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負けず嫌いの心理と特徴7つ

負けず嫌いだという人がいる。

自分が負けず嫌いだという人がいれば、あの人がそうだな…という人もいるだろう。負けず嫌いという気質だから成功する・失敗する…ということはないと思う。負けず嫌いのメリットを活かせば成功しやすくなるし、デメリットを活かせば失敗しやすくなる…ということだろう。

今回は、負けず嫌いの心理と特徴について書いてみたい。

目次

負けず嫌いの人がいる

負けず嫌い

著名人、有名人にも負けず嫌いの人がいる。

以前にも書いたが、負けず嫌いの有名人で思い浮かぶのが手塚治虫さんだ。手塚さんは、大御所になってからも、常に若手漫画家の動向を気にしていたそうだ。アスリートにも負けず嫌いの人が多い。スポーツだけではなく、じゃんけんやゲームでも負けたくない、と考える人が多い。

将棋のプロ棋士にも負けず嫌いの人が多い。十八世名人資格保持者である森内俊之さんは、仲間から「相当な負けず嫌い」だと評されたことがある。その森内さんが、自分より負けず嫌いだと評するのが羽生善治さんだ。谷川浩司渡辺明、今話題の藤井聡太さんにも「負けず嫌い」という評価がある。勝負の世界に生きる人には、負けず嫌いという気質が必要なのかもしれない。

勝ちに価値を強く感じる

負けず嫌いの人は、勝つことに強く価値を感じる。

だから、じゃんけんやゲームでも負けたくない、と考え、本気を出して勝ちにいくのだ。そして、勝てば喜び、負ければ悔しくなる。勝ち負けにこだわりが強いため、結果に対する感情の起伏も大きくなりがちだ。藤井聡太さんは、小学生のころ対局で負けると、号泣したそうだ。

谷川浩司さんも、「負けると駒を噛んで歯形をつけるほど悔しかった」、「奨励会で負けると、泣いて帰ってきた」ということを述べている。渡辺明さんには、「負けた将棋で感想戦をしないで席を立った…」というエピソードがある(さすがに、まわりから諫められたようだが)。

上に立とうとする

負けず嫌いの人は、リーダーになろうとする。

人に負けたくない、人の風下に立ちたくない、という思いから、人に指図されてどうこう…というのが嫌なのだ。なので、フォロワーよりは、リーダーを選ぶ。ただ、「この人には勝てない」と思うと、(負けるので)勝負を避ける。一目置いて、リスペクトする…ということもある。

そんなときは、自分の身の丈に合った小さなグループを作り、そこでリーダーになろうとする。さらに、リーダーを立てて、裏でそのリーダーに影響力を及ぼす…というパターンもある。自分にリーダーの資質がない、と自覚している場合は、裏に回り影響力を行使することもある。

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誤りを認めない

負けず嫌いの人には、自分の誤りを認めたくない、という気持ちがある。

自分の誤りを認めること=自分の負け、と考えると、そういう気持ちになってしまうのだ。人にはもともと「自分の誤りを認めたくない」という気持ちがある。また、「自分が正しいことを証明したい」という気持ちもある。負けず嫌いの人は、これらの気持ちが人一倍強いといえる。

この点には注意が必要だ。自分が間違っているのに、それをなかったことにする、間違いを頑として認めない…という、認知の歪みにつながるためだ。そうなると、自分の誤りを素直に認めることができず謝罪もできない、誤りから学ぶこともできない…ということになってしまう。

他人と比較する

負けず嫌いの人は、自分と他人を比較する傾向がある。

勝ち負け、と聞くと、やはり他人との勝ち負けを連想する人が多いだろう。それはわかりやすいし、「他人を打ち負かして勝った」という気持ち(快感や優越感など)が、脳に対する報酬になり記憶に残る。だが、他人との比較が行き過ぎると害になるので、この点には要注意だ。

負けず嫌いで成功している、という人は、ある時点から自分との比較に軸足を移しているはずだ。他人との比較はほどほどにして、1週間、1ヶ月前の自分、1年前の自分と比較すればいい。そうすることで、負けず嫌いのデメリットを薄くしたり、消すことができるようになる。

※他者との比較に軸足を置くと、成功しづらくなるだろう。

感情的になりやすい

負けず嫌いの人は、感情的になりやすい。

他人に負けることが嫌で、1ミリも負けたくない…と思っているためだ。先に書いたように、負けず嫌いの人は、勝ち負けにこだわりがとても強いため、結果に対する感情の起伏も大きくなりがちなのだ。だから、子供時分であれば、「負けると無性にくやしくなり泣く」ということになる。

大人になると、さすがに泣くことはないが、「感情的になりやすい」ということは変わらない。怒っても、その感情を内にしまい込み、いつまでも根に持つ…ということがある。怒りといえば、負けた自分に対する怒りというものもある。怒りに任せ、自滅的な行動をしてはいけない。

※不甲斐ない…という気持ちから、自分に怒ったり自嘲気味になる。

自分に自信がない

負けず嫌いの人は、自信に欠けるところがある。

自分に自信があり、自分軸でものごとを考えていれば、(勝負師は別として)相手と張り合ったり、対抗する…という必要がない。だが、自信がなければ、相手が自慢めいたことを言えば、自分も張り合わないと気が済まない、自分がマウントしないと気が済まない…となってしまう。

この種の負けず嫌いの人には、包み込むような大人の対応が必要になる。承認欲求が強い人でもあるので、(積極的に)相手を認めたり、ほめたり…という対応が適切だ。会議では、「○○さんがおっしゃったように…」と相手の名前を出して持ち上げると、相手は満たされるだろう。

頼られると弱い

負けず嫌いの人は、頼られると弱い。

誰かに頼られたり慕われると、「自分が認められた」と感じるためだろう。承認欲求が満たされるので気持ちがよくなり、あれやこれやと面倒を見るようになるのだ。したがって、負けず嫌いの人には、下手からアプローチする、風下から姿勢を低くしてアプローチする、というのがいい。

負けず嫌いの人は、上から目線でアドバイスをすることが好きなので、アドバイスを求めるといいだろう。「自分であれこれ努力・試行錯誤しているのですが、どうしてもわからないので教えてください」と謙虚に教えを請えば、よろこんでアドバイスしてもらえるだろう(笑)。

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まとめ

今回は、負けず嫌いの心理と特徴について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)勝ちに価値を強く感じる、2)上に立とうとする、3)誤りを認めない、4)他人と比較する、5)感情的になりやすい、6)自分に自信がない、7)頼られると弱い、の7つだ。自分が負けず嫌いだと思う人には、あてはまるものが複数あるはずだ。

負けず嫌いが高じると、重要性の低いことでも、勝ちたいという気持ちが強くなったり、犠牲をいとわず勝ちたい、という気持ちが大きくなることがある。これらの傾向は、認知の歪みにつながり、合理的な判断の妨げになるので、負けず嫌いの人は注意した方がいいだろう。

今回の記事:「負けず嫌いの心理と特徴7つ」