読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

不器用な生き方をやめたい

無駄なプライドは捨てた方がいいんじゃない?

人脈作りで理解しておきたいこと4つ

ビジネス・自己啓発

あなたは、人脈を作りたい…と思ったことがないだろうか。

人脈を作りたい…と思ったことがあるのであれば、現在の自分の人脈は不十分だ…という思いがあるのだろう。しかし、人脈を作りたいと思っても、どうすればいいのかわからない…という人も多いと思う。いろいろな集まり(交流会など)に積極的に顔を出し、名刺を大量に配ったところで、効果的な人脈はできないのだ。今回は、人脈作りで理解しておきたいことについて書いてみたい。

スポンサーリンク
?

 

 目次

 縁を生かせる人がいれば…

縁を生かせる人がいれば、縁を生かせない人もいる。

「小才は縁に会って縁に気づかず、中才は縁に気づいて縁を生かさず、 大才は袖振り合う縁をも生かす」というフレーズがある。※柳生家(徳川家の剣術指南役)の家訓だそうだ。

この家訓の意味だが、縁をチャンスに置き換えて解説する向きが多いようだ。すなわち、凡庸な人はチャンスがあってもチャンスに気づかず、少し知恵のある人はチャンスに気づくが見送ってしまい、賢明な人は少しでもチャンスがあれば、それをモノにする…という意味だ。

もちろん、そのような解釈でもいいと思うが、人脈のことを考えるときはそのまま素直に受け取ればいいと思う。すなわち、凡庸な人は優れた人に出会っているにもかかわらず、そのことに気が付かない、少し知恵のある人は「優れた人だな…」と思うが、自分から何も行動しない(縁を生かすための行動をしない)。賢明な人は優れた人を自分の人脈に取り込んでしまう…ということだ。

このように、縁にしろチャンスにしろ、生かせる人とそうでない人がいる。

成功の秘訣を「出会いを大事にすることだ。つきあいを大事にする人としない人では大きな差が出る」と話した。「出会いを感じない人、出会っても生かせない人ではなく、袖触れ合う縁も生かす人が成功する」と話した。
出典:「袖ふれあう縁を生かす人が成功する」ノーベル賞・大村さんが講演

これは、ノーベル賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授の言葉だ。

大村さんは米国で研究していたときの人脈がきっかけで、米製薬大手メルクと共同研究を始めたそうだ。そのときの経験もあり、「出会いを感じない人、出会っても生かせない人ではなく、袖触れ合う縁も生かす人が成功する」という考えに至ったのだろう。

あなたは、袖触れ合う縁も生かすことのできる人だろうか。

 人脈になるのは自分と同じレベルの人

基本的には、「人脈になるのは、自分と同じレベルの人たち」だと考えた方がいい。

もちろん会うだけなら、自分よりはるかに高みにいる人たちと会えるかもしれない。大学にしろ会社にしろ、一定の規模以上であれば、「自分よりはるかに高みにいる人たち」はいる。ときどき、自分が入った学校や会社にはレベルの高い人がいない…と嘆く人がいるが、「小才は縁に会って縁に気づかず」の状態だ。または、自分のレベルを過大評価しすぎなのだ。

それはともかく、「自分よりはるかに高みにいる人たち」と会えたとしても、彼(女)らと人脈を作ることはできない。人脈になるのは、自分と同じレベルの人たちになるのだ。

それには、2つの理由がある。

ひとつは、「自分とはレベルの違う人だ…」と思い、行動できなくなってしまうのだ。

私は20代のころ、仕事の関係で、(今から思えば超ラッキーなことだが)雲の上の人と会食するチャンスがあった。実際に対面してみると、その人の発するオーラに圧倒されて、ほとんど何も話せない状態になってしまった。
出典:世渡り上手な人の特徴3つ|あざとい人?

以前、こんなエピソードを紹介したことがある。

そのときは、「こんな偉い人と未熟な自分が会話してもいいのだろうか…」とすら思い(笑)、上司に、「ああいうときは(滅多にないチャンスなのだから)話さないとダメだよ」と注意されたのだが、「自分とはレベルの違う人だ…」と思った時点で位負けし、その人の圧力に気圧される…ということがあるのだ。

もうひとつは、相手が自分のことを人脈とは見なさない…ということがある。あなたが自分よりも優れた人を探しているのと同様に、相手も自分より優れた人を人脈として求めているのだ。そう考えると、「自分は、(人脈としては)相手の眼中に入らないだろう…」ということが想像できる。

※どこかにでも相手より優れた部分があれば、(相手からみても)人脈になれる可能性があるが、その部分を相手にアピールする機会をなかなか持てない…ということも事実だ。そこを覆すためには、かなりの行動力が求められるだろう。

中才が縁に気づいて縁を生かさないのは、このあたりにも理由がありそうだ。

 ポジティブな人とつき合う

基本的には、ポジティブな人とつき合った方がいいだろう。

ポジティブな人とつき合えば、自分もポジティブになれるためだ。ポジティブで明るい人と接すると、こちらも前向きな気分になる…ということがある。逆に、ネガティブで暗い人と接すると、こちらもややネガティブになる…ということがある。自分がしっかりしていれば、相手の影響は受けない…と思うかもしれないが、程度の差はあれ相手の影響は受けるものだ。

ポジティブな人の特徴だが、

まずは、こちらがあいさつしたときに、キチンとあいさつを返してくれるかどうかだ。笑顔であいさつを返してくれるようであれば、ポジティブな人である可能性がある。あいさつを無視したり、目線を外しながらボソボソとあいさつを返すようであれば、ポジティブな人ではないだろう。

またポジティブな人は、愚痴や悪口を言わない。

「疲れるな~」、「やる気がしない」、「バカみたい」、「意味がわからない」、「何でオレが(私が)…」、「できません」、「無理です」、「めんどくさい」などと、言葉にしたことがないだろうか。これらの言葉は、自分が言う分にはなんとも思わないが、他人から聞くと嫌な気分になる言葉だ。
出典:会社の人間関係を悪くするあなたの言動5つ

このような言葉を発しない…ということだ。

気を付けなければいけないのが、(本来ポジティブではないのに)ポジティブに振舞うことを社会的なスキルとして身に着けている人だ。このタイプの人は、ぱっと見、明るくポジティブに見える。だが実際は、腹に一物あったり、ネガティブだ…ということがある。

ある程度付き合えば、言動の裏にあるその人の本質が見えてくるものだが、すぐにはわからないだろう。それでも、相手の言動に注意を払っていれば、浅い付き合いでも本質が見える場合がある。人の悪口・陰口を言うかどうか…というあたりに注意を払いたい。

 縁を生かすためには

ここまでの話で、縁を生かすためにはどうすればいいのかについて考えてみよう。

まず、「小才は縁に会って縁に気づかず、中才は縁に気づいて縁を生かさず、 大才は袖振り合う縁をも生かす」というフレーズをもう一度ながめてみる。すると、「小才 ⇒ 中才 ⇒ 大才」という段階がある、と解釈することができる。なので、小才の人は中才を目指し、中才の人は大才を目指せばいいのだ。たいていの人は小才から始まるので、まずは中才を目指せばいいのだ。

よくある間違いが、現状は小才なのにいきなり大才を目指してしまうことだ。そして、大才になるためには才能が必要だ…と途中で挫折してしまう。大才を目標にすることは結構なことだが、目先の目標は中才になることでいい。それをクリアしたあとで、大才を目指せばいいのだ。「小才 ⇒ 中才 ⇒ 大才」は、「凡庸な人 ⇒ 少し知恵のある人 ⇒ 賢明な人」としてもいい。

・ステップアップするためには

では、 ステップアップするためにはどうすればいいのだろうか。

小才 ⇒ 中才では、学ぶことが大事だ。いろいろなことを学んで(インプットの量を増やし)、感度を高くする…ということだろうか。そうすれば、縁に全く気付かない…ということは減るだろう。中才 ⇒ 大才では、行動して成果を出すことが必要になる。

インプット(聞く・見る) ⇒ 思考 ⇒ アウトプット ⇒ 成果を出すこと 

行動した結果からフィードバックを得、それをインプットにしてこのサイクルを回す…という繰り返しを行う必要があるのだ。行動すれば失敗することも多々あるので、嫌気がさしてサイクルを止めてしまう…ということがある。このことが、大才へ至る大きな障害になる。その障害を乗り越えるためには、行動力とめげない精神力・柔軟な精神力といったものが必要になるのだ。

大才になるための難易度が高いため、大才には価値があるのだろう。

スポンサーリンク
?

 

・つき合いを大事にする

縁を生かすためには、つき合いを大事にする必要がある。

前述したように、ノーベル賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授は、「つきあいを大事にする人としない人では大きな差が出る」と述べている。これは、そのとおりだろう。

つき合いを大事にするためには、1)目先の損得で人間関係の断捨離をしない、2)自分から関係を断たない、3)相手から受けた恩を忘れない、4)相手を尊重する、ということが必要だ。

 まとめ

今回は、人脈作りで理解しておきたいことについて書いてみた。

今回の記事で書いた項目を並べると、1)縁を生かせる人がいれば、縁を生かせない人もいる、2)人脈になるのは自分と同じレベルの人、3)ポジティブな人とつき合う、4)縁を生かすためには、ということだ。

人の縁の話は、大村教授の「出会いを大事にすることだ。つきあいを大事にする人としない人では大きな差が出る」という言葉に尽きるだろう。そのことがわかっていても、なかなか実践できない…という歯がゆさはあるが(笑)、少しずつでも実践につなげていきたいものだ。