不器用な生き方をやめたい

無駄なプライドは捨てた方がいいんじゃない?

少しでも資産を増やす方法

あなたは、資産を増やす努力をしているだろうか。

無駄遣いを減らして、預貯金をしている、という人は多いと思うが、多くの場合、それだけでは不十分だ。無駄遣いを減らすことには限界があるし、預貯金にしても少額をコツコツ貯める…ということにしかならないためだ。チリツモ効果はあっても、実感としては微々たるものだ。

 資産を増やす努力が必要

資産を増やそうと思えば、ある程度リスクを伴う投資は必須だ。

利回りのいい投資をして、「複利の力」を使うことがベストに近いと思う。もちろん、そんなことをしなくても、会社からの給与やボーナスなどのフロー収入だけで資産を築ける場合もある。

税引き後のキャッシュフロー>>生活費

であれば、自然に資産は増えるだろう。

しかし、そもそもそういう人はひと握りだし、そういう人たちでも、「明日」のことはわからない。内部(家族構成など)や外部(勤務先など)の環境の変化により、将来どうなるかわからないのだ。今日足元がしっかりしていても、明日(数年後)には、足元が緩んでくるかもしれない。したがって、今足元が盤石な人でも、別の方法(別トラック)で資産を増やすことも考えた方がいいだろう。以下、少しでも資産を増やす方法について書いてみたい。

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 資産からフロー収入を生み出す

資産を少しでも増やそうと思えば、資産(ストック)からフロー収入を生み出すことを考える必要がある。あなたは、資産(ストック)からのフロー収入と聞いて、何を思い浮かべるだろうか?身近なものでは、預金の金利国債金利などからの収入がある。※ブログの広告収入もそうかもしれないが、以前書いたように、ブログは逓減する資産であることに注意。そのほか、貸し株の金利収入などもある。

現在の銀行預金の金利は、1年以上の定期だと、せいぜい0.2~0.3%程度だ。国債金利(10年)もここのところ、0.3%を切る形で推移している。国債金利については、今後トレンドが変われば、上昇する可能性がある。銀行の金利については、上がるイメージが想像できない。したがって、これらのリスクの低い投資(あえて投資だと考えてみよう)におけるフロー収入は、現在のところ0.3%程度だとしていいだろう

・投資として成立しているのか?

「投資」と考えるのであれば、問題は、その0.3%の金利収入を得ることが、資産を増やすことになっているのか?ということだ。これには、インフレ率(≒物価上昇率)を考える必要がある。つまり、金利がインフレ率を上回った状態にあれば、(実質的に)資産を増やすことに役立っているということが言えるのだ。※名目の資産が増えているのは間違いないが、問題は実質だ。

そこで、2015年のインフレ率を調べてみると、0.73%という値(推計)が出てきた。推計の値だが、この値が正しいとすると、0.3-0.73=-0.43%となり、マイナスの逆ザヤになってしまう。したがって、定期預金や国債を買うことを投資だと考えると、それらは(資産を増やすという点からみると)良い投資ではないことがわかる。

実質の資産が目減りしていることになる。ただし、だから預金や国債を買うことに意味がないというわけではない。海外では銀行の口座を維持するだけで、(条件を満たさなければ)口座管理料を取られることもある。名目の資産が目減りしないだけでも、いいのかもしれない。

 REIT(不動産投資信託)に投資する

資産を増やすための投資と呼ぶためには、とりあえず、(2015年のインフレ率から考えると)0.73%以上の利回りが必要であることがわかった。だが、インフレ率にはブレがある。

たとえば、2014年のそれは、2.75%だ(かなり高い山だ)。2008年には、1.38%という別の山を作っている。現在の政府がインフレ率2%を目指していることもあるので、(それが達成できるかどうかは別にしても)実質の資産を増やそうと思えば、2%を超える投資を目指した方がいいだろう

利回りの高い投資と聞いて、まず思い浮かぶのはREIT(不動産投資信託)だ。その利回りについては、こちらのサイトで確認することができる。

SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)-オンライントレードで株式・投資信託・債券を-

※株式:1.80%、REIT:3.44%

これは2014年のデータになるが、REITの運用利回りの高いことがよくわかる(株式の1.9倍)。個人的には、何年も前からREITへの投資をしたいと思っているが、いくつか理由がありできていない(好みでない、ということもある。今後の課題だ)。

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 株式に投資する

株式に投資する、という方法もある。

REITより、利回りの点で不利な株式だが、投資家への開示資料が多いため、比較的不透明感がなく、分析がしやすいというメリットもある。個人的には、REITよりこちらが好みだ。

キャピタルゲインを安易に狙ってはいけない

キャピタルゲインとは、売買をして得られる利益のことだ。株に限らず何でもそうだが、単純に安く買って高く売れば、利益が出る。そのとき生じる利益のことを、キャピタルゲインという。キャピタルゲインを得ることの何が必ずしもよくないかというと、失うものがあるからだ。

株は保有するだけで、配当などを受け取ることができる。しかし、株を売ってしまうと、配当などを得る権利を失ってしまう。安く買った株が高くなっているのであれば、(増配などで)配当などの利回りも高くなっている可能性がある。つまり、キャピタルゲインを得ることで、利回りの高い資産を手放してしまう可能性があるということだ。

今売って利益を確定することがいいのか、持ち続けて配当などのフロー収入を得る方がいいのか、このあたりの損得を考えずに、安易に売ってはいけないのだ。※損になるケース、得になるケース、どちらのケースもある。なので、損得を計算する必要がある。

・ 金の卵を産むニワトリを売ってはいけない

個人的には、株価がオーバーシュートしたときのみ、手持ちの株を売って、キャピタルゲインを取る方法がいいのではないかと思っている。まちがっても、金の卵を産むニワトリ(高利回りのストック)を安易に売ってはいけない。※オーバーシュートしたかどうかの判断については、個人のノウハウになる(ここで差が出る)。

余談だが、最近株で大損をしたというエントリが上がっていた。逆に数億儲けたという人もいるだろう。大きく儲ける人も大損する人も、キャピタルゲインを狙うタイプの投資家だ。信用でレバレッジをかけると、振れ幅がさらに大きくなる。もし、そのような投資をするのであれば、ハイリスク・ハイリターンを(投機的になることを)承知の上で、最悪のケースを想定して行うべきだ。

※よくわからないときに、キャピタルゲイン狙いの大きなポジションをとってはいけない。

・株式による利回りの目安

株式による(配当などの)利回りの目安だが、私は2.2%(税引き後)程度としている。この値は、個々の銘柄別に安全率をかけて厳しく見積もった(+税引き後)の数値で、株価サイトで表示される利回りとはかなり異なる。たとえば、株価サイトで利回りが3.1%と表示されている、ある銘柄の私の評価は、2.0%だ。

複利には「72の法則」というものがあって、72÷金利で、元金が二倍になる期間が計算できる。配当などによる利回りが2.2%であれば、元金が二倍になるまで、約33年かかる。大きな資産を作ろうと思えば、利回りによるフロー収入だけでは不足だということがわかる。また、買った株を「貸し株」にして、金利を受け取るという方法もある。その金利は、ボーナス金利のようなものを除けば、0.1%程度のようだ

※「貸し株」は、無担保貸し出しになるので、相応のリスクがあります。

 まとめ

資産を増やそうと思えば、投資が必要だ。

無駄を省いてコツコツ預貯金を積み上げる…ということは、もちろんいいことだが、それだけで資産を増やすことはできない(不十分だ)。ある程度資産を増やそうと思えば、どうしても投資が必要になるのだ。資産(ストック)からフロー収入を得る、という考え方が必要だ。そして、得たフロー収入は、すべて消費するのではなく、「複利の力」を使って回すことだ(再投資するということ)。そうすれば、資産は増えるだろう。

投資の例としてREITと株式を挙げた。両者のどちらが優れていると、一概に言うことはできない。一般に、利回りが高ければ、その分リスクも高くなる…ということがあるためだ。なので、単純に利回りが高い投資が優れている…ということにはならない。株式投資のノウハウについて少し書いたが、REITにもノウハウがあるだろう。投資の際は、よく勉強して行うことが大事だ。