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友達の選び方|朱に交われば赤くなる

あなたは、友達を選ぶとき、何を考えているだろうか。

自分のことに興味があるか、自分を尊重してくれるか、自分の話を聞いてくれるか、自分にプラスになるか、話が合うか、自分が引け目を感じることはないか…など、いろいろあるだろう。

友達を選ぶときに何を考えるかはともかくとして、「朱に交われば赤くなる」というように、友達選びは、とても大事なことなのだろうと思う。

友達をみれば、その人のことがわかる…というぐらい、友達は本人とリンクしているのだ。なので、友達の人選を間違えてしまうと、人生に悪い影響が出る…ということがあるかもしれない。

今回は、友達の選び方について書いてみたい。

目次

好ましい人を選ぶ

友達として好ましい人を選ぶ、という方法がある。

そのときに問題になるのが、「好ましい人とはどんな人か」ということだ。もちろん、好ましい人にもいろいろあるが、まずは、あなたの価値を認める人が「好ましい人」になるだろう。

相手が自分の価値を認めているかどうか、というのは、相手が自分に対してとる態度で、なんとなくわかるものだ。相手が自分の価値を認めていなければ、どこかぞんざいな態度をとる。

価値を認めてくれない人とは友達になれない

たとえ言葉遣いが丁寧でも、「あなたには、あまり興味がない」、「あなたとは、積極的にコミュニケーションをとりたくない」という態度が、なんとなく表に出てしまうのだ。このタイプの人とは、友達にはなれないだろう。※片想いと同じで、アプローチしても無駄になることが多い。

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信頼できる人

やはり、信頼できる人を友達にしたい。

一見人当たりが良くて話しやすくても、誠実でなかったり、信頼できない…という人がいる。人当たりがイマイチで、話しにくい人の方が「信頼できる」ということは普通にあることだ

友達だと思っていたら、相手はそう思っていなかった…ということがある(笑)。

その場合は、相手は友達のふりをして(友達だと錯覚させることで)、あなたをいいように利用していた…ということだ。このような人は、当然のことだがとても信頼できる人ではない。

※自分の「あれ?」という感覚を大事にしたい。

どんなときでも変わらない人

どんなときでも、変わらず接してくれる人、ということだ。

友達の中には、こちらの調子が良いときにはすり寄ってくるが、悪いときにはさっと逃げ出す…という人がいる。また、こちらの調子により、態度をあからさまに変える、という人がいる。

こんなタイプの人は、友達としてはNGだ。

こちらの調子が悪いとき、上手く行っていないときに、変わらず接してくれたり、励ましてくれるような人は、本当に貴重な人になる。そんな人を友達に持てば、人生が豊かになるだろう。

相手の状態により態度を変えない人が好ましい。

好ましくない人を避ける

当然、好ましくない人を避ける必要がある。

友達として「好ましくない人」とは、どんな人だろうか…まず、うそをつく人だ。

誰しも方便でうそをつくことがあるかもしれないが、自分の利益のために友達にうそをつく…という行為は好ましくない。そんな人は、人として問題がある、ということになる。

友達があからさまに嘘だと思うような話を頻繁にするので、日々疲れます。友達は年上で21歳なのに、呆れます。この人の話すこと全て信じられなくなりました。反応に困り、疲れます。
出典:嘘ばかりつく友達にうんざり…

自分の虚栄心を満たすためにうそをつく、というのも、自己利益のためにうそをつくことだ(一時の自己利益(感情)を満たす、にすぎないのだが…)。この手のうそをつく人は、避けたい。

協力を強いる人

協力を強いてくる人がいる。

友達なのだから協力してくれ…というロジックだ。

だが、そもそも協力というのは、強いられてするものではないと思う。たとえば、友達だと思っていた人から、協力の名のもとに営業をかけられると、がっかり・うんざりしてしまう。

また、自分が間違ったことをしているのに、協力を求めてくる人がいる。そんな人は、あなたをトラブルに巻き込むタイプの人であり、友達にすべきではなく「避けるべき人」なのだ。

こちらの足を引っ張る人

上で述べた、トラブルに巻き込む人も足を引っ張る人だ。

また、他人の悪口や批判の多すぎる人や嫉妬心の強すぎる人、(他者の利益を考えず)自分の利益だけを考えて行動する人(エゴイスト)などは、あなたの足を引っ張る人だ。

さらに、悪癖や悪習慣を持った人にも要注意だ。

歩きタバコやタバコのポイ捨て、ゴミのポイ捨てをしなかった人が、そのようなことをする友達を持ったために、するようになる…ということがある。仮に「これはしてはダメだな…」と思っていても、身近な人がやっているのを見ると、「してもいいのかな…」という気になるものだ。

※悪貨は良貨を駆逐する、ということだ。足を引っ張るような人は避けた方がいい。

女性の場合は…

特に女性の場合だと思うが、

同性と言うのは、ある種ライバル同士な訳です。ましてや例え芸能人の好みであっても同じような異性に惹かれるのであればその2人は、あまり多くの共通点を作ると同じ異性に恋心を抱く可能性があります。
出典:Kaoru流、親友の選び方~見るべき点は、好みではなく価値観が合うか

異性の趣味が被らない人、を選ぶべきかもしれない。

同じ異性を好きになってしまうと、関係がギクシャクしてしまうためだ。男性の場合は、そのことが原因で仲が悪くなる…ということはレアだと思うが、女性の場合はどうだろうか。

異性の趣味が被る人は、NGではないだろうか。

メリットを考える

メリットを考える、という方法もある。

友達関係にメリットを考える…とすれば、いやらしく感じるかもしれない。

しかし「自分よりも志が高い人」と一緒にいるととても刺激を受けます。
その刺激によって自分が成長します。これはメリットです。
出典:友達の選び方

だが、これも事実だろう。

自分より優れた人と友達になれば、良い刺激を受けることは確かだ。

だが、ここで疑問がある。自分より優れた人と友達になるのであれば、相手から見れば、「自分より劣る人と友達になる…」ということではないのだろうか(笑)。

なので、自分より全方位的に優れた人と友達になることは、現実的ではない。

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大切な部分で自分より優れた人を選ぶ

現実的なのは、自分より優れた部分のある人と友達になることだ。そうすれば、相手からみても、「自分より優れた部分のある人と友達になる」ということが成立する。

※お互いにメリットのある関係になる。

このとき大事なことは、自分が大切に思う部分について、「自分より優れた人」をターゲットにすべきだ。人格でも教養でも、学力でもコミュニケーション能力でもいいだろう。

そうすれば、あなたにとってのメリットが大きくなるのだ。

まとめ

今回は、友達の選び方について書いてみた。

冒頭でも書いたが、「朱に交われば赤くなる」ということがあるので、友達選びは大事にしなければいけない。多感な中高生ぐらいであれば、友達の選び方で人生が変わることもあるだろう。

好ましくない人を避ける、と書いたが、実際は「つき合ってはじめて相手がわかる」、ということがある(つき合ってみないと、わからないことがある)。そんなときは、わかった時点で距離をとることだ。選ぶというのは、最初だけではなく、途中でもできる行動になるしすべきだろう。

良い友達を持つ・持たないは、あなたの選び方にかかっている。

今回の記事:「友達の選び方|朱に交われば赤くなる」