不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

できる人は靴がきれい…靴で人を判断することができる

あなたは、清潔で小綺麗な靴を履いているだろうか。

ビジネスでは、キレイな靴を履くのか、くたびれた靴(やや汚い靴)を履くのか…で、いろいろ変わってくるのかもしれない。靴は毎日履くものだから、その影響はそれなりに大きいと思う。

中には、靴がキレイな人は出世する、という話を聞いたことがある人もいるだろう。実際のところは、そうとは限らないが、靴がキレイなことは、出世の必要条件にはなるかもしれない。

目次

できる人は靴がきれい

できる人は靴がキレイだ。このことは事実だろう。

靴をキレイにしておけば、できる人になれるか…と言えばそうではないが(笑)、できる人は靴がキレイなのだ。ちなみに、プロのホテルマンは、靴をみてその人のことを判断するそうだ。

それだけ、靴がキレイかどうかは、信頼に値する指標になるのだろう。

できない人は靴が汚れている

逆に、できない人の靴は汚れているようだ。

あるCAさんが、機内で理不尽なクレームをつける客の足元に注目したそうだ。そうすると、必ずといっていいほど、靴が汚れていたそうだ。この靴がキレイ・汚いの話は、なんとなくわかる。

靴をキレイにする人は、細かいところまで気を配る人だ。

そんな人は、理不尽なクレームをつければ、そのことが客観的にどう見えるのか(どう評価されるのか)、相手がどう感じるのか、その行為が適切なのか不適切なのか(利益になるのか不利益になるのか)、すぐにわかる。なので、そんなことはしない。

一方、靴が汚れている人は、大雑把な人で他人に対する気配りも大雑把だ。人にどう見られようがあまり気にしないし、そのため自分本位の思考になりがちだ。なので、(自分の目先の利益に固執し)理不尽なクレームをつけることができるのだ。※自分の目先の利益に囚われてしまうのだ。

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できる人の履く靴がすごい

ファーストクラスに乗る人の靴は、美しいそうだ。

彼らが履く靴のブランドとしては、JOHN LOBB、EDWARD GREEN,Church’s、J.M.WESTON,Berlutiなどが挙げられるそうだ。

このあたりの靴は、さすがに良いお値段がする。

ファーストクラスに乗る人は、このようなブランドの上質な靴をピカピカに磨き上げて、履いているそうだ。また、足にフィットするかどうかにも注意を払うそうだ。普通の人の場合は、靴に合わせて窮屈な思いをしながら高価な靴を履いている…という人もいるかもしれないが、このクラスの人にそのような人はいない。※木型から作る、オーダーメイドも普通にあるようだ。

靴が好印象を与える

少し、できる人の靴がキレイな理由を考えてみよう。

ひとつは、「人に見られるから…」ということがある。

先に、「プロのホテルマンは、靴をみてその人のことを判断する」と書いたが、もはや「靴でその人のことを判断できる」ということはよく知られていて、実践している人も多い。

なので、人に良いイメージを持ってもらおうと思えば、靴をキレイにすることは、もはや常識なのだ

また、靴が汚いと人に悪い印象を与えてしまう。「ずぼらな人だな」、「細かい部分までは、気配りのできない人かな…」という悪い印象を相手に与えてしまうのだ。それを避けようとするのは当たり前のことだろう。

電車で隣や正面に座っている人の靴や誰かが脱いだ靴をみて、思わず顔をしかめそうになったことがないだろうか(笑)。やはり靴には目が行きやすいし、他人から見られているのだ。

※おじぎをしても、靴が目に入る(笑)。

費用対効果がいい

靴をキレイにすることは、費用対効果のいいことだ。

靴をキレイにすることで、相手に「この人はできる人では…」、「キチンとした人だな」、「細部まで気配りのできる人だな…」という良い印象を持ってもらえる可能性があるためだ。

もちろん、先に述べたようなブランドの上質な靴を手に入れようと思えば、それなりの対価が必要になる。だがそこまでしなくても、それなりに質の良い靴をキレイに磨いておけば、キレイな靴が生み出すメリットを享受できるのだ。※身の丈に合った靴をキレイに履けばいいと思う。

健康にも資する

足にフィットした靴を履けば、健康にも良い。

足に合わない靴を履いてしまって、「少し靴ずれができた…」程度であれば、かわいい話だが、陥入爪や外反母趾になってしまった…ということであれば、問題は深刻だ(健康被害だ)。

歩くとき、私たちの足には静止体重よりも約20%増の負荷重量がかかるといわれています。たとえば体重60kgの人の場合、1歩ごとに片足に72kgの重みがかかっているのです。これを1日で換算すると、1日あたり6,000歩と少なく見積もっても、両足に延べ432トンもの負荷がかかることになります。これはジャンボ機以上の重さです。さらに、急ぎ足になると片足1歩に約81kgもかかります。
出典:足と靴と健康の関係

したがって、足にフィットした靴を履く、というのはとても大切なことだ。

先に、ファーストクラスに乗る人は、足にフィットするかどうかに注意を払い、オーダーメイドも普通にある、と書いたが、見た目とともに、健康の問題もあるためだ。

彼らは、見た目に美しく健康にもいい、という靴を履いている。靴にかかる費用と効果を考えると、高価な靴であっても、費用対効果が高い、と言えるのではないだろうか。

※一流の人は、特にそういえるだろう。

セルフイメージが高くなる

キレイな靴を履くと、セルフイメージが高くなる。

ピカピカのキレイな靴を履いた時と使い古してボロボロの靴を履いた時を比べると、前者の方が気分が引き締まるし、「よし!」という気持ちになる。おそらく、やる気にも違いが生まれる。

これは、セルフイメージが高くなった状態だ。

なぜセルフイメージが大事かというと、人はセルフイメージに見合った行動をとってしまうためだ。

たとえば悪い方でいうと、「自分には価値がない」とセルフイメージを落としてしまうと、どこか投げやりで自暴自棄的な言動を選択しがちになる。逆に、「自分には価値がある」と思えると、自信を持って発言したり、行動できたりする。人はセルフイメージに見合った行動を選択する、ということなのだ。

キレイな靴を履くことで、セルフイメージが高くなるのであれば、それを利用しない手はない。ここ一番、というときは、普段以上にキレイな靴を履いて勝負したらいいと思う。

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靴ベラを使う

できる人は、靴を履くとき靴ベラを使うそうだ。

普通の人はよく指を(靴ベラがわりに)踵に入れて履こうとしたり、半分履いた状態で、床につま先をトントンとやって、靴を履こうとする。わたしもついやってしまうが、靴をスムーズに履けずにドタバタする姿を第三者目線でみると、「好ましい姿」ということにはならない。

ファーストクラスの人は、必ず靴ベラを使うそうだ

靴ベラがなかったり、靴ベラを借りるのが申し訳ない…という場合があるので、人前で靴を履くシーンがあるときは、携帯の靴ベラを用意しておいたらどうだろうか。さっとそれを取り出して、靴を履く仕草はスマートだ。もちろん靴ベラを使うことには、靴を傷めない、という目的もある。

まとめ

今回は、靴について書いてみた。

キレイな靴を履くことにはメリットがある、と感じてはいたが、こうして文章でまとめてみると、思った以上にキレイな靴には威力があるな…と感じる。

普通の人が背伸びして、高価な靴を買う必要はないと思うが、自分の身の丈に合った靴をキレイに使えば、キレイな靴が生み出すメリットを享受できるだろう

これまでは、靴は消耗品だから、清潔感があれば、多少くたびれていても止む無し…と思っていたが、もう少し靴に気を配り、投資してもいいかな…と思った次第だ。

参考文献:ファーストクラスに乗る人が大切にする51の習慣|毛利 仁美