不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

アウトプットにつながるインプットをしたい

情報の収集ばかりで、行動できていない…という人は多いと思う。

たとえば、読書などのインプットをアウトプットにつなげているだろうか。参考になる話を、自分の行動に反映させているだろうか。わたしも含め、不十分である、という人は多いだろう。

インプットはアウトプット(行動)につなげなければ、意味が薄くなってしまう。好ましい成果を出すためには、アウトプットにつながるようなインプット(の仕方)が必要になるだろう。

今回は、アウトプットにつながるインプットの方法について書いてみたい。

目次

インプットは忘れる

インプットは、忘れるものだ。

本を読んで、「これは大事なことだ」と思っても、数日後には忘れてしまう(笑)。

※人の話でも同様だ。

中には、自分は記憶力がいいので、大事なことは忘れない…という人がいるかもしれないが、そういう人は少数派だろう。普通の人は、本からのインプット程度のことでは、「大事なことだ」と思っても、時間の経過とともにきれいさっぱり忘れるものだ。もって1週間ぐらいだろうか…

※わたしの場合は、数日しかもたない。1日ぐらいのこともある(笑)。

何らかの工夫が必要になる

この現象から、「読書にさほど意味はない」と考える人もいる。

たしかに、すぐに忘れてしまうのであれば、さほど意味がないかもしれない。

なので、インプットを意味があるものにするためには、何らかの工夫が必要になる。この工夫をせずに、漫然とインプットを続けても、さほど意味がないのだ。もったいないインプットになるだろう。「インプットは忘れる」ということを前提にして、何らかの工夫が必要になるのだ

多少記憶に自信があっても、自分の記憶力を過信しないことだ。

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無駄なインプットを減らす

まず、無駄なインプットを減らしたい。

ある有能な経営者は、ビジネスで人と会う前に必ず、1)相手の情報、2)相手の話の骨子、を事前に理解しておくそうだ(相手にも、自分や自社に関する情報の調査&理解を求める)。

こうすることにより、当日の(面談時の)時間を減らすことができ、即断できるそうだ。

もし、事前準備をしなければ、面談の時間が長くなり、即断もできなくなる。事前準備の手間や時間がかかっても、トータルで考えれば、効率が良くなる…ということだ。

読書にあてはめると…

この話を読書によるインプットにあてはめれば、

本の著者が、「はじめに」というセクションを設けて、「まえがき」を書くことがある。「まえがき」は、いわゆる「つかみ」の部分なので、著者はかなり力を入れるはずだ。本を手に取った(潜在)読者が、まえがきを読んで、「おもしろくない」、「求めているものと違う」と感じたら、そこで離れてしまうからだ。


著者はまえがきで、この本はどのような本なのか、誰に向けて書いているのか、読めばどんないいことがあるのか、などについて語る。まえがきは、量的には短いものなので、本の内容の大要約と言っていいかもしれない。

 

※エッセンスが詰まっているわけだ。

 

この「まえがき」と「目次」を合わせて読むことで、頭の中で目的地がはっきりし、そこに至るまでのマップができる(話が見える)。
出典:読書の質を今より少し高める方法

最初に、目次やまえがき、著者のプロフィールを確認する、ということになる

そうすることにより、「この本を読み続けるべきか…」という即断もしやすくなると思う。※今必要のないインプットをする愚を避けること(無駄なインプットを減らすこと)ができる。

内容と人物をリンクする

本の内容と著者をリンクする、という方法がある。

こうすると、人物を思い浮かべることで、忘れたインプットを思い出しやすくなる。

わたしは、(本を読むとき)筆者のプロフィールぐらいは確認するが、本当の(肩書き以上の)意味で、「どのような人物が書いたのか」ということを、それほど強くは意識していない。

だが、たまに「この洞察はすごい」と思うことがある。そんなときは、「この著者はどういう人物なのだろうか…」という興味が湧いてきて、その著者の別の本を読んでみることがある。

※著者について、調べたりもする。

リアルに著者を感じることができる

著者を意識して(同じ著者の)本を何冊か読むと、その著者の人物像というものができてくる

そして、錯覚ではあるが、近くで呼吸をしている身近な人物として感じるようになるのだ。そうなると、この人であれば、(こんなとき)何を言いそうか…ということがわかってくる。

これがおそらく、本の内容と著者(人物)をリンクできた状態なのだろう。

こうなればしめたもので、困ったときにその人物を思い浮かべるだけで、インプットした内容を思い出すことができるのだ。※その人に、仮想的に喋らせれば、思い出すことができる。

仮想の人脈を作る

人物は、「自分がすごい…」と思った人(著者)から広げることも可能だ。

その人が薦める本や参考にしている本(参考文献)を読んで、「なるほど、すごい…」と思えば、それらの本の著者も自分の仮想の人脈に入れればいい。これは、実際に人脈を作るよりも、はるかに簡単なことだ。※追加や削除も思うがままだ。実際の人脈ではこうはいかない。

余談になるが、

実際の人脈を作ることにむずかしさを感じている人は、仮想の人脈からはじめればいいと思う。仮想のメンターを(分野ごとに)何人か作ることができれば、結構役に立つと思う。

※比較的簡単に、一流の人脈を作ることができる。

インプットから本質を抽出する

インプットから本質を抽出する努力をしたい。

このことを言い換えれば、インプットから(分野横断的に)汎用的に応用できる原理や洞察、教えやいましめなどを読み取る、ということだろうか。※個別具体的な事象から、より上位の概念を導き(抽象化し)、自分のものにする、ということだ。これが自在にできれば最強だろう。

例えば、「マクドナルドでのアルバイト経験」ということを抽象化してみます。

マクドナルドを構成する要素は「店舗において、顧客と直接対面しながら、ハンバーガーとドリンクを中心とした商材を売る外食ビジネス」であるとします。これを極端に抽象化すれば「外食ビジネス」になるでしょう

また、アルバイトを構成する要素は「会社都合でシフト管理されながら、与えられた仕事を遂行する存在」であるとします。これも極端に抽象化すれば「仕事」になります。
出典:抽象化スキルが、生死を分ける時代に|NED-WLT

アルバイトの経験 ⇒ 外食ビジネス ⇒ 仕事と、上位の概念を導き抽象化した例だ。

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この例は、ビジネスという括りの中での話だが、物理や化学、生物の世界の話を抽象化することも可能だ。たとえば先日、テレビでたまたま目にしたのが、ハネジネズミという、見た目のかわいい変わったネズミの生態だ。※この話は、生物の世界の話だが、抽象化することは可能だ。

ハネジネズミが暮らすのは、サバンナの草原に張り巡らされた「道路」。草を刈って作った幅10センチほどの道が何本もあり、総延長は100メートル以上になります。直線道路に急カーブ、さらにT字路。草が覆い被さり、まるでトンネルのような道路もあります。人間顔負けの複雑な道路網です。1日中この道路を歩き回りながら、昆虫を探して食べるハネジネズミ。眠るのも道路の上です。常に見通しのいい場所にいるのは天敵から逃れる秘策なのです。

そんなハネジネズミにとって大事な日課が道路整備です。路上に障害物があると走行の邪魔になり、命取りになります。鳥が邪魔な物を落としたり、大きなカメが道路脇の草を倒したり・・。トラブルにもめげず、粘り強く復旧させます。
出典:第462回「走れ!走れ!“道路”に生きる珍獣」 ─ ダーウィンが来た!

ハネジネズミは、あえてさまざまなバリエーションの道(直線道路に急カーブ、T字路やトンネルなど)を作る。そして、生きるために、作った様々な道路のメンテナンスが最も重要な仕事のひとつになる(道路のトラブルはつきものだ)。この話を抽象化すると、どうなるだろうか?

こう考えながらみると(インプットすると)、おもしろいと思う。

まとめ

今回は、アウトプットにつながるインプットの方法について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)無駄なインプットを減らす、2)内容と人物をリンクする、3)インプットから本質を抽出する、の3つだ。加えて、インプットを忘れないための工夫も必要であるとした。たとえば、本からのインプットであれば、2度読み・3度読みなども有効になる。

1度読んだあと、しばらく時間をおいて2度読みする。1週間後、2週間後、1か月後と4度読みしてもいいだろう(笑)。大事なインプットであれば、当然それぐらいしてもいいのだ。

今回の記事:「アウトプットにつながるインプットをしたい」