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話し上手になるコツ6つ

話し上手になりたい…と思うことがある。

そうなれば、まわりの人とのコミュニケーションが上手くいくし、自分の影響力を増すことができる、自己嫌悪に陥ることもなく、妙なフラストレーションもたまらない…と思うためだ。

話し上手になれば、人としての魅力が増し、人脈が広がるようになるかもしれない。

今回は、話し上手になるコツについて書いてみたい。

目次

まずは「聞き上手」になる

話し上手な人は、聞き上手でもある。

自分の話の価値を上げるためには、「相手に話を聞いてもらわなければいけない」と知っているためだ。相手に好意的に話を聞いてもらうことで、自分の話の上手さが生きてくるのだ。

相手の話を上手に聞けば、相手は自分に好意を持ち、自分の話も聞いてもらえる。自分が聞くことで場の雰囲気が良くなるので、「自分のターンで話しやすくなる」ということもある。

聞き上手になりたければ、まず「相槌を効果的に打つ方法」を身につける必要がある。

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話し上手になるコツ的な技術

結論を前に持ってくる

結論を前に持ってくると、話しやすくなる。

三角形と「逆三角形」を想像してほしい。

後者が結論を前に持ってくる話し方のイメージで、重要度の高い上(底辺)から下(頂点)へと自然に収束することがわかるだろう。重要なことから細部に流れるので、自然な構成になるのだ。

逆に三角形のイメージで、細かいこと(三角形の頂点)から始めると、なかなか大変だ。

話の途中で相手が関心を失うことがあるし、イライラすることもある(話が上手な人は、聞き手にストレスを与えない人でもある)。そんな相手の様子を見て、「どの程度まで話せばいいのか…」と混乱し、話をロストしてしまうこともある。

逆三角形の上から下というイメージで話す方が、両者にとっていいのだ。

短い文章の組み合わせを使う

話すときは、短い文章の組み合わせでいい。

たとえば、上で「そんな相手の様子を見て、「どの程度まで話せばいいのか…」と混乱し、話をロストしてしまうこともある」と書いたが、この内容を話すときは、

そんな相手の様子を見て、混乱することがあります。どの程度まで話せばいいのか、わからなくなるのです。その結果、話をロストすることもあります。と、短い文章の組み合わせに変える。

そうすることで、テンポよくなることがわかるだろう。

自分の話に変化をつける

自分の話に変化をつけることも大事だ。

書き言葉であれば、適当なところで「改行」を入れる、大中小の「項目」を入れる、いろいろな括弧や「三点リーダー」、(笑)などを使う、文末の表現を変える、などで、変化をつけることができる。ほかにも、書き言葉であれば、色や下線、強調文字も使える。

話し言葉では、表情を含むボディランゲージ、声の高さや大きさ、トーン。

話すリズムやスピードで変化をつけることになる。書き言葉では変化に気を遣うけれど、話し言葉ではそうしない、という人がいるがもったいない(変化をつける意識が必要になる)。

話し言葉でも書き言葉同様、変化をつけるようにしたい。

話す準備・マインド

声を出しやすくする

話下手な人は、「声を出しにくい」と感じているはずだ。

話をする機会が少ないので、声が出しにくくなることもあるし、(複数人の会話シーンでは)声を出すことで「注目されるのが嫌だ」、「プレッシャーになる」ということもあるだろう。

前者の場合は、音読がおすすめだ。

その際は、相手を想定して、その相手に伝えようとすることで、効果が上がる。後者の場合は、相手が誰であれ、どういうシチュエーションであれ、「こうする」と決めておけばいい。

あらかじめ決めておく

たとえば、相手は小学生だと想定する。出だしはソフトだがしっかり発音する、と決める。

相手を小学生だと思えば、むずかしい言葉を使わずに、わかりやすく話そうとする。スピードも、ゆっくり目になるだろう。出だしはしっかり発音する、とすれば、ボソボソはなくなるだろう。

相手が誰であろうが何人であろうが、自分はそうする、と決めておけばいい。※はじめにボソボソと小声で話し始めて、途中からキレやボリュームを上げていく…というのはむずかしい(笑)。

電話に出るときのように、出だしの音を高めにすることもいいアイデアだ。

聞き手のことを考える

話し上手になるためには、聞き手のことを考えなければいけない。

聞き手がストレスを感じているかどうか、聞き手を観察することで読み取らなければいけない。

聞き手のストレスにはいろいろある。話している内容がわからない、話し手が使う言葉がわからない、話の展開についていけない、話のスピードが速すぎてついていけない…ということがある。

さらには、自分が話せないのでストレスがたまる、ということもある。そんなときは、相手に質問したり、話を振る、ということが必要だ。話すのをやめて聞き手に回る、ということでもいい。

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話し上手になるコツ - サマリー

まとめ

今回は、話し上手になるコツについて書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)まずは「聞き上手」になる、2)結論を前に持ってくる、3)短い文章の組み合わせを使う、4)自分の話に変化をつける、5)声を出しやすくする、6)聞き手のことを考える、の6つだ。

聞き上手になると、話し上手になれる、ということではないが、話しが上手な人は聞くことも上手である。つまり、「聞き上手」は、話し上手の必要条件になる、ということだ。

話が上手な人は、立て板に水で、長い文章をペラペラと話す、というイメージがある。だが、そういう話し方では意外と伝わらない。なので、短い文章の組み合わせでいいのだ。

今回の記事:「話し上手になるコツ6つ」