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3人以上の会話が苦手…3人以上になると話せない理由5つ

3人以上の会話が苦手だという人がいる。

そもそも何人であろうが、会話自体が苦手だ…という人もいると思うが、2人の会話であれば何も問題ないが、3人以上になると人が変わるように話せなくなる…という人もいる。その結果、個人としての付き合いはそこそこあるが、グループとしての付き合いは全くない、という人もいる。

今回は、3人以上になると話せない理由について書いてみたい。

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目次

3人以上になると話せない

3人以上の会話

3人以上になると話せない…という人がいる。

2人であれば普通に話せるのだが、3人以上になると話せない。3人以上の会話でも、話し手の方をみる、相づちを打つなど、会話に参加する姿勢は見せるが、自分から話題を提供したり、相手の話に乗っかって自分も話す、ということをしない。

相手がやさしい人で気を遣ってくれる場合は、話を振ってくれることもあるが、短くぎこちなく答えてそれで終わり…という感じだ。相手が話を振ってくれなければ、存在するだけの置物と化す。3人以上になると話せないことに対し、問題意識は持っているが如何ともしがたい。

※疎外感を感じ、その場から立ち去りたいという気持ちになることもある。

自分が話さなくてもいい

ここからは、3人以上になると話せない理由について考える。

2人と3人で違う点は、前者は自分が話さないと会話が成立しないが、後者は自分が話さなくても会話が成立する、ということだ。なので、ほかの人たちで会話が成り立っている場合、自分が話さなくてもいいよね…となる。

いじけてそうなる場合もあるし、自分が会話に割り込むことで、盛り下げることになるのでは…との思いから話さずに聞くことに徹する、ということもある。3人以上になると話せない人でも、自分が話さなければ会話が成立しない、という状況であれば、2人のときと同じように話すことはできる。

※自分が話さなくてもいいと思えば、口が重たくなる。

いろいろと考えすぎる

いろいろと考えすぎて、会話に参加できない、ということもある。

相手が何か話をしたとき、2人であれば、「何か返さなければ」、「返しの選択肢は…」、「どの選択肢がベストか…」と思考が進んで、何か言葉を返すことになる。

3人の場合はさらに、「自分が返すべきか」、「ほかの人に返しを任せた方がいいのではないか…」という思考も加わる。あれこれ考えているうちに話が進み、会話に参加できない、ということになるのだ。主体性や自分に自信がなければ、「ほかの人に返してもらった方がいい」となるだろう。

※いろいろ考えるため、テンポも遅れてしまう。

正解がわからず悩む

正解がわからず悩む、ということもある。

どのタイミングで、どう発言すればいいのかわからない。3人以上の会話では、「発言しない」という選択肢もできるので、複雑になるのだ。

また、(相手である)2人に対し適切な話題は何か、ということがわからない。よく知らない人がいれば、尚更そうなってしまう。共通の話題が何かわからないし、当たり障りのない話に終始すべきか、少しは専門的な話をしてもいいのかもよくわからないのだ。

さらに、誰にどの程度目線を送ればいいのか、ということがわからない。聞くときは、話し手の方に目線を向ければいいのだが、話すときが問題になる。相手に不快感を与えないような目線の割合をどうするか…と考えれば、結構むずかしくなるのだ(つい、話題の中心にいる人に目を向けてしまう)。

※平等に目線を送ればいいのだろうが、実践するのはむずかしい。

相手のシグナルを無視する

相手のシグナルを無視する、ということもある。

たとえば、話し手が話の途中であれば、聞き手に目線を送らない、という特徴がある。あなたも、自分が話をしているとき、話の途中であれば(チラッと相手に目線を送ることはあっても)、長く相手を見る、ということはないはずだ。

だが、話を終えるときは、比較的長く相手を見ることになる。そのときは、自分が話すチャンスなのだ。話し手が自分以外の誰かを見ているときは、(その人の反応を期待しているので)自分が話す必要はないかもしれないが、自分を見ているときは話した方がいい。

※相手のシグナルを無視すると、話すタイミングを失う。

繊細なところがある

3人以上になると話せない人には、慎重で怖がりなところがある。

たとえば、自分が発言して場の空気が変になると嫌だな…と思うのだ。敏感な人は、場の空気の変化を敏感に感じる。自分が発言したとき、冷たい視線を浴びたり、「何で割り込んでくるの?」というほかの人の心の声を耳にすると、かなり嫌な気分になる。

そんな嫌な気分になるぐらいであれば、聞き役の方がいいや…となるのだ。また、他人の自分に対する評価にも敏感なので、「変なことを話せば、自分の評価が下がる…」と怖がる。話さないことで評価が下がることには無頓着だが、変なことを話せば…と思ってしまうのだ。

※慎重かつ怖がりなので、話せなくなってしまうのだ。

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まとめ

今回は、3人以上になると話せない理由について書いてみた。

今回の記事で書いた理由は、1)自分が話さなくてもいいという状況がある、2)いろいろと考えすぎる、3)正解がわからず悩む、4)相手のシグナルを無視する、5)繊細なところがある、の5つだ。

主体性に欠け、生真面目で繊細で余裕のないタイプの人があてはまりそうだ。これらの理由のほかに、「注目されるのが嫌」という心理も、話さないという行動の後押しする。口を開くと、みんなの視線が一斉にこちらに向く。単純にそのことが嫌なのだ。発言の内容や発言の態度により、まわりから自分が評価されると感じ、嫌なプレッシャーを受けるから嫌だ…ということだろう。

※シャイな人であれば、視線を集めることが恥ずかしい…と感じることもあるだろう。

今回の記事:「3人以上の会話が苦手…3人以上になると話せない理由5つ」