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井上尚弥の次戦の相手|バンタム編

井上尚弥の次戦の相手は、誰になるのだろうか。

ここでいう「次戦」とは、井上尚弥と実力がある程度拮抗した選手との試合、としたい。

どちらが勝つかわからない要素のある試合、ということだ。なので、格下相手との調整のような試合は除く。今回は、バンタム級での井上尚弥の次戦の相手について書いてみたい。

スーパーフライ編⇒「井上尚弥の次戦の相手|スーパーフライ編

※更新日:2018年5月26日

目次

キレがある - ライアン・バーネット

1992年生、163cm。18勝無敗。

WBA、IBF世界バンタム級王者。

実力者であるザキヤノフとの統一戦に勝っている。

ザキヤノフとの一戦では、ザキヤノフに押し込まれるシーンが結構あった。結果は、大差の判定勝ち(4~10pt)だったが、両者の間にそれほど差があるようには見えない。小柄だが筋肉質の体にはキレがあり、パンチは力強い。ディフェンスで、独特のセンスを見せることがある。

実力者 - ザナト・ザキヤノフ

1983年生。170cm。27勝2敗。元WBA世界バンタム級スーパー王者。

身長は170cmとあるが、バーネットと同じぐらいに見える。

バーネット戦では、相手を押し込むも、有効なパンチを当てることができなかった。粘りや耐久力はあるが、パンチのキレや精度でやや劣ったために、バーネットに負けた…ということかもしれない。

ザキヤノフは、バーネットと比べると、勝ちやすい相手になるだろう。

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ワイルドで危険 - ルイス・ネリ

1994年生、165cm。26勝無敗。WBC世界バンタム級王者。

ワイルドに振ってくるパンチをもらうと、トラブルになる。一発当たると、たたみかけてくる。踏み込みが鋭いので、一発もらったとき、追撃をかわす防御の技術が必要になるだろう。

※パンチは重く、回転が効く。ハートが強く、クレバーさもあるようだ。

山中の左をもらっても動じなかったので、打たれ強いのかもしれない。打たれ強ければ、手ごわい相手になる。ネリ相手には特に、パンチをもらわずに当てる、という戦い方が必要だ。

そつがない - エマニュエル・ロドリゲス

1992年生、168cm。18勝無敗。IBF世界バンタム級王者。

体幹が強く無駄のない動きをする。攻守にそつがない。

実力者のバトラー相手に完勝した。ボクシングスタイルは、井上に似ている。

左の使い方も井上同様うまい。パンチ力もそこそこある。井上であればバトラーをKOすると思うので、井上のやや下位互換ということになるかもしれない。だが、決して侮れない選手だ。

※拳を痛めたので無理に倒そうとしなかった、ということかもしれない。

ラスボス - ゾラニ・テテ

1988年生、173cm。26勝3敗。

WBO世界バンタム級王者。元IBF世界S・フライ級王者。

バンタム級のラスボス。攻守のレベルが高い選手。サウスポーで懐が深い。反射神経がよく俊敏なので、ジャブを当てることもむずかしい。ハンドスピードがあり、パンチの威力もある。

※内山がコラレスにジャブを当てられなかったような展開もあり得る。

バトラーを左アッパー1発で沈めたシーンは衝撃的。

ゴニャを開始11秒で沈めた(右フック1発KO)なんてこともあった。井上は(強敵に対し)臆せず踏み込めるのか、ジャブが当たるのか、得意の左フックを(この俊敏なサウスポー相手に)有効に使えるのか、相手のレベルの高い攻撃にどう対応するのか…などがポイントになる。

※とてもレベルの高い選手だが、打たれ弱い可能性がかなりある。

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対戦済み - 勝ち

愚直な職人 - ジェイミー・マクドネル

1986年生、175.5cm。29勝2敗1分。

技巧派で堅実なボクサー。長い手を鞭のように振り回し相手に圧力をかける。

亀田和毅に2勝している。また、山中慎介が苦戦したリボリオ・ソリスにも判定で勝っている。

総合力では井上尚弥が上回る。勝てる相手だと思うが、粘られて泥仕合に引き込まれる展開は避けたい。一発はないしスピードも並だが、愚直な職人のようにコツコツ仕事を積み重ねる。このしつこさには注意が必要。ハートが強く打たれ強さもある。根気負けしないようにしたい。

※井上が対戦した際は、大きい相手をどうさばくか、という点が見どころだ。

試合の結果

1回1分52秒TKO勝ち。

井上は、前日比で12キロ増量したマクドネルを圧倒した。

※開始30秒で、(出していない)右以外の動きを見切ったそうだ。

マクドネルは前半耐え(井上の強打に慣れた)後半に勝負する予定だったが、前半を乗り切ることができずTKO負け。「パンチは本当に強かった」とコメントしている。

マクドネルを1発でぐらつかせた(テンプルへの)左フックをみて、ゴロフキンを連想する人もいるようだ。井上を「バンタム級のゴロフキン」と形容する人もいる。

予想を上回るインパクトのある勝利になった。 

 

井上尚弥の次戦の相手 - サマリー

まとめ

今回は、バンタム級での井上尚弥の次戦の相手について書いてみた。

S・フライ級で、アンカハスとの統一戦が実現しなかったのは残念だ。また、シーサケットやエストラーダとの試合もみたかった。だがもう、気持ちを切り替えるしかないだろう。

※アンカハスは、バンタムに上げてくるかもしれない。

バンタム級では、テテが抜けている。

いきなりテテと頂上決戦というのは、おもしろくない。まずは、バーネットやザキヤノフ、ネリやマクドネルという相手にきっちり勝って、テテとの頂上決戦の機運を盛り上げてほしい。

テテは、井上と対戦したナルバエスとの一戦が予定されている。それをクリアしたあとに、バーネットとの直接対決があるようだ(相手がバーネットでもテテが勝つだろう)。井上の分が悪い相手はテテだ。※身長の高いマクドネルが、身長の点では仮想テテになるかもしれない。

今回の記事:「井上尚弥の次戦の相手|バンタム編」