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緊張するシーンで落ち着いて話す方法6つ

緊張のあまり、落ち着いて話すことができなかった…というシーンがある。

プライベートでもビジネスでもあることだ。「場数を踏めば慣れるので緊張しない」という話があるが、この話は半分正しくて、半分間違いだと思う。ほぼ同じシチュエーションであれば、場数を踏めば慣れ緊張を抑えることができる。自分の話す姿が絵として浮かぶし、相手の反応も読めるためだ(安心感が増す)。だが、違うシチュエーションでは、緊張することがある。

いくら場数を踏んでも、状況が変わると緊張することはあるのだ。今回は、緊張するシーンで落ち着いて話す方法について書いてみたい。

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目次

緊張するのはいいことだと思う

落ち着いて話す

緊張するのはダメなことだと、思っていないだろうか。

緊張のあまり身が硬くなって、顔面や全身が強張りガチガチになる…という光景を想像すると、緊張するのはダメなことだと思ってしまう(笑)。だが、緊張で身が引き締まりシャキッとする…という光景を想像すると、緊張を上手く利用すればいいだけではないか…とも思う。

先日、井上尚弥の世界戦があった。控室からリングに向かうまでの様子を見ていたが、彼は緊張を利用して身を引き締めていたように見えた。結果、最高のパフォーマンスを見せることができたわけで、緊張は利用すればいいのだ。緊張を当たり前とせよ、という意見をよく目にするが、そこから一歩進めて、緊張を上手く利用せよ、としたい。

※緊張を忌避するのではなく、いいことだと思い利用すればいいのだ。

素の自分でいいとする

素の自分でいい、自然体の自分でいい、としたい。

過度に緊張する大きな原因は、「自分をよく見せたい」というある種のスケベ心だ(笑)。「自分をよく見せなきゃ」と思うと、プレッシャーがかかり緊張が増す。また、完璧にやろうとしても、(ミスは許されないという)プレッシャーがかかり緊張してしまう。普段やらないようなことを無理にやろうとすると、必要以上に緊張するのは当たり前のことなのだ。

たとえば、英語でスピーチするときのことを考えてみよう。

意外かもしれないが、英語を話す外国人の前だとさほど緊張することはない。自分は彼らより英語が下手だし、精一杯やって伝わらなければ仕方がない…と思うためだ。だが、日本人の前だと緊張する。それは、自分の英語が(興味津々で)評価されるので、「自分をよく見せたい」と思ってしまうためだ。自分を無理に飾ろうとすると、過度な緊張につながってしまうのだ。

※自己肯定感が低ければ、自分をよく見せたいという気持ちが強くなり過度の緊張につながる。

ボディランゲージで気持ちを変える

ある種のボディランゲージで、気持ちを変えることができる。

外向きの強いポーズをすると、リスクに対し許容的になり、内向きの弱いポーズをすると、リスクに敏感になり守りに入る…という実験の結果がある。これは、テストストロンとコルチゾールというホルモンの分泌の状態が、ボディランゲージ(とるポーズ)により変化するためだ。

すなわち、ボディランゲージが、自信や気分にも影響してくるのだ。外向きの強いポーズというのは、たとえば、両手を上にあげやや開く、というポーズだ。腰に手を当て背筋を伸ばし胸を張る、でもいいだろう。この外向きの強いポーズをすることで、過度な緊張をとることができる。

※2分間そのポーズ(偉そうなポーズ?)をとることが必要だ。

失敗するチャンスだと思う

失敗しそうだと思えば、失敗するチャンスだと思えばいい。

そもそも、「失敗したくない」と強く思うから(守りに入り)萎縮して失敗するわけで、「失敗してもいいよね」、「失敗して評価が下がっても、それも自分だし(笑)」と思っていれば、過度に緊張することなく失敗しない。このことも、上で述べたホルモンの状態が関係しているのだろう。

そもそも、失敗するときは失敗する。たまたま取り繕くことができたとしても、回数を重ねるといずれ失敗するだろう。そうであれば、早めに失敗してそこから学びを得た方がいい。失敗は悪いことではないのだから、失敗してもいいし、失敗が怖ければ失敗するチャンスだと思えばいいのだ。

※スピーチやプレゼンで失敗したところで、3年後からみれば大したことではない。

自分のペースを守る

トークでは、自分のペースを守りたい。

自分が話すときは、自分のワールドで話したい。それは、自分が持つ権利だ。緊張すると、普段より声が高くなったり早口になったり、上ずったりどもったり…と、自分のワールドの外に出て話をする、ということになりがちだ。そうなると焦ってしまい、落ち着いて話すことができなくなる。

なので、特に話はじめに注意する。最初から出てしまうと、戻ってこれなくなるためだ(笑)。「え~」とか「あ~」とか(声に出さなくてもいいが)心の中でリードをつけて、ゆっくりトーンを抑えて話しはじめるといいだろう。出始めが上手く行くと、そのまま上手く話すことができる。

※自分のワールドを相手がどう評価するかは、相手の問題なので考えなくていい。

相手を仲間・味方だと思う

相手を仲間、あるいは自分の味方だと思えばいい。

そもそも自分の敵が自分の話を聞く、というシチュエーションは、ほとんどないだろう。だが、警戒心の強い人などは、自分はまな板の鯉で、魚の目鷹の目で相手から自分が評価される…と思ってしまう。ある意味、相手を自分に対し悪意のある人ととらえ、警戒してしまうのだ。

そう思うと(これもホルモンの問題だろうが)緊張や不安が増して、いい結果にならない。なので、相手のことは、自分に対し好意を持っている人だ、自分を助けてくれる人だ、自分の話に価値を認めてくれる人だ、すなわち、仲間・味方だと思った方がいいのだ。

※実際そうなのだから、そう思うことに不都合はない。

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まとめ

今回は、緊張するシーンで落ち着いて話す方法について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)緊張するのはいいことだと思う、2)素の自分でいいとする、3)ボディランゲージで気持ちを変える、4)失敗するチャンスだと思う、5)自分のペースを守る、6)相手を仲間・味方だと思う、の6つだ。マインドが変われば、落ち着いて話せるようになる。

3番目の「ボディランゲージで気持ちを変える」は、外向きの強いポーズをすることで、マインドを変える、というものだ。2分間そのポーズをとるということは、(ボディランゲージなので)2分間「緊張せず堂々と話す」ということに等しい。その好ましい流れがあるので、そうした流れを引き継いで(ポーズをとった後)落ち着いて話すことができる…と解釈してもいいだろう。

※本記事の一部は、Amy Cuddy(社会心理学者)さんの講演を参考にしています。

今回の記事:「緊張するシーンで落ち着いて話す方法6つ」