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劣等感を克服する方法7つ

劣等感を克服したいと思うことがあると思う。

チームの一員として仕事をする中で、「自分には価値がない」と思うことがある。また、フリーランスとして1人で仕事をしていても、「自分には価値がない」と思うことがあるだろう。いずれにしても、他者との比較でそう思う、ということだ。前者の場合は、高いレベルに自分の身を置くほど、劣等感を感じやすくなる。また、自分が未熟であるほど、そうなりやすくなる。

今回は、劣等感を克服する方法について書いてみたい。

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目次

認知の歪みを認識する

劣等感を克服する

劣等感を持っているのであれば、認知の歪みがあるということだ。

以前、私大に通っていたが国公立大に対しコンプレックスを感じ、旧帝大に入り直した。だが今度は、東大・京大に対するコンプレックスに悩まされるようになった…という人のエピソードを紹介したことがある。この人には明らかに認知の歪みがある。本人もそのことは重々わかっているのだろう、自分に自信が持てることは学歴しかなかったからそうなっている…と述べている。

このように人の話になると、この人には認知の歪みがある…とわかるが、自分のことになると目が曇り、なんだかよくわからなくなることがある。この人のように、認知の歪みに気がついていても直せない…という場合もあるが、まずは自分に認知の歪みがあることを認識することが大事だ。そうすることではじめて、劣等感を克服するためのスタートをきることができるのだ。

※劣等感を持っている=認知の歪みがある。

劣等感への水やりを絶つ

劣等感の強い人は、絶えず劣等感に水やりをしている。

たとえば、すぐに自分の短所に目が行く、失敗したことを引きずる、ときどき思い出してその度に嫌な思いをする、という行動は、劣等感に水やりをしているという状態だ(笑)。また、理想と現実のギャップに悩み、自分の理想に近い人を見ては、うらやましく思う、ねたましく思う、返す刀で、「自分は何てダメなんだろう」と思う。この状態も、劣等感に水やりをしている状態だ。

すぐに自分の短所に目が行くのであれば、同時にその裏にある長所のことも見る。失敗は、書き出すことによりエピソード記憶から意味記憶にし、客観化することで引きずらない。理想と現実のギャップに悩むのであれば、そのギャップを成長の燃料にする…などという方法を考える。

視点を変えてみる

視点を変えることで、劣等感を克服できる。

これは、認知の歪みを正すことにつながる。先の学歴コンプレックスの例では、学歴に重きを置きすぎている。「自分に自信が持てることは学歴しかなかった」としているが、いい成績をとっていい学校に入れたのであれば、「正しい努力を続けることができた」ということだ。その部分をもっと評価してもいいだろう。見せかけの部分ではなく、「本質的な部分」に注目した方がいいのだ。

自分の長所に目を向け評価することも、視点を変えることになる。前回の記事でも書いたが、コミュ力がないので劣等感を感じる…ということであれば、(そのおかげで)孤独に耐え黙々と作業に打ち込むことができるという長所がある、と考えればいい。人には社会的なつながりを求め、孤独を嫌う傾向があるので、孤独が苦痛にならず黙々と仕事ができる…ということが長所になるのだ。

※自分の長所を評価すれば、他者と差別化できる。

持っているもので勝負する

自分が持っているもので勝負する、とした方がいい。

自分にはアレがない・これがない…と思い出すとキリがないのだ(笑)。先の学歴コンプレックスの例では、まず「自分は国公立大学に通っていない」と思い、次に「自分は東大・京大に通っていない」と思った。その次には「自分はハーバードに通っていない」と思うかもしれない(笑)。

オマハの賢人といわれるバフェットの言葉に、「400馬力の車でレースに挑んでも100馬力分のスピードしか出せない人が多い。それよりも、200馬力の車の能力をフルに生かす方が良い結果が得られる」というものがある。自分の最大馬力を増やそうとする努力もいいのだが、自分が今持っている能力を十分に使えない状態でそうしても、あまり意味がないだろう。

※自分が持っているものを最大限活用する、と考えた方がいい。

認知の歪みを逆方向に振る

認知の歪みを逆方向に振れば、劣等感を克服できる。

劣等感を持っている人は、自分のことはネガティブな方向に考える。だから、自分の欠点を必要以上に気にしたり、「自分はダメだ…」という思考になりやすい。だが、そうできるということは、その逆もできる…ということだ。ポジティブ思考の人が、逆をしている人になりそうだ。

持って生まれた気質や性格もあるので、ネガティブな人がいきなり反転しポジティブになれるとは思わないが(笑)、正しいステップを踏めば、自分比でポジティブになることはできる。たとえば、劣等感への水やりを絶てば、劣等感の成長を止め、反転するきっかけになるだろう。

※ネガとポジの選択があれば、常にポジを選択すればいいのだ。ネガティブな人は真面目で公正さを重んじるので、ネガを選ぶこともあるが、自分の都合の良い選択をすればいいのだ。

劣等感を利用する

劣等感を利用すれば、行動できるようになる。

先の学歴コンプレックス例は、好ましくない例として取り上げたが、部分的に見れば評価できる点もある。それは、「行動した」ということだ。その人は、コンプレックスに突き動かされ、私大を辞めて国立大学に入り直した。この行動が正しいかどうかは別の話になるので置くが、行動したことは間違いない。つまり、劣等感を燃料にして行動することはできる…ということだ。

※うまく燃料にできない場合もある(後述)。

ただし、劣等感を燃料にして動く場合は、普段よりロジカルに考えて行動しなければいけない。劣等感を抱くときは、往々にして感情的になっている。なので、(感情優先の)間違った決断をして行動する、ということがよくあるのだ。劣等感というのは、取り扱いのむずかしい燃料なのだ。

収まりのいい場所から踏み出す

劣等感を克服するためには、収まりのいい場所から踏み出す必要がある。

前回の記事で「自分を嫌うと収まりがいい」と書いた。これと同じで、劣等感を持つと収まりがいいのだ。自分にはプラスとマイナス両面がある。自分のまわりで起こる出来事にも両面ある。それらすべてが(自分的に)均衡した状態が、「劣等感を持つ」という状態だ。劣等感を持つことで均衡している…と考えれば、(気分は悪いが)収まりのいい場所だという意味がわかるだろう。

人には変化を望まないという特徴があるので、居心地が多少悪くても「収まりのいい場所」であれば、変える必要はないと思うかもしれない。だが、劣等感を克服しようと思えば、そこから踏み出し新たな均衡点を作る必要がある。収まりのいい場所から踏み出す勇気が必要になるのだ。

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まとめ

今回は、劣等感を克服する方法について書いてみた。

今回の記事で述べたのは、1)認知の歪みを認識する、2)劣等感への水やりを絶つ、3)視点を変えてみる、4)持っているもので勝負する、5)認知の歪みを逆方向に振る、6)劣等感を利用する、7)収まりのいい場所から踏み出す、の7つだ。まずは、自己の認知の歪みを認識し、劣等感への水やりを絶ちたい。そうすることで、劣等感を克服するための土壌ができあがるのだ。

今回の記事:「劣等感を克服する方法7つ」