au のポイントの使い方についてご存じだろうか。
個人的には、「ポイントを使う」ということがとっても苦手だ。携帯のポイントにかかわらず、放置して失効させることもある(笑)。単に、ポイントを交換する作業が面倒くさいと感じるためだ。だが、ある程度ポイントがたまると、それを無視するわけにもいかない。ポイントを使うメリットが、(ポイントを使うための)人件費などのデメリットを上回るためだ。
今回は、au のポイントの使い方について書いてみたい。
目次
- 目次
- ポイントを使うのが面倒くさい
- au のポイントとは
- ポイントを確認する
- au ポイントと WALLET ポイントの違い
- au 料金の支払いに使う
- 携帯の修理・購入などに使う
- ショッピングで使う
- Amazon ギフト券と交換する
- Amazon で直接使う
- まとめ
ポイントを使うのが面倒くさい
面倒くさいは禁句なのだが(笑)、ポイントを使うのが面倒くさい。
そもそも、ポイント制度というものがあまり好きではない。カードを作り持ち運ぶ必要があったり、ポイントを使うときにひと手間かかったり、手間をかけた割には欲しいものがなかったり、ポイントを使い忘れ損した気分になったり、突然制度の内容が悪くなったり、なくなったり…と、いろいろあるためだ(笑)。
自分のビジネスでも、(顧客の囲い込みなどのために)ポイント制度の導入を考えたことがあるが、自分が面倒くさいと思うことを導入する必要があるのか…と考え、やめてしまった。ポイントで還元するよりも、その分、最初から安くした方がシンプルでいい、というのが私の考えだ。
・ポイント制度は条件付きで有効である
ビジネスにおけるポイント制度を否定するわけではない。
ポイントを使う顧客側に配慮した制度設計をしていれば、有効なケースも普通にあるだろう。ポイントを入り口にして、ほかのサービスにつなげるという手法もある。ただし、ポイントを使わない客がいれば(自分の利益になるので)いい、などと考えているようでは、ダメだと思う(笑)。
au のポイントとは
au のポイント制度は、どうなっているのだろうか。
ユーザーフレンドリーな制度になっていることを期待しつつ、調べてみよう。
毎月のau携帯電話や固定通信サービスなどのご利用でのお支払金額に応じて貯まったWALLET ポイント・auポイントを、機種変更、ショッピングなどにご利用いただけます。さらに「au WALLET プリペイドカード」や「au WALLET クレジットカード」を使うと、コンビニや飲食店でも「WALLET ポイント」が貯まります。貯まったポイントは、機種変更の代金や月々のお支払いへの充当だけでなく、他のお買い物にもご利用いただけます。ポイントの有効期限は4年間です。
出典:ポイントプログラム
au の携帯などを使っていれば、ポイントがたまるということはわかる。
そして、有効期限が4年間だということもわかる。ポイントには、「au ポイント」と「WALLET ポイント」というものがあるらしい。後者の WALLET ポイントには、プリペイドカードやクレジットカードが紐づいているらしい…ということもわかる(それらを利用することで、ポイントの入りが多くなるようだ)。
WALLET ポイントというのは、au WALLET プリペイドカードの開始にともない。2014年からはじまったそうだ。たまったポイントを機種変更やショッピングに使えるのはわかるが、au ポイントとWALLET ポイントの違いがここまでではよくわからない。
※Wallet だから、財布(入出金口座?)をイメージしているのだろう。
ポイントを確認する
ポイントを確認するには、以下の「ポイントを確認する」を参照。
※3とおりある。
au ポイントと WALLET ポイントの違い
au ポイントとWALLET ポイントの違いがわからないので、調べてみる。
「au WALLETポイント」は2014年5月21日より開始した最新のポイントプログラムです。「auポイント」は一部を除き(※1)すでに新規の付与を終了したポイントプログラムです。現在お持ちのauポイントは引き続きご利用いただけます。また、「auポイント」を「au WALLETポイント」に交換することもできます。
出典:auポイントとWALLETポイントの違いはなんですか?
au ポイントというのは、一部を除き新規の付与を終了したポイントプログラムだそうだ。
サイトには、「WALLET ポイントとau ポイントでは、利用できるコンテンツやポイントの貯まるコンテンツが異なります」とも書かれている。両方のポイントを持っている人には、ややこしい話になる。au ポイントを WALLET ポイントに交換し、WALLET ポイントとして、まとめて使った方がいいケースもありそうだ。
ただし、「au ポイント:WALLET ポイント」は「1.2:1」になる。これは、au ポイントが 12,000ポイントあっても、WALLET ポイントに交換すると、10,000ポイントになる、ということだ。また、ポイント交換を行っても、有効期限は変わらない。
※WALLET ポイントの方が価値が高く、使う際の選択肢も多いようだ。
au 料金の支払いに使う
たまったポイントを au 料金の支払いに使えれば、それが一番いい。
支払いコースは3種類あり(3,000~12,000ポイントコース)、月に利用する金額に応じて選べるようになっている。ただし、条件がある。まず、au ポイントを利用することができない。WALLET ポイントのみだ。さらに、サイトには「au WALLET プリペイドカード、au WALLET クレジットカードをお持ちの方のau携帯電話回線のみご利用いただけます」と書いてある。
これは、or だろうか and だろうか。or であれば、どちらかのカードを持っていれば使える。and であれば、両方のカードを持っていなければ使えない。両方のカードを作るのは面倒だ。作ったとしても、作った後の管理ができない。なので、どちらか一方であれば、検討の余地がありそうだ。
※この後、確認してみた。「どちらかのカードを持っていれば使える」ということだった。
まだポイントがたまっていない人は、携帯の利用でたまるポイントと、カードの利用でたまるポイントを合算(予想)し、(支払いに充当できるか)検討してみればいいだろう。プリペイドカードは 200円(税込)ごとに1ポイント、クレジットカードは 200円(税込)ごとに2ポイントたまるようになっている。
※「au 料金の支払いに使う」という選択肢は、魅力的ではある。
携帯の修理・購入などに使う
携帯の修理・購入などに使う、という方法がある。
機種変更やオプション品の購入にも充てることができる。この選択のメリットは、au ポイントでも使うことができる、1ポイント(1円)刻みでキッチリ使うことができる、ということだ。オプション品であれば、カバーや充電器ということになるのだろうか。
いや、もう少し調べてみよう(笑)。オプション品には、バッテリー・電池パック、充電器・ACアダプター、イヤホン、(変換)ケーブル、液晶保護フィルム、卓上ホルダー、ハンズフリーキットなどがある。この中で興味があるのは、卓上ホルダーだ。携帯を(端子関係の)トラブルフリーで長く使いたいのであれば、卓上ホルダーを使った方がいい…ということがあるためだ。
※ポイントで卓上ホルダーを買うのは、いい選択だと思う。
ショッピングで使う
ショッピングで使う、という方法もある。
Au STAR ギフトセレクションが何者かは知らないが、そこで au ならではのギフトを買えたり、ワンランク上の厳選ギフトを入手できるそうだ。また、KDDI直営のショッピングサイトでの買い物にポイントを利用できる。そのほかのショッピングサイトでも、使えるケースがあるようだ。
※また、デジタルコンテンツの購入に「au かんたん決済」を利用すれば、ポイントを使える。au かんたん決済は、その決済に対応するパートナーサイトで利用可能(au ID が必要)。
au かんたん決済が使えるショッピングサイトとしては、たとえば、「ココナラ」、「楽天市場」、「ソニーストア」、「モバオク」、下で述べる「Wowma!」などがある。
※Amazon はなし。
Amazon ギフト券と交換する
Amazon ギフト券と交換する方法があるらしい。
Wowma! for au(ワウマ)(旧 au ショッピングモール−通販サイト)で、Amazon ギフト券をポイントを利用して買えばいい、ということだが…
Amazon ギフト券で検索しても、それらしい商品がない(以前はあったようだ)。nanaco ギフト券、JCBギフトカード(ギフト券)、楽天グループで使えるギフト券、GooglePlay ギフトカード(グーグルプレイ)などはあるが、Amazon ギフト券はないようだ。なので、Amazon ギフト券と交換することはあきらめる。
※ほかのギフト券を買う、という方法はある。
Amazon で直接使う
Amazon で直接使う、という方法があるようだ。
2017年6月5日付けで、Amazon で「au かんたん決済」が使えるようになった、というリリースが出ている。ただし、そうするためには、プリペイドカードを作り、チャージすることが必要になる(クレカであれば、そのまま使える?)。また、全ての商品で使えるかどうかは不明だ。
追記:プリペイドカードにチャージした後は、Amazon に決済手段の登録をする必要がある。具体的には、クレジットカードと同じ扱いでプリペイドカードを登録する。そうすれば、プリペイドカードを Amazon の支払いに使えるようになる。「au かんたん決済」ではないので注意すること(「au かんたん決済」を選ぶと、プリペイドカードから引き落としされない)。
※こうできれば話は早い。Amazon で直接使うニーズは大きいだろう。
まとめ
今回は、au のポイントの使い方について書いてみた。
まず、考えたいのは、「au 料金の支払いに使う」という方法だ。それには、1)今後も au を利用する、2)WALLET プリペイドカードかクレジットカードを持つ、という条件がある。また、au ポイントを利用することはできない(WALLET ポイントのみ)。これらの条件をクリアできるのであれば、そうすればいいと思う。
次の選択肢は、「機種変更やオプション品の購入に使う」だ。携帯を長く使う人の場合、卓上ホルダーを買うのは、いい選択だと思う。携帯を端子関係のトラブルフリーで、長く使える可能性が高くなるためだ。
さらに、「ショッピングで使う」だ。Amazon ギフト券をポイントで購入できるのであれば、それが一番よかったが、現状ではできない…(たまたま、今できないだけだろうか?)。なので、ほかのギフト券を買うとか、au のワウマやそのほかのサイトでほしいものを購入する、ということになる。
最後に、「Amazon で使う」だ。これができれば話は早い。最近の話なので、まだあまり浸透していないかもしれないが、この使い方は「au 料金の支払いに使う」とともに主流になるだろう。
今回の記事:「au のポイントの使い方をど素人が整理してみる」