹介する人とは、良い人間関係を保っておく必要がある。

そして、逆に自分が紹介されても、OKとするべきだ。

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上手く断るために「間」を置く

断るときに、「無理です」と即答すると、相手は気分を害する。

たとえば、あなたが壊れたバッグを修理したいと思い、お店に持って行ったとしよう。

あなたがそのバッグを店員に見せた瞬間、「あーこれは無理ですね」と即座に言われたら、どう思うだろうか?「ちゃんと見たのか?」、「何か手段はないのか?」と思うのではないか。

同じ断られるにしても、壊れた個所をよく調べてもらってから断られる方が、納得できるはずだ。相手の依頼を即座に断るということは、「自分を尊重していない」と理解される恐れがある(実際に尊重していないのかもしれないが…)。そうなると、相手はイラッとするだろう。

少し間を置くということは、「相手の感情に歩み寄る」ということでもあるのだ。

沈黙を入れるという方法もある

沈黙を使って上手く断る女性

沈黙というのも「間」だ。この間を使う方法もある。

上司から仕事の依頼を受けて沈黙する…ということはできないかもしれないが、同僚からの仕事の依頼やプライベートでは使えるだろう。

具体的には、「う~ん」という感じで黙ってみる。相手はその様子をみて、「難しいかな」と思うだろう。そして、もしかすると、自分から依頼を取り下げるかもしれない。そうなれば、(とりあえずではあるが)波風立てずに断れた、ということになるだろう。

「間」はクッションの役割を果たす。少し間を置くことで、相手は「断られるかもしれないな」という気持ちの準備ができる。そうすれば、その後、断ったとしても、相手が受けるショックは少なくてすむのだ。※沈黙しながら、考えている素振りを見せればいいだろう。

相手にトレードオフを意識させる

相手に「トレードオフを意識させて断る」という方法がある。

これは、上司や取引先など、依頼を断りにくい相手の場合に有効な方法だ。

上司に仕事を依頼された場合、

たとえば、「今○○、××の仕事を抱えていますが、それらより優先して行う仕事ですか?」、「○○や××の仕事が遅れたり、質が落ちる可能性がありますが、それでも構いませんか?」、最後の手段は、「私が健康を害する可能性がありますが、それでも構いませんか?」と返す(笑)。

※相手次第では、上手く断る方法になる。

相手が合理的であれば通用する

最後のフレーズは、本当に理不尽な要求をされたとき以外は、使うことのないフレーズだが、ポイントは、相手にトレードオフを意識させるということだ。

その依頼を受ければ、どこかで支障が出る…ということを意識してもらうのだ。「あなたの利益になりません」ということを、暗示することになる。

まともな上司であれば、(そう言われたら)トレードオフのことを考えて、仕事を依頼するかやめるか、合理的に決めるだろう。それでも仕事を依頼するのであれば、あなたが言及したトレードオフを受け入れるはずだ。※あなたが条件を付けることに成功した…ということになる。

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まとめ

今回は、上手く断る方法についてまとめてみた。

今回の記事で書いたのは、1)代替案を出す、2)「間」を利用する、3)相手にトレードオフを意識させる、の3つだ。逆に言えば、これらに反した断り方はまずいということだ。

相手の依頼を即座に断れば、依頼した相手はリスペクトされていないと感じ、不快な気分になるだろう。代替案を出さずに断るという行為も、それに近いものがある。代替案を出さずに即座に断れば、悪い意味で最強だ(笑)。そうすれば、人間関係が確実に悪くなるだろう。

相手にトレードオフを意識させるという断り方は、やや高度な断り方だと思う。相手が合理的な思考の持ち主であれば、あっさり納得するだろう。見栄を張ったり、無理や我慢をして相手の依頼を受けると、受けた本人だけではなく、依頼した方も後悔する結果になりがちだ

そうであれば、最初から上手く断った方がいい場合もあるのだ。

今回の記事:「上手く断る方法を整理してみる」