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不器用な生き方をやめたい

無駄なプライドは捨てた方がいいんじゃない?

「あいさつ」でその人のことがわかる

ビジネス・自己啓発

あなたは、あいさつを自分からする方だろうか。

世の中には、「あいさつ」を自分からする人・しない人、「あいさつ」をされればする人、それでもしない人、いろいろなタイプの人がいる。多様でおもしろいと言えば、そのとおりだが、その対応の差は、一体何を意味するのだろうか?この差から、読み取れることは何だろうか。

今回は、「あいさつ」について書いてみたい。

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▼ 「あいさつ」でその人のことがわかる

「あいさつ」の対応で、その人のことがある程度わかる。

人間関係やコミュニケーションに関する考え方、性格や社会性、コミュニケーションの得手不得手が「あいさつ」に表れるからだ。たとえば、人間関係を広げようとする人は、積極的にあいさつをする。そのような意図がなくても、外向的な性格で、コミュニケーションが得意な人は、あいさつに積極的だ。

※人とのつながりを重視する人は、あいさつをする。

一方で、人間関係の拡張を望まない人や、内向的で他人とのコミュニケーションが苦手な人は、あいさつに消極的だ。そのようなタイプの人は、仮にあいさつをしても、表情が固かったり、声が小さかったりする。

人とのつながりを重視しない人は、あいさつに消極的なのだ。

▼ 「あいさつ」を自分からする人

街で赤の他人とすれ違ったとき、あいさつする人はいない。

なので、以下、近所や会社など、コミュニティー内での話とする。

特に顔見知りでなくても、「あいさつ」を自分からする人が一定の割合でいる。

このタイプの人は、好ましい行動を率直に体現できる人だ。顔見知りでなくても、相手が自分より年下であっても、(相手の属性に関係なく)自分からあいさつをした方がいいと思っている人は多いが、その考えを(自発的に)行動に転写できる人はそう多くない。

それは、その行動を阻害する要因があるからだが…「あいさつ」を自分からする人というのは、障害を乗り越える術を身に付けている、(ある意味)スキルの高い人だと評価することができる。

シンプルに言えば、コミュニケーション能力が高く行動できる人だ。したがって、このタイプの人は人脈を豊富に持っている可能性がある。また、人脈に加え行動もできるので、チャンスを掴む可能性が高い。さらに、自分から先に人に与えることのできる人なので、(総合的に考えると)社会的に成功しやすいタイプだ。※自分から与えることなしに得ることはできない。

▼ 「あいさつ」を自分からしない人

一方で、「あいさつ」を自分からしない人がいる。このタイプの人には二通りある。「あいさつ」をされればする人と、それでもしない人だ。※後者の人には、問題がある。

・「あいさつ」をされればする人

「あいさつ」をされればする人は、ごく普通の人だ。

自分から行動を起こす必要がなく楽なので、このタイプの人が最も多いのではないかと思う。

「相手が何か自分にしてくれれば、私も返しますよ」というタイプだ。リスクを避ける無難なタイプとも言える。仕事においても、自分からリスクを取るような能動的なアクションは起こさないが、指示された仕事はキチンとやりますというタイプだ。

・「あいさつ」をされてもしない人

少数ではあるが、「あいさつ」をされてもしない人がいる。このタイプの人には、問題がある。職場にいれば、トラブルメーカーになる可能性が高い。

「合理性を取り違えている人」

「お前にあいさつしても仕方がないから、あいさつしない」というタイプの人だ。

同じコミュニティーの住人であっても、自分とは接点がなく関係がない。今後も同様だと考えて、あいさつする必要性を認めず、あいさつしないのだ。社会的なマナーより、独善的な合理性を優先するタイプの人だが、残念な人に分類される。

このタイプの人の問題点は、相手の気持ちを全く考えていないということだ。

人の気持ちを傷つけてもいいことはない。ましてや、同じコミュニティーの中の人だ。いつどこで意趣返しをされるかわからない。ADを邪険に扱った芸能人が、後に出世した元ADから邪険に扱われるという事例を耳にするが、そういうことは起こり得る。

実は、合理的でもなんでもないのだ。

「好き嫌いの激しい人」

好き嫌いの激しい人は、嫌いな人に対しあいさつをしない。

好き嫌いの激しい人でも、「あいさつをされれば、あいさつを返す」というマナーぐらいは知っている。しかし、「嫌い」という感情が強いため、マナーを守るという(当たり前の)ことがむずかしくなるのだ。感情を優先させるため、合理的な判断ができなくなっている…という状態だ。

結果、好きな人にはあいさつし、嫌いな人にはあいさつしない…ということになるので、こういう感情に基づく差別的な振る舞いを会社などでしていると、評判は地に落ちるだろう。 

「自己肯定感を失っている人」

自己肯定感を失って、全く自分に自信のない状態の人も、あいさつを返さないことがある。

このタイプの人は、他人が自分にあいさつをしてくるというシチュエーションを想定(想像)していないのだ。誰かが自分にあいさつをしても、「えっ!自分の後ろにいる人にあいさつをした?」、「自分にあいさつなんかしないよね…」と思い、後ろを振り返るタイプの人だ。

普通の人でも、何かの出来事により、一時的に大きく自己肯定感を失ってしまうと、このような状態になり得る。

「他人とコミュニケーションを取りたくない人」

他人とコミュニケーションを取りたくない人は、当然のごとくあいさつを返さない。

相手と終始目も合わそうとしない。最初から他人をシャットアウトしているので、相手は「非礼な人」だと思うだろう。終始視線を下に落とし、うつむきがちに歩いていることが多い(ソッポを向いていることもある)。職場では、「変わり者」のレッテルを貼られることになる。

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▼ 自発的な「あいさつ」を妨げる要因

自発的な「あいさつ」を妨げる要因がある。

これらを乗り越えられるかどうかで、自分からあいさつできるかどうかが決まる。

・嫌な記憶

自分からあいさつをして、嫌な思いをしたことがあるというものだ。

自分からあいさつをしたとき、相手に無視されると、誰でも嫌な気持ちになる。

たいていの場合は、あいさつを返してもらえるものだが、中には少数だが無視されるケースもある。特に敏感な人は、あいさつを返してもらったケースよりも、無視されたケースに大きく反応するのだ(人はネガティブな事象に反応しやすい)。

そして、嫌な思いをするぐらいであれば、自分からはやめておこうとなるのだ。

・不要なプライド

「どうして自分からあいさつをしなければいけないのか?」と思う人は、不要なプライドを持っている。そして、不要なプライドを持っていると、自分からあいさつすることができない。

年齢や社会的な属性で、相手を見下すタイプの人は、「相手が自分より下だ」と思えば、自発的なあいさつをしない。このタイプの人は、優越感や劣等感を抱きやすいタイプで、人を見て自分の対応を変えるタイプでもある。

不要なプライドを一度身にまとうと、それを脱ぎ捨てることはなかなか難しい。ある程度の年齢以上になると、誰もそのことを指摘することがなく、自分で気付く以外に是正するチャンスがなくなってしまう…ということもある。

・不安、怖れ

自分からあいさつしたときに、相手に無視されるのではないか…という不安や怖れだ。

この障害に対しては、有効な対策がある。1)最初からワーストケースを想定しておく、2)あいさつは自分のために行うものとする、3)あいさつの返しがなければ、観察(分析)モードに入る、の3点だ。

たとえば、最初から相手に対する期待値を低くして、あいさつは返ってくれば儲けもの…ぐらいに思っておけば、あいさつを返してもらえなくても、ダメージは小さいだろう。

・シャイネス

これは、自分から声をかけるのがはずかしい…という感情だ。

シャイで内向的な人は、自分から動くのが苦手だ。コミュニケーション下手なことを認識しているため、「苦手な分野なので、自分から動いて失敗したくない…」という思いが強い。

頭では「自分からあいさつした方がいいよね」と思っていても、その考えを行動に移すことができないのだ。萎縮した状態と言っていいだろう。※自己のボトルネックに引っかかった状態だ。

▼ 結局、どうすればいいのか?

つまるところ、どうすればいいのか?ということだが、自分からあいさつできる人は、そうした方がいい。相手の属性にかかわらず、自分からあいさつしよう。

それは、自分のためになるし、相手のためにもなる。もっと大きく言えば、コミュニティーや社会のためにもなる。※プラスのことをしていれば、作用・反作用の法則により、プラスが返ってくる。

問題は、自分からあいさつできない人だ。ひとつの提案だが、相手との距離がある程度詰まったとき、自分から相手の目をみて、会釈をするという方法がある。これを採用してみてはどうか?声に出さなくてもいいが、自分から視線を合わせて目礼するのだ。

こうすれば、相手を無視したことにはならず、相手を不快にさせることもないだろう。

※相手がこちらを無視していれば、軽い目礼だけでいい。

また、あいさつ(目礼)を返してもらえなかったときのダメージも、最小限に抑えることができるのではないだろうか。あいさつに限らず、なんでもそうだが、多少のリスクはとって、自分から行動するようにした方が、いい結果になりやすいのだ。