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村田諒太に対する海外の反応・評価

村田諒太に対する海外の反応と評価をまとめます。

村田選手の現在の立ち位置(ランキング)、海外のボクシングファンが村田選手のことをどう評価しているのか、ということがわかります。果たして、海外の目の肥えたボクシングファンは、村田選手のことを好意的に見ているのでしょうか。

村田選手に対する海外の反応と評価を追ってみたいと思います。

※随時アップデートします。

目次

 

2018年6月までの反応・評価

The Ring の評価

村田諒太の対戦相手になり得るレミューとゴロフキン

リング誌の評価から見て行こう。

現在、村田選手は階級「6位」に位置している。

カネロ・アルバレス、ゴロフキン、ジェイコブス、ソーンダース、デレビヤチェンコ、ジャーモール・チャーロの次に位置している。村田選手の後には、アンドラーデ、レミューが続く。※上位の2人はPFPにもランクインしている(1位:ゴロフキン、4位:カネロ・アルバレス)。

村田選手が倒したヌジカムは、レミューの次で階級9位になる。

ESPN の評価

村田選手は階級「8位」に位置している。

ゴロフキン、カネロ・アルバレス、ジェイコブス、ソーンダース、デレビヤチェンコ、ジャーモール・チャーロ、レミュー、村田、アンドラーデという順番だ。リング誌ではレミューより上だったが、ここでは下になる。ヌジカム#1は、間違いなく村田の勝ちだった、と評価している。

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BoxRec の評価

村田選手は階級「7位」に位置している。

カネロ・アルバレス、ゴロフキン、ジェイコブス、ジャーモール・チャーロ、ソーンダース、アンドラーデ、村田、デレビヤチェンコという順番だ。レミューは11位に位置している。ヌジカムは23位だ。リング誌とESPNではアンドラーデより上の評価だが、ここでは下になっている。

PFPランキングでは

BoxRec のPFPランキングでは、村田選手は95位だ。

ミドル級では、1位にカネロ・アルバレス、3位にゴロフキン、24位にジェイコブス、28位にチャーロ、40位にソーンダース、73位にアンドラーデ、110位にデレビヤチェンコ、129位にレミューが入っている。ちなみに、井上尚弥は22位にランクインしている。

ジェイコブスのコメント

階級上位にランクされているジェイコブスが、村田に対しこんなコメントを残している。

ジェイコブスが村田について、アメリカで強豪と対戦し、実力を証明してほしい、とコメントしているが、そのとおりだと思う。是非レミューと拳を交えて実力を証明してほしい。ゴロフキンと戦う資格のある選手だし、彼とやっても勝つ可能性がある選手だと証明してほしい
出典:村田諒太の次戦の相手|次の対戦相手はこの選手

アメリカで強豪と対戦し、実力を証明してほしい…ということだ。

ゴロフキンとの対戦をどちらが勝つかわからない大一番にするためには、ミドル級の実力者を倒す必要がある。個人的には、レミューがいいと思う。レミューには、圧勝したいところだ。

ここまでの評価をまとめると…

アルバレスとゴロフキンがこの階級の2トップである。

その2トップを脅かす存在が、チャーロとジェイコブス。この2人と良い勝負をしそうなのが、ソーンダースということになるだろうか。

村田選手は現在、アンドラーデ、デレビヤチェンコ、レミューと同じぐらいの評価を受けているようだ。※今より上に行くためには、このグループの誰かと戦って勝つ必要がありそうだ。

以下、村田選手に対する海外のボクシングファンの反応をまとめてみる。

パンチがいいね

踏み込んで打つ強いジャブがいいね。

アッパーがいいね。すさまじくパワフルだね。

村田はいいパンチを持っているね。アメリカで見てみたい。最小限の努力でリングを支配する力がある。この階級で活躍する日本人はめずらしいね。

彼の頭は頑丈だと聞いた。スピードや敏捷性はないけれど、正確でパワフルなパンチがある。ゴロフキンやアルバレス、ジェイコブスやソーンダースとやれば、打たれ強いかどうかわかるね。

ゴロフキンに似ている

日本のゴロフキンだ。ゴロフキンのように見えるのだが…

パンチを打つ時のバランスやボディショットの上手な混ぜ方が、ゴロフキンに似ているね。村田と対戦する選手は、ゴロフキン戦の練習になるだろうね。ゴロフキンとスタイルが似ているよ。

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辛口のコメント

いい選手だけど、1発で相手をKOするパンチは持っていないね。

スピードがないね。やや遅い…という印象。ローチは彼を指導するには歳を取りすぎ?

カネロには歯が立たないよ。いいボクサーだけど、すごいパワーがあるわけではない。堅実なパンチャーという印象だね。ゴロフキンは彼を破壊するだろう。

アンドラーデには勝てないよ。アンドラーデにとっては楽な試合になると思う。

才能はあるけれど、真っ直ぐ立ちすぎだね。(防御のために)膝を曲げるとか頭を動かすとか、姿勢や位置を変えるボディーワークが必要だよ。ローチみたいなコーチを雇うべきだね。

次の相手は

ゴロフキンかな。アンドラーデかデレビヤチェンコと対戦してほしい。

ソーンダースは、彼のベルトを狙うべきだね。チャーロやカネロ、ララとの対戦に向かうだろう。

エスキバが彼をノックアウトするだろう。今回はヘッドギアがないよ。

エスキバ・ファルカオとの試合が見たい。※ファルカオとは、村田がロンドン五輪の決勝で戦った選手。そのときは3R1ポイント差で村田が勝っている。内容的には、ほぼ互角であった。

まとめ

村田諒太選手に対する海外の反応と評価についてまとめました。

村田選手の現在の立ち位置ですが、階級ランクでは7位前後としていいでしょう。このランクを上げるためには、アンドラーデ、デレビヤチェンコ、レミューあたりを倒す必要がありそうです。

彼らのひとりでも倒せば、その上が見えてきます。

海外のボクシングファンの評価は、そう悪くないと思います。

村田選手の圧力やパンチについては評価されています。ゴロフキンに似ている、という声もあります。フレディ・ローチの指導を仰げというのは、海外のボクシングファンならではのコメントですね。

今回の記事:「村田諒太に対する海外の反応・評価」

Photo credit: J.R. Necho on Visualhunt / CC BY-SA