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愚痴の聞き方5つ|愚痴る人に上手く対応したい

あなたのまわりにも、「愚痴る人」がいると思う。

愚痴を聞くのが苦痛だ、ということであれば、その人を遠ざければいいと思う。だが、自分に近い人の場合は、そうはいかない。聞きたくない愚痴であっても、上手く対応する必要があるのだ。

今回は、愚痴の上手な聞き方について書いてみたい。

目次

愚痴は誰に言うのか

そもそも、愚痴は誰に言うのだろうか。

ある調査によると、友達、家族、という順になる。この両者で、男女とも5割を超える。愚痴を言う人は、自分に近い人で、愚痴を受け止めてくれる人…を、愚痴の聞き手として選ぶようだ。

余談になるが、家族はともかく友達に愚痴を言うのは悪手だ。

この記事「人間関係が苦手な人はこの法則に従えばいい」で説明したように、友達の場合は、「ポジティブ8、ネガティブ1」程度の割合で接しないと、関係がおかしくなってしまうためだ。

※愚痴を言うことは、(相手が聞きたくない話なので)ネガティブになってしまう。

愚痴が多い人の特徴

愚痴が多い人の特徴にも触れておこう。

愚痴が多い人には、自己中心的で他責の傾向がある。また、ネガティブなことに強く反応する方で、被害者意識が強いところもある。自責ではなく他に責任を求める他責だから、愚痴っぽくなる。

誰々は使えない…と嘆く上司がいるが、そういう上司に限って自分が使えないものだ。だが、自分の管理能力についてはスルーする(部下が使えないのは上司の責任だ)。つまり、自己中なのだ。

愚痴を聞く人の気持ちを考えない、という点でも自己中と言えるだろう。

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愚痴の聞き方

愚痴は受け止めて流す

ここからは、愚痴の聞き方について書く。愚痴は、上手く流すのが基本だ。

※流すといっても、無視したり取り合わない、受け止めない、という意味ではない。

愚痴というのは、たまればストレスになる。だから、愚痴を誰かに言うことで、(アウトプットし)愚痴の堆積を防ごうとするのだ。愚痴を言う方はそれでいいが、問題は愚痴を聞く方だ。

愚痴を聞く方が相手の愚痴を自分の中に取り込んで、自分のこととして考えたり、自分の気持ちを同調させたりすると、自分がストレスを感じることになる。たとえば、「あいつは、こういう態度をとる嫌な奴だ」という話を聞くと、自分もそう感じてしまい、嫌な気分になることがある。

※自分が悪口を言われたような気分になり、ストレスを感じることもある。

なので、愚痴は受け止めてためるものではなく流すもの、とする。

相手を楽にしてあげようと考える

相手の愚痴を「相手を楽にしてあげよう」と考えて、聞けばいいだろう。

自分が愚痴を言うのはいいが、相手の愚痴を聞くのは苦痛だ。相手が愚痴りだすと、「ネガティブな話はやめようよ」、「愚痴を言っても、生産的なことは何もないよ」といいたくなる(笑)。

だが、自分が相手の愚痴を聞くことで、相手の気持ちが楽になったり、ストレスが軽減するのであれば、愚痴を聞くことに意味が生じる。なので、相手を楽にしてあげよう、と思えばいいのだ。

愚痴を聞くことに意味を見い出せば、愚痴を聞けるようになるのだ。

アドバイスをしない

愚痴る相手に対し、アドバイスはしない方がいいだろう。

相手に対し、こうしたらどうか、ああしたらどうか、とアドバイスをしたくなる。だが、愚痴の多い人は、「問題を解決するために行動する」ということができない人なのだ(だから愚痴る)。

なので、親身になり、行動を促すようなアドバイスをしても、役に立つようなことはない。また、アドバイスを望んでいない、ということもある。単に共感し聞いて欲しい、という場合が多い。

なので、相手がアドバイスを求めてこない限り、アドバイスは無用だ。

相手の話に理解を示す

愚痴は流せばいいのだが、相手の話に理解を示すことは必要だ。

自分の中で「この人は自分を理解し、味方をしてくれるんだな」という安心感や信頼感のようなものが生まれ、「またこの人と話をしたいな…」という感情を持つに至った。彼女はまさに、相手との距離を共感で埋めるという「ラポールトーク」を実践していたのだ
出典:彼女に会いたい…女性からまた会いたいと思われる会話の仕方

ラポールトークとは、相手と空気感を共有し、相手の感情に働きかける話し方のことだ。

そのためには、相手の話を理解する必要がある。先に「自分の気持ちを同調させたりすると、自分がストレスを感じることになる」と書いた。なので、同調ではなく適度に共感すればいいのだ。

相手の立場で話を聞く

自分の話とせず、相手の立場で話を聞けばいい。

これは、相手の愚痴を自分の中に取り込んだり、自分の気持ちの同調を防ぐテクニックだ。「そうか、この人の立場であれば、そう感じるんだな」と思い、「理解+適度な共感」をすればいい。

やや意地悪な見方かもしれないが、「この人のこういう性格が原因で、こういう愚痴になるのか」と思いながら聞いてもいい。突き放さない程度に、分析的に俯瞰して聞く、というイメージだ。

※その際は、(理解の気持ちを持ち)否定や批判の気持ちを持ってはいけない。

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愚痴の聞き方5つ - サマリー

まとめ

今回は、愚痴の上手な聞き方について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)愚痴は受け止めて流す、2)相手を楽にしてあげようと考える、3)アドバイスをしない、4)相手の話に理解を示す、5)相手の立場で話を聞く、の5つだ。

相手が愚痴りだしたら、「また始まった…嫌だな」と思うのではなく、「相手を楽にしてあげよう」と考えればいい。そして、否定や批判、アドバイスをすることなく、相手の話に耳を傾け、理解しようとすればいい。同時に、相手の話を自分の中に取り込んだり、同調しないようにする。

そうすることと適度な共感で、相手の愚痴を上手く受け止め流せるようになるのだ。

今回の記事:「愚痴の聞き方5つ|愚痴る人に上手く対応したい」