不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

世渡り上手な人の特徴3つ|小賢しくてあざとい人?

あなたのまわりにも、世渡り上手な人がいると思う。

あなたはその世渡り上手な人に対し、どのような印象を持っているだろうか?

もしかすると、「あざとい」、「小賢しい」、「調子が良い」など、あまり良い印象を持っていないかもしれない。そのタイプの人は嫌いだ、という人も少なからずいるだろう。

だがもしかすると、世渡り上手な人から何か学べるかもしれない

今回は、世渡り上手な人の特徴について書いてみたい。

目次

世渡り上手な人とは?

世渡り上手な人とは、どのような人だろうか?

「世間をうまく渡る」術を身につけた人、処世術に長けた人のこと。また、有利な人間関係を築いたり、恵まれた暮らしを実現している様子。
天性の才能として「世渡り上手」である人もいれば、社会的に揉まれた結果として「世渡り上手」になる人もいる。反対語は、「世渡り下手」
出典:世渡り上手とは - はてなキーワード

シンプルに言えば、処世術に長けた人のことだ。

もともと世渡り上手な人もいるし、後天的に世渡り上手になる人もいる

※後天的に世渡り上手になった人は、学習して自身を最適化した、ということだろう。

不器用な人にこのタイプの人はいない。不器用な人は、世渡り上手な人にやっかみを覚えつつ、そのような生き方はしたくない、と軽蔑したり、見下すようなところがあるのだ。

※素直ではないかもしれない(笑)。

このタイプの人から学ぶことができる

だが、そのような頑なな視点を捨てれば、世渡り上手な人から学ぶことができるのではないだろうか?世渡り上手な人の特長を上手く(カスタマイズして)自分に取り込むことができれば、必ずプラスになると思う。※まずは、世渡り上手な人に対する嫉妬や偏見を捨てることだ

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ポジティブで人的な魅力がある

世渡り上手な人は、基本ポジティブだ。

※ネガティブで世渡り上手…という人は見たことがない。

たとえば、「笑顔の力」というものをよく理解している。

相手に笑顔を向けるということは、(実際に思っているかどうかは別にして)「あなたのことを大事に思っていますよ」というメッセージになります。それだけで、相手の「承認欲求」を満たすことができるのです。なので、相手は承認されたと感じ良い気分になるというわけです。

 

あなたが笑顔で相手を「承認」すれば、相手からも承認されやすくなります(返報性の法則)。そうなると、二人の間にいい関係ができますよね?このような関係が増えていけば、あなたを取り巻く人間関係は必然的に良くなります。
出典:笑顔の効果はたいしたもの

 そして、実践しているのだ。※自然に行える人もいる(才能タイプ)。

相手に感じよく接する、笑顔を見せる、ということは、相手に自分から「与える」ということだ。自分から与えれば、相手から返ってくる可能性が高い(与えなければ、可能性は0に近い)。

不器用な人は、自分から与えたときに、相手が返してくれないケースを必要以上に恐れて(傷つくことを恐れている)、自分から与えることができない、という言わば「すくんだ状態」になっている。その状態は好ましくない、と認識すべきだ。※不器用な人には、ナイーブなところがある。

助けを求めるスキルがある

世渡り上手な人には、助けを求めるスキルがある。

不器用な人は、「人に弱みを見せるのは嫌だ」、「人に借りを作るのは嫌だ」と思い、なかなか他人に助けを求めようとしない(プライドが邪魔をしている状態)。

ギリギリまで自分で頑張って、それでもダメだと思ったときに、ようやく他人のところへ問題を持ち込むが、「どうしてもっと早く相談しなかったのか?」となることが多い。

たとえば、「人に弱みを見せるのは嫌だ」と思う人。人に助けを求めることができれば、好感を持たれるという事実があることをご存じでしょうか?

助けをもとめること=人に弱みを見せること ではなく、 助けをもとめること=相手の価値と可能性を認めている表明 だとしてみてはどうでしょうか?このように認知を組み替えればいいのです。
出典:助けを求めるというスキル

 実は人には、頼られると「うれしい」という心理がある。

もちろん相手がクレクレの場合は、うれしいとは思わないが(逆にウザいと思う)、そうでない場合は、自分の価値を認めて助けを求めてきたのかな…と思うためだ。世渡り上手な人は、この人の心理を知ってか知らずか、巧みに突くことができるのだ(人たらしたる所以だ)。

上の世代とのコミュニケーションが上手

世渡り上手な人は、上の世代とのコミュニケーションが上手だ。

わたしが20代のころ、会社の30代半ば~の人たちと、どのようなコミュニケーションをとればいいのか、全くわからなかった時期がある。そのときは、年齢がひと回り違えば、異人種というイメージを持っていた。今の20代にも、同じ感覚を持つ人は多いだろう。

だが、若くても世渡り上手な人は、そうではない。

上で述べたように、ポジティブで人的な魅力があるため、上の世代の人たちからは、好印象を持たれやすい。また、助けを求めるスキルがあるため、上の世代の人たちとコミュニケーションをとる機会が増えるのだ。上の世代の人たちからすれば、好印象のある若い人に助けを求められて、悪い気はしないだろう。

※おやじころがし、のできる人だ。

チャンスをつかむことができる

会社の上の人たちと良い関係を築くことができれば、引き上げてもらえるチャンスも増えるだろう。

わたしは20代のころ、仕事の関係で、(今から思えば超ラッキーなことだが)雲の上の人と会食するチャンスがあった。実際に対面してみると、その人の発するオーラに圧倒されて、ほとんど何も話せない状態になってしまった。こんなことではダメなのだ(苦笑)。

世渡り上手な人であれば、このようなチャンスをものにできるかもしれない。

※実際にものにできるかどうかはわからないが、可能性が比較的高くなる、ということだ。なので、チャンスの回数が増えれば、そのうちつかむことができるだろう。

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まとめ

今回は、世渡り上手な人の特徴について書いた。

まとめると、

1)ポジティブで人的な魅力がある
2)助けを求めるスキルがある
3)上の世代とのコミュニケーションが上手

ということだ。

1)ポジティブで人的な魅力がある、2)助けを求めるスキルがある、があるから、3)上の世代とのコミュニケーションが上手、につながるのだろうな…と思う。

才能や育ちで、気がつけば世渡り上手だった、という人もいると思うが、後天的に世渡り上手になることも可能だと思う。いきなり、ベースがネガティブな人にポジティブになれ、と言っても無理だし、他者に助けを求めることをよしとしない人に、助けを求めろ、と言っても無理だ。

なので、自分比で徐々に改善していくことだ

地道に改善を続けて、それが閾値に達すれば、「世渡り上手な人」になった、ということだと思う。そこまで行かなくても、 最初に述べたように、世渡り上手な人の特長を上手く自分に取り込むことができれば、必ずプラスになるだろう。※日々、改善の努力が必要だ。

今回の記事:「世渡り上手な人の特徴3つ」