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人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

本の読み方|内容を理解して行動に活かす読み方をしたい

本の読み方について書いています。「もっといい読書をする方法」の続きです。

本の読み方を工夫すれば、今よりも本の内容に対する理解が深まり、行動に活かせるようになります。

前回の記事で書いたのは、1)まえがきを読む、2)見切りをつける、の2つだ。

まえがきは、いわゆる「つかみ」の部分なので、筆者は力を入れて書く。そこがおもしろくなかったり、自分が求めているものと違うな…と思ったら、見切りをつければいいのだ。

今回は、引き続き上手な「本の読み方」について書いてみたい。

目次

多読になる時期もあるが…

以前のわたしは、多読を求めていた。とにかく、多くの本を読む、ということだ。

多くの本を読む、ということは間違っておらず、必要なことなのだが、目的ではない。

たとえば、合コンでも、「たくさん合コンする」ということが目的ではないはずだ。恋愛のパートナーを見つける、ということが目的であり、その結果、合コンの回数が多くなるということだ。

初期の段階では、多読が目的になるのは、自然なことかもしれない。合コンでも、緊張せず自然に振舞うためには(自分の良さを合コンの場で出すためには)、ある程度の「慣れ」が必要だ。そのために、回数をこなす(経験値を上げる)、ということが目的になることもあるだろう。

繰り返し読む

読む本を絞って深掘りする

特に初期の段階では、多読が必要になる。

だが、その段階を過ぎれば、本来の目的に戻るべきだ。片っ端から本を読む、ということよりも、読む本を絞って深堀りした方がいい。たとえば、これまで読んだ本の中から良本を選んで絞り、深堀りする(繰り返し読む)。深堀することで、はじめて得られる知見などがあるのだ。

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二度読みする

本を繰り返し読むことについては、以前こう書いた。

「繰り返し読む」には、寝かせる期間の長さにより、二つの方法がある。
1)数日~数週間おいて読む
2)数ヶ月~数年おいて読む
1)数日~数週間おいて読む、については、難しいけれど、二回読めば内容を理解できそうだ…と感じたときに行う。そのように感じたときは、二回読まないと損だ。二回目の読書においてはじめて、本の内容を吸収できるからだ。
出典:読書の質を今より少し高める方法

わたしが今行っている読み方だが、「これは…」と思う本については、数日~数週間おいて二度読む。以前に、「むずかしいけれど、二回読めば内容を理解できそうだ…と感じたときに行う」と書いたが、その限りではない。ピンときた本については、必ず二度読む、ということだ。

※ただし、二度目は「要点読み」でいい。

同時に読む

同時読みをする

同時読みについては、以前こう書いた。

私はよく本を3~4冊同時読みをする。違う筆者のもので、ジャンルもバラバラだ。同時読みの目的は、1)多方面から多様な情報を集める、2)常識(定説)を知る、3)相乗効果を得る、ということだ。
出典:ブログ記事の質を上げる方法

現在も、3~4冊同時読みをしている。ただし、内容が少し変わってきている。

以前は、これまで読んだことのない本の同時読み、ということだったが、今は、再読も含めて3~4冊同時読みをしている。※多読から「絞って深掘り」にシフトしているところだ。

同時読みをすると気づきが起こりやすい

本の同時読みをすると、思わぬ形で気づくことがある。※偶然の気づきがある。

たとえば、心理学、行動経済学統計学人工知能に関する本などが、投資に役立つことがある。

投資には、心理学をはじめ、それらの要素が含まれているからだが、(それらの本を同時読みすることで)投資を軸にして「あぁそうか…」とつながって、気づきが起こることがあるのだ。

また、育児本とマネージメントの本を同時に読むと、内容がシンクロする、ということもある。育児とマネージメントは違うジャンルだが、マネージメントの話が育児に役立つことがある。

読みたい本を読める

同時読みをすることで、そのとき「読みたい本を読める」ということもある。

手元に読む本が複数あるためにそうできるのだが、喉が渇いたときに水を飲めば、おいしく&ありがたみを感じることと同様に、その時々で「読みたい!」と思う本を読むことが大事になる。

たとえば、むずかしめの本が頭に入るときと、入らないときがあるはずだ。頭に入らないときに(多分、副交感神経が優位にあるとき)その本を読んでも仕方ない。嫌になるだけだ(笑)。

難しめの本が頭に入らないとき、手元にその種の本が1冊だけある…という状況では、「本を読まない」という1択になるが、やさしい本もある…という状況であれば、その本を読めるのだ。

すなわち、そのとき「読みたい本を読める」ということになるのだ。

定番書を読み込む

定番とされる本を読む

定番とされる本をおさえたい。

わたしは、定番とされる本を読むことが得意ではなかった。

定番とされる本は、すでに多くの人が読んでおり、今さらそれを読んでも、他者と差別化できないのではないか…と思っていたからだ。また、定番とされる本の場合、古い本が多い。なので、そんな古い本を今さら読んでどうするのか…と思ってしまうのだ。だが、この考え方は間違いだ。

定番には価値がある

そう思い始めたのは、「人事屋が書いた経理の本」という本を読んでからだ。

この本はなんと、1978年に書かれたものだ。なので、(確か)キャッシュフローについては、全く書かれていないと思う。しかし、いまだに売れている。(ある種の人には)目からボロボロうろこが落ちるような内容であるため、こんなに古い本がいまだに売れているのだ。

やはり、定番とされる本には価値があるのだ

淘汰を生き抜いたものには価値がある

チェスのB.フィッシャーは、彼よりかなり前の世界チャンピオンであるスタイニッツの棋譜を徹底的に研究したそうだ。すでに時代遅れの棋譜だと考えられていたそうだが、その研究により、大きく実力を伸ばしたと言われている。※おそらく、将棋でも同じようなケースがあるだろう。

読書で言えば、「定番書を読み込んだこと」に相当するだろう。

また、「七人の侍」は、1954年に公開されたモノクロの作品だ。おそらく今の30代以下の多くの人は、一顧だにしようとしないだろう。だが、この稀代の名作には、いろいろなエッセンスが詰まっている。古いけど、「この映画は見ないと損です」といいたくなるような作品なのだ。

時間による淘汰を生き抜いた定番には価値がある、と認識したい

古くても今更でも、定番を読むことには価値があるのだ。

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行動につながる本の読み方 - サマリー

まとめ

今回は、いい読書をする方法について書いた。

今回の記事で述べたのは、1)繰り返し読む(二度読みをする)、2)同時読みをする、3)定番とされる本を読む、の3つだ。個人的には、前の2つは、ある程度できていると思う。

だが、定番とされる本の読み込みがまだ足りない。

定番とされる本には古典が多く含まれるが、古典には、古い・難解というイメージがあって、気分的になかなか手が伸びないのだ(笑)。そこをどうするか、というのが目下の課題だ。

今回の記事:「本の読み方|内容を理解して行動に活かす読み方をしたい」