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自分らしく生きる方法4つ|自分らしく…で自分を活かす

あなたは、自分らしく生きている、と感じているだろうか。

どんなときでも、「自分らしく生きている」という人もいれば、そうではないな…と感じている人もいるだろう。また、シチュエーションにより自分らしさを出せたり、出せなかったり…という人もいるだろう。※会社では「自分らしくいられない…」という人もいると思う。

今回は、「自分らしく生きる方法」について書いてみたい。

目次

 

自分らしく生きる方法は

まずは自分を知る

まずは、自分をよく知ることだ。

たいていの人は、自分の長所と短所が何か…ということは薄々わかっている。

人は欠点により目が行きやすいため、長所よりは短所の方をよく認識しているかもしれない。

長所よりも短所の方がイメージしやすいかもしれないが、長所と短所は(コインの裏表のように)表裏一体なので、短所の裏には必ず長所がある。※裏にある長所を見落としてはいけない。

したがって、短所がひとつあれば長所もひとつある、という関係になる。自分を知るためには、一度長所と短所を書き出して視覚化すればいい。※短所から長所を考える思考も必要になる

自分にOKを出す

そして、自分にOKを出したい。

自分の個々の言動を鑑みれば、改善すべき点はいくらでもあるだろう。

だが、本質的な部分については、OKを出そう。持って生まれた気質や(本質的な)長所と短所については、それでOKとしよう。ここを自分で否定してしまっては、それで終わってしまう。

せっかくの長所を活かすことができず、社会的に沈んでしまうだろう。

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根本から変えようとすると…

短所をいじれば、長所が長所でなくなったりする…ということがある。

たとえば、アスリートがこれまで以上の筋トレを行い、筋力を向上させたのはいいが、そのために動きにキレがなくなり、全体としてのパフォーマンスが落ちた(自分の特長が消え、自分らしくなくなった)…というエピソードがある。また、フォームの欠点を改善しようとして、フォームの全面的な見直しに取り組んだが、結果的には失敗におわる…という例は普通にあることだ。

なので、 本質的な部分についてはOKとし、特長を伸ばす…という方がいいのだ。

自分軸を立てたい

自分を知ることは、自分軸を立てることにつながる。

先のアスリートの例でいうと、自分の最大の特長はからだのキレだ、ということがわかっていれば、多少の欠点の改善と引き換えに、自分の最大の特長を失うようなことはしないはずだ。

欠点を改善する、というよりも、「欠点も含めて、持っているものをどのように上手く使うか」を考える…ということだ。そう考えて自軸を立てれば、自分らしさから逸脱することはない。

自分を知り自分の本質にOKを出し、自分軸を立てる。自分の旗を立てる、としてもいい。

好きなことをする

自分の好きなことをする、ということは、自分らしく生きるための必要条件だと思う。

自分が好きなことをしないと、「自分らしく生きていない」という思いに、常に苛まれることになるからだ。「こんなことはやりたくない」、「生活のために仕方なくやっている」、「別のことをしたい」と思いながら仕事をして、「自分らしく生きている」と思うことはむずかしい。

好きになるか好きな仕事を

仕事であれば、

結局、仕事で幸せを感じたければ、今の仕事を好きになるか、好きな仕事をするしかないのだ。もし今の仕事を続けるのであれば、「仕事を嫌いになる」という選択肢はないと気づきたい。
出典:仕事を楽しむ方法

今の仕事を好きになるか、好きな仕事をするか…の二択だ。

今の仕事を見直し、「おもしろ味」を発見して好きになるか、今の仕事をやめて好きな仕事をするか…の二択になる。ただし、好きなことを仕事にした途端、興味が半減したり、純粋なやる気を失ったり…ということはある。なので、そのあたりのリスクについても頭に入れておくことだ。

好きなことをする以外に、自分らしく生きる方法はないと思う。

自分のことに集中する

自分のことに集中することが、自分らしく生きることにつながる。

自分のことに集中する、というのは、他人のことに関心を持たないとか、他人に対して気配りをしない…ということではない。他人の歩みではなく、自分の歩みに集中する、ということだ。

簡単にいえば、他人と比較しない、他人との比較で自分を評価しない、ということだ。

他人と比較して評価しない

そうは言っても、競争はどこにでもあるので、他人との比較をしたくなる。

なので、自分の中で、パラダイムシフトが必要だ。

競って上にのぼる…というイメージではなく、平面を歩く…というイメージだ。
そして、誰かが自分の前にいても、後ろにいても、追い抜いても、追い抜かれても、そのことに関心を向けるのではなく、もっと自分の歩みに関心を持とう、集中しよう…ということだ。※自分が前に進むことに価値がある。
出典:負けず嫌いの長所と短所|活かす方法も

「自分が前に進むことに価値がある」とすることだ。

歩いていれば、抜くことも抜かれることもあると思う。だが、他人の歩みがどうあれ、自分が前に進んでいれば、それでOKなのだ。※抜く・抜かないに集中してはいけない。

他者を「仲間」だと思う

また、他人は仲間だと思うことだ。

自分の前後にいる人は、同じ時代を生きる仲間だと思えばいいのだ
他人の不幸を喜び、他人の幸福に落胆したり嫉妬する人がいるが、他人の不幸で自分が勝ったと思い、他人の幸福で自分が負けた…と思うからだ。このような意識を持つ「負けず嫌い」ではダメで、もしあなたにそのような感覚があれば、あなたの負けず嫌いは良い方向に機能しない。
出典:負けず嫌いの長所と短所|活かす方法も

他人を敵だ、競争相手だ、と思うと、どうしても身構えてしまう。

常に他人を警戒して身構えているようでは、「自分の良さ」は出ないだろう。自分のリソースを他人を警戒することにさいてしまうため、「自分の前進」という部分にさけなくなるためだ。

※たとえば会社で、警戒心が必要以上に強くなると、会社の利益やステークホルダーの利益を求めるよりも、社内政治のようなズレたことにエネルギーを費やすことになってしまうだろう。

なので、自分らしく生きる…ということからは、遠ざかると思う。

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自分の視座から発言する

自分らしく生きるためには、アウトプットも大事だ。

言いたいことを上手く言えない…ということでは、欲求不満になるだけだ。

まず会議などに出るなら「自分なりの貢献をする」という意志を強く持つことです。気持ちの上で引いていたのでは、発言はできません。私の例でもそうですが、経験や知識が浅くても、「自分だから言える意見」というものは、探せば必ずあります。それを見つけることです。※自分の視座から見えるものを、言葉にすればいいのです。
背伸びする必要はありません。あなたの視座というものは、あなただけが持っているものです。
出典:なぜ自分の意見を言えないのか?

なかなか自分の意見を言えずに、臍を噛む…ということがある。

そんなときは、自分の意見を言うことで、「自分なりの貢献をすればいい」という意識を強く持つことと、自分の視座から発言をする、という意識をしっかり持つことが必要になる。

他人の目を意識して、背伸びして発言しようとしても、それは失敗におわる。他人の目からは、背伸びしていることが丸わかりになるためだ。また、自分らしさからもほど遠くなる。

※カッコをつけてもダメだ。

自分らしくする、ということは、率直に自分の視座から見えるものを表現する(アウトプットする)ということだと思う。無理して立派な発言をしようとする必要は全くないのだ。

 

自分らしく生きる方法 - サマリー

まとめ

今回は、自分らしく生きる方法について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)自分を知る、2)好きなことをする、3)自分のことに集中する、4)自分の視座から発言する、の4つだ。まずは自分を知って、自分の好きなことをしてみよう。世の中には「好き+自分の能力を生かせる仕事」というものが、かならずあるはずだ。

※ただし、それが社外にあるとは限らない。

会社員であれば、まず会社の中でその仕事を探せばいいと思う。わたしの周りでは、転職して好きなことをする…という人よりも、今の会社の中で自分のやりたいことを探す…という人の方が成功している。今の身分や状況を利用できるのであれば、上手く利用・活用した方がいい。

会社をやめることは、いつでもできること…なのだ。

今回の記事:「自分らしく生きる方法」