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人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

話を振ってくれる人がいる…話を振る人の心理とは

会話の中で、話を振ってくれる人がいる。

複数人での会話とすればわかりやすいが、黙っていると「話を振ってくれる人」がいる。

合コンや仕事の会議でも、中にはそういう人がいる。なかなか話せない人にとっては、「振り」を話し出すきっかけにできるので、ありがたいことだし、そうしてくれる人は貴重な存在になる。

今回は、話を振る人の心理について書いてみたい。

目次

 

相手に話を振る人は

相手に興味・関心がある

話を振る人と振られて話をする人

相手に興味・関心があれば、その人に話を振る。

合コンであれば、その人と話したい、距離を縮めたい、と思うので、話を振る。話を振って、どんなリアクションをするのか観察する…という意味もある。見込み度を見極める、ということだ。

※ただし、思いやりのある人であれば、興味がなくても話をふることがある。

複数人をインタビューするときでも…

複数人を相手にインタビューする、というシーンがある。

そんなとき、インタビュアーは、誰にどの程度話を振るだろうか。まず、各自に発言してもらうが、発言が一巡したあとは、インタビュアーが関心を持つ人に話を振ることになる。もちろんこの場合は、個人的に関心を持つ、というよりは、視聴者や読者が関心を持つであろう人が対象になる。

つまりは、他者から「興味や関心を持たれる人」が、話を振られるのだ。

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相手のことが見えている

相手が飽きているな…と思う

相手が自分の話に飽きているな…と思えば、話を振る。

自分が会話をリードして話をしている。自分は気持ちよく話ができている、というシチュエーションがある。だが、聞き手である相手の食いつきが悪くなってくる、相槌もおざなりになってくる。

そうすると、相手が自分の話に飽きてきている、聞く集中力が切れ始めている、「もしかすると、相手は自分の話に辟易し出したのかもしれない…」と思い、相手に話を振る、という行動を取る。

相手が話したがっている…と思う

相手が話したがっている…と思えば、バトンを渡す感じで話を振る。

場の空気が読める人は、自分が話をしていても、相手のリアクションを自分に取り込んで、自分の行動を変えようとする。「相手が飽きているな…」と思うとき、話を振ることもその行動になる。

相手が話したがっているな…と思うときも同様だ。学生のときの話だが、自分が発言したいと思っているとき、こちらの顔色を読んで、的確に話を振ってくれる先生がいた。「この生徒は発言したいのだな…」と察して、話を振った、ということだ。こういう人は、コミュ力の高い人になる。

じっと待つこともある

話を振らずに、じっと待つこともある。

思いやりのある人であれば話を振るのだが、そんな思いやりはないが、「話していない人がいると気になる…」という人は、その人の発言を促すような形で自分が沈黙し、じっと待つことがある。

ただ、自分が沈黙して相手にプレッシャーをかけるよりは、話を振った方がいいだろう。

 

人格的にすぐれている

相手の話を聞くマインドがある

相手の話を聞くマインドがあれば、積極的に話を振る。

そのマインドがある人は、(たとえば)自分が3、相手が7話せばいいと思っている。

自分が気持ちよく滔々と話そう、とは思っていない。逆に、相手に気持ちよく話してもらおう、と思っている。なので、自分が話す割合が多くなれば、相手に話をしてもらうために話を振る。

相手の話を聞くマインドがある人も、コミュニケーション能力が高い人だ。

思いやりがある

以前の記事でも書いたが、話を振ってくれる人には思いやりがある。

まず、相手は話をあまりしていないな、と察知し、「遠慮または気後れして話せないのかもしれない」、「その気持ちはわかる」、「自分にもそんなことがあったな…」などと理解&共感する。

そして、その人のために行動しようとし、「話を振る」という行動をとる。余談だが、話を振ったばかりに、話を乗っ取られる、ということがある(笑)。思いやりを向ける相手には注意する。

エゴイストには、思いやりを示す必要はないだろう(笑)。

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話を振る人の心理 - サマリー

まとめ

今回は、話を振る人の心理について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)相手に興味・関心がある、2)飽きているな…と思う、3)相手が話したがっているな…と思う、4)話を聞くマインドがある、5)思いやりがある、の5つだ。

相手に興味・関心があるから話を振る、というのはわかりやすい。

コミュニケーション能力が高い方ではなく、他者に対する思いやりもさほどではない、というタイプの人が、さかんに特定の異性に対し話を振る、というシーンを見たことがある。この場合は明らかに、相手に興味・関心があったから話を振っていたのだ。大変わかりやすいケースだ(笑)。

コミュ力が高かったり、人格的に優れている人は、そうでなくても話を振る。

今回の記事:「話を振る人の心理とは」