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仕事がはかどらないときの対処法7つ

あなたにも、仕事がはかどらない…というときがあると思う。

仕事がはかどらない…と思ってしまうと、気持ちが焦り、余計に空回りしてしまうことにもなりかねない。空転してエネルギーを無駄に使ってしまう…という状態は、結果につながらないし、好ましい状態ではない。そんなときは、速やかにそこから抜け出す手段をとることが必要だ。

今回は、仕事がはかどらないときの対処法について書いてみたい。

目次

仕事がはかどらない原因がある

仕事がはかどらない

仕事がはかどらない…というときには、必ずその原因がある。

たとえば、やるべきことが多すぎれば、頭が混乱し「何から手をつければいいのか」ということがわからなくなる。優先順位がわからなくなり、(数があまりに多すぎて)抱えている仕事の把握すらあやしくなることもある。あとから「抜けがあった…」と思うことはよくあることだ。

※この場合は、情緒的に「混乱」が生じている。

逆に、手持ちの仕事が少なければ仕事がはかどるのか…といえば、必ずしもそうではない。緊張感がなくなり、(弛緩した状態で)ダラダラ仕事し、仕事がはかどらない…ということがある。この場合は、情緒的に「弛緩」が生じており、集中力や注意力の「散漫」が生じている。

どちらのケースも適度なストレス下にはない…ということだ。

行動を起こすまでに時間がかかる

行動を起こすまでに時間がかかる…ということがある。

これはやりたくない仕事だ…と思うと、取り掛かるまでに時間がかかる。嫌なことはできるだけ後回しにしたい…という気持ちがあるので、そうなってしまうのだ。たとえば、自分の利益にならないような仕事であれば、(重要な仕事であっても)朝一番から気合いを入れてやろう…とはならない。やりたい仕事をやり一息ついたときや、空いた時間があればそのときにやろうかな…となるのだ。時間があっても、やる前に誰かと雑談をしたり遊ぶ…ということはよくある(笑)。

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頭の中の整理をする

ここからは、仕事がはかどらないときの対処法を書きたい。

仕事が多すぎて、頭が混乱し気持ち的にも取っ散らかっている…というときは、思考を整理する必要がある。そんなときは、以前の記事でも述べた「大枠から考える」という手法が有効だ。

まず、手持ちの仕事を内容の大枠から考えて、「A、B、C」と大別する。そしてその下に各タスクをぶら下げる。Aであればその下に、「a1,a2,a3」というタスクをぶら下げればいい。同じことをBやCに対しても行う。そうすれば、9つの仕事を整理&把握することができるだろう。※仕事が多ければ、4つ5つでもいいが、3つぐらいが記憶しやすいだろう。

机の上の整理をする

頭の中だけではなく、机の上の整理もしたい。

たとえば書類であれば、3種類の箱を用意しておき、「未着手」「仕掛り#1」、「仕掛り#2」などとラベルをはり、整理する。さらに、「緊急度×重要度」で分けてもいいだろう。

優先度に応じて、自分からの物理的な距離を変えると効果的だ。また、本棚であれば、使ったもの(書籍や資料)を常に一番左に入れるようにする。そうすれば、使わないものが自動的に右に押し出されていくことになる。長期間右隅に溜っているものは、捨てればいいのだ。

仕事に優先順位をつける

仕事がはかどらないときは、仕事の優先順位を見直したい。

前段の2つの作業(頭の中の整理をする+机の上の整理をする)で、身の回りや頭の中、さらに気分もクリアになったはずだ(スッキリしたはず)。そこで、仕事の優先順位を見直せばいい。

その方法だが、以前の記事でも書いたように、「緊急度×重要度」で考えることに加えて、自分は数年後にどのようになっていたいのか、社会に対しどのような付加価値を生み出したいのか、何によって記憶されたいのか、何を通じて影響力を持ちたいのか…と結果から考えてみよう。

適度なストレスをかける

ストレスが不足している場合は、ストレスをかける必要がある。

先に、「手持ちの仕事が少なければ仕事がはかどるのか…といえば、必ずしもそうではない」と書いた。暇になったら仕事がはかどるだろう…は幻想で、無駄に過ごす時間が増えるだけだ。

自分のことを考えてみても、一番パフォーマンスが上がるのは、程度なストレス下にあるときだ。なので、暇なときはストレスをかけて、適度なレベルまでストレスを引き上げた方がいい。具体的には、自ら仕事を探し&見つけ(自分に)課せばいい。締め切りはないけれど(手つかずだった)重要な仕事を、この機会にやればいいのだ。※そうすれば、一石二鳥になるだろう。

集中しやすい時間帯を利用する

人には、集中しやすい時間帯とそうでない時間帯がある。

午前中は頭が冴えて集中しやすいが、昼食を食べて午後になると集中力が落ちてくる…という人がいると思う。というか、むしろそれが普通だろう。なので、集中しやすい時間帯に仕事をできるだけ進める…というのが合理的だ。私の場合は、午前中で主な仕事を終わらせる…ぐらいのつもりでやっている。そうすると、午後の仕事には余裕をもって取り組むことができるのだ。

※仕事がはかどらない…と焦ることがなくなる。

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リフレッシュする

仕事がはかどらないときは、リフレッシュしよう。

アインシュタインの言葉で、「ある問題を引き起こしたのと同じマインドセットのままで、その問題を解決することはできない」というものがある。「仕事がはかどらない…」とウンウンうなっていても、問題は解決しないのだ。なので、マインドセットを変えるためにそうしたい。

具体的には、歩くとか階段を上る、ストレッチをする、コーヒーを飲むなどいろいろあるだろう。また、昼寝をする…という方法もある。ある開業医の話だが、彼は昼食後、20~30分昼寝をするそうだ。さらに、疲れを感じたときに5分程度の仮眠をとるそうだ。会社員の場合は昼寝をとることはむずかしいと思うが、5分程度の仮眠であれば、お昼の休憩時間中にとれるだろう。

まとめ

今回は、仕事がはかどらないときの対処法について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)頭の中の整理をする、2)机の上の整理をする、3)仕事に優先順位をつける、4)適度なストレスをかける、5)集中しやすい時間帯を利用する、6)リフレッシュする、の6つだ。これに「生活のリズムを整える」も加えて7つにしたい。

本来午前中は、集中しやすい時間になるが、生活のリズムが乱れていると、せっかくの時間が、「しんどい時間」になってしまうことがある。これではあまりにももったいないので、良い食事+早寝早起きで生活のリズムを整え、脳がはたらきやすい環境を整えることが大事になる。

今回の記事:「仕事がはかどらないときの対処法7つ」