不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

楽に生きるコツ6つ - 心を楽にする

楽に生きるコツがあれば…と思うことがないだろうか。

なんだかよくわからないけれど、生きづらいな…、常に精神的な苦しさがある、普通に生活しているのに重たい閉塞感を感じる…という人であれば、そう思うことがあると思う。そういうコツがあれば、実践することで悩みを解消できる可能性があるためだ。

今回は「楽に生きるコツ」を書いてみたい。

目次

 

楽に生きるコツ

自分を受け入れる

楽に生きるコツ(自分を受け入れる)を実践する女性

楽に生きるためには、ありのままの自分を受け入れることが必要になる。

研究によりそうすれば、自律性や主体性、他者との相互の受容感、自尊感情が高まる、ということがわかっている。また、人生の意味や目的というものも、見い出すことができるようになる。

※他者に感謝することもできるようになる。

逆に、自分を受け入れることのできない人は、守りの意識が強くなり、防御的になる。自己中になりやすいのもこのタイプの人で、他者からの評価を絶えず気にするのも、このタイプの人だ。

※自分の短所や欠点がどうあれ、ありのままの自分を受け入れることが必要だ。

他者の評価を気にしない

他者の自分に対する評価が気になるかもしれない。

会社であれば、上司や部下、人事が自分のことをどのように見ているのか…ということが気になる。

昔ある上司が、「部下は上司のことをよく観察しているので、気をつけなければいけない…」と漏らしたことがある。部下や上司という立場が変わったところで、他者の自分に対する評価が気になるということは、変わらないのだ。

※気になるものは仕方がない(笑)。

ただ、他者の評価というのは、自分の日頃の言動の結果なので、直接手を入れて操作する…ということはできない。だから、気にするのであれば、自分の言動が適切かどうか気にした方がいい。普段の自分の言動が適切であれば、他者の評価というものは後からついてくるものなのだ。

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どうにもならないことを割り切る

楽に生きるためには、「割り切る」ということも必要だ。

やってしまった(自分が大きいと感じる)失敗を、いつまでも悔やむ…ということがある。

覆水盆に返らず、「It's no use crying over spilt milk」ということわざがあるが、床に大事な水やミルクをこぼしてしまった…。この不可逆的な失敗については、嘆いても仕方のないことだ。

※仕方がない、とわかっていても、そうしてしまうことはあるが(笑)。

なぜこぼしたのか…という原因は、同じ失敗を避けるために究明すればいい。それが終われば、こぼした水やミルクのことを考える必要はない。サンクコスト化して割り切ることが必要だ。

※割り切りながら、常に前を見て歩みを進める必要がある。

期待の度合いを下げる

楽に生きるコツは、期待の度合いを下げる、ということだ。

よく、他人に対する期待の度合いを下げれば楽になる、と言われる。

たとえば、あいさつを交わすシーンで、自分があいさつをすれば相手もあいさつを返してくれるだろう…と思っていれば、そうでないときにイラッとする。「相手があいさつを返してくれるとは限らない…」とあらかじめ期待の度合いを下げておけば、ダメージは小さくなる…という理屈だ。

自分の成果に対する期待も…

自分の成果に対する期待も同様だ。

たとえば、ブログで会心の記事が書けたとする。自分的には出来がいいので、当然PVを集める記事になるだろう…と期待していると、案外そうでなかったりする(笑)。仕事でも同じだが、成果にはいろいろな説明変数があるので、1つのそれを見て高く期待すると、失望することがある。

※需要のあるテーマで記事の質が高くても、PVが集まらないことはある。

自分のいいところを探す

最初に自分を受け入れることを書いたが、そのためには自分のいいところを探せばいい。

そのことについてはこの記事で詳しく書いたが、

いいところ探しをした方がいい理由とそのコツ

そのコツだが、1)いいところはある…と考える、2)いいところに対する感度を上げる、3)短所から長所を探す、4)いいところを探せば人間関係が良くなる…と考える、の4つになる。

誰にでも短所があるように、長所がない人もいない。要は、探す気があるのかどうか…ということだ。中には「自分の長所を認めない」とする人もいるが、つまらない意地を張るのはやめよう。

生得的な権利で守られている

楽に生きるコツは、自分は生得的な権利で守られている、とすることだ。

その権利とは、「アサーション権」というものだ。

わたしたちには、生得的に誰からも尊重され大切にしてもらう権利がある。

自己肯定感が下がると、自分は必要とされていないのではないか…と思ってしまう。だが、大きな会社であれば、誰が会社を辞めても、会社はさほど困ることもなく同じように回るので、誰も特に必要とされていない…ということもできる。

なので、そもそも「自分は必要とされていないのではないか…」と思う必要もないのだが、比較的必要とされていないのでは…と思うことはある。そんなときは気持ち的に苦しくなるので、「自分は生得的に誰からも尊重され大切にしてもらう権利がある」と思えば、楽な気持ちになる。

自分自身である権利もある

アサーション権には、自分自身である権利もある。

自己肯定感が下がると、自分にはこういう欠点があるから、必要とされない…という思考になる。

たとえば、会議で発言できないから必要とされない…と思う。そのことはあながち間違いではない。会議では発言しない人は不要かもしれない。だが、そういう自分である権利はあるし、自分の意見を表明しないという権利もある。自分は権利で守られている、と思えば、楽になるはずだ。

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楽に生きるコツ - サマリー

まとめ

今回は「楽に生きるコツ」を書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)自分を受け入れる、2)他者の評価を気にしない、3)どうにもならないことを割り切る、4)期待の度合いを下げる、5)自分のいいところを探す、6)生得的な権利で守られていることを意識する、の6つだ。

最初の「自分を受け入れる」ということはかなり大事だ。

自分を受け入れれば、自律性や主体性、他者との相互の受容感、自尊感情が高まり、人生の意味や目的というものも、見い出すことができるようになる。さらには、他者に感謝することもできるようになるためだ。

そのために、他者の評価を切り離したり、どうにもならないことを割り切ったり、自分の成果に対する期待の度合いを下げたり、自分のいいところを探したりすればいいのかもしれない。

今回の記事:「楽に生きるコツ6つ」