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本の選び方5つ

ビジネス・自己啓発

あなたは読む本を、どのように選んでいるだろうか。

本を読む、という行為はインプットであり、インプットの効率を上げようと思えば、上手に読む本を選ばなければいけない。この部分の良し悪しで、インプットの効率が決まってしまうのだ。

今回は、私がいいと思う本の選び方について書いてみたい。

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 口コミで選ぶ

私が本を選ぶときは、口コミを参考にする。

たとえば、私の推薦図書である、「フェルマーの最終定理」は、約280件の評価で、5つ星だ。これは、読んだ実感と同じだ。「他人の評価などあてにならん」という人がいるかもしれないが、集合知というのは、バカにできるものではない(本に対する評価の集積も、ある意味集合知だ)。
出典:読書の質を今より少し高める方法#2

口コミを参考にすると、「集合知」を利用できるためだ。

たとえば、「フェルマーの最終定理サイモン・シン)」は、(アマゾンでは)約280件の評価で、5つ星(最高評価)だ。これぐらいの数字を持っている本で「はずれ」はまずない。

ただし、集合知が機能するためには、評価数と多様性が必要になる。

評価数は多ければ多いほどいいし、多様性もあればあるほどいい。利害関係者や筆者のファンによる口コミが10件だけ…という評価がアテにならないことは、言うまでもないだろう。

一般に、評価数が多ければ、利害関係者などによる口コミの割合が小さくなり、多様性が増す…と考えられるので、評価数が多くて、評価の高い本を選んでおけば、はずすことはまずない。

なので、本を選ぶときはまず、集合知を利用することを考えたい。

・特定の人によるおすすめ

特定の人による「おすすめ」により、本を読むこともある。その場合は、「これはおもしろい」と思う本の著者がすすめる本を読む…というケースが多い。そうすると「はずれ」の可能性が小さくなるためだ。

自分が「おもしろい」と感じる本の著者には、どこからしら自分と同調する部分がある。そういう人がすすめる本というのは、たいていの場合、自分にとってもおもしろいのだ。

自分のお気に入りの著者がすすめる本を読めばいいのだ。

 新聞の書評で選ぶ

新聞の書評で選ぶ、という方法もある。

書評をあまり真剣に見たことがない…という人も多いと思うが、新聞の書評で選ぶメリットはある。ひとつは、レビューが署名入りで詳しく書かれている、ということだ。

書評を書いている人は、仕事として書いているため、そこそこのボリュームとクオリティがある。なので、書評を読むことで、本を読む・読まないを決めることができるのだ。

※書評を書く人は、新聞社の編集委員、作家、学者、企業人など。

もうひとつは、読む本を見つけやすい、ということだ。

新聞の書評に掲載される本のジャンルはさまざまだ。意図的にジャンルのバランスをよくしている(多様化している)ので、誰にとっても興味のある本が1冊ぐらいはあるのだ。

なので、元々上手く絞られていることもあり、読む本を見つけやすくなる。

 ベストセラーから選ぶ

ベストセラーから選ぶ、という方法もある。

ただし、「ベストセラー=自分にとっておもしろい」ではない。

たとえば、「大ヒットと言われている映画をみたけれど、それほどおもしくなかった」とか、「長い行列のできているラーメン屋さんに並んで食べてみたけれど、普通のラーメンだった」という経験をしたことがないだろうか。※この種の経験は、めずらしくも何ともないことだと思う。

何かがあるから売れると思うが、その「何か」が自分にヒットするかどうかは、わからないのだ。ためしに、5年前のベストセラーをながめてみよう。今読みたい本が何冊あるだろうか。そのときの時流とマッチしてベストセラーになった…という本は、たいてい読む気にならないはずだ。

とは言え、ベストセラーから選ぶことはできる。先の「フェルマーの最終定理」もベストセラーになっている。なので、ベストセラーで絞って、口コミでさらに絞ればいいのだ。

口コミのテストにパスすれば、読めばいいのだ。

 古典を選ぶ

古典を積極的に読みたい。

本に限らず、古典の名作というのは、スルーしがちだ。

また、「七人の侍」は、1954年に公開されたモノクロの作品だ。おそらく今の30代以下の多くの人は、一顧だにしようとしないだろう。だが、この稀代の名作には、いろいろなエッセンスが詰まっている。古いけど、「見ないと損ですよ」といいたくなるような作品なのだ。※時間による淘汰を生き抜いた定番には価値がある。
出典:もっといい読書をする方法#2

人は古いものを、なかなか手に取ろうとしないのだ。私が「七人の侍」をみたのも、たまたまだ(意図してみようとしたわけではない)。その偶然の機会がなければ、スルーしたままだっただろう。※人はどうしても、新しいものにひかれがちになる。そしていいものを見逃してしまう。

古いもので、未だに生き残っている…というものには、価値がある。

そう思い始めたのは、「人事屋が書いた経理の本」という本を読んでからだ。
この本はなんと、1978年に書かれたものだ。なので、(確か)キャッシュフローについては、全く書かれていないと思う。しかし、いまだに売れている。(ある種の人には)目からボロボロうろこが落ちるような内容であるため、こんなに古い本がいまだに売れているのだ。やはり、定番とされる本には価値があるのだ。
出典:もっといい読書をする方法#2

この本は非常に古い本なのだが、いまだに売れている。そんな古い経理の本がいまだに売れているということは、どういうことなのか…と思うだろう(私はそう思った)。それは読んでみればわかる。時間の淘汰に生き残る…ということには、それだけで大変な価値があるのだ。

先に、「集合知」の話をしたが、古典は「経験知」の際立つものかもしれない。

なので、集合知と同様に、利用すればいいのだ。

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 翻訳本を選ぶ

翻訳本も積極的に読みたい。

翻訳本にはコストがかかる。オリジナルの筆者、出版元に対する対価(コスト)に加え、翻訳に伴うコストが余計にかかるのだ。コストがかかれば利幅は小さくなる。それでも翻訳して出版しようとするのだから、名著である可能性が高いのだ。
出典:読書の質を今より少し高める方法#2

翻訳本は、比較的「名著」である可能性が高いのだ。

このときにも書いたが、日本人著者のビジネス書には、ページ数だけ稼ぐようなスカスカの本が結構あるが、翻訳本にはその手の本はまずない。※そんな本は、翻訳の対象にならない。

スカスカどころか、何年~何十年もかけた研究成果をまとめたような貴重な本が結構あるのだ。もちろん、海外にもスカスカの本はあると思うが、訳書になるまでにすべて淘汰されるのだ。

※コストをかけてまで、スカスカの本を出版しようとは思わない。

なので、迷ったら翻訳本を選べばいいのだ。

 まとめ

今回は、本の選び方について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)口コミで選ぶ(特定の人のおススメから選ぶ)、2)新聞の書評で選ぶ、3)ベストセラーから選ぶ、4)古典を選ぶ、5)翻訳本を選ぶ、の5つだ。

2番目から5番目をながめると、すべて「絞られている」ということがわかる。専門家により絞られることもあるし、一般読者により絞られることもある。また、時間の淘汰で絞られることもある。 

そのすでに「絞り込まれた本」の中から、適当なものをチョイスし、口コミの最終テストにかければいいのだ。そして、それにパスしたものを読めば、ハズレの確率がグッと減るだろう。

時間は有限なので、正しく本を選んで読みたい。