アウトプット力を高めたい、ということがあると思う。
そうすれば、成果につながるためだ。
ブログであれば、そうすることで、記事の質や量が上がる、という結果になる。ひいては、執筆者の影響力が大きくなるだろう。プレゼンやスピーチでも、(説得力が増し)聞いた人が価値を感じるものになるだろう。個人的にも、そういうアウトプットをしたい、と考えている。
今回は、アウトプット力を高める方法について書いてみたい。
目次
あなたも好きなはず
自分はインプットの方が好きだ、という人がいると思う。
だが、よ~く考えてみると、アウトプットも好きなはずだ。
普段口が重い人でも、自分が好きな話題であれば、「話したい」という気分になる。相手が自分の好きなことに興味がある…と感じると、「話したい」という気分になる。話すことには、即応性が求められるので嫌いだ…という人でも、書くことはOKだし楽しい…という人もいるだろう。
あなたも、アウトプットすることが好きなのではないだろうか。
アウトプットを7にする
アウトプットの割合は7にすればいい。
なので、この問題にピンポイントの正解はありませんが…「3:7」をベースにして、状況に応じてこのバランスを調節すればいい、と思います
出典:インプットとアウトプットの黄金比率 - 不器用な生き方をやめたい
インプットが3でアウトプットが7、とすると、前者が少ないと感じる。
なので、新規の意図的なインプットを3にする、とすればいい。インプットは自然にできるし、これまでの蓄積、というものもある。それらを活用すれば、インプットは3で済むのだ。
アウトプット力を高める方法は
最近の記憶から探す
最近の記憶からネタを探してアウトプットする、という方法がある。
上で書いた、「あなたも好きなはず」という項目の内容も、最近の記憶から引っ張り出して書いたものだ。
ある人が、「自分は言葉によるコミュニケーションはあまり好きではないが、体を使う表現(アウトプット)であれば好きだ」ということを言った。そのことをもとにして書いたものだ。
加えて…
人は関係性、自律性、有能感を求めるものだ…と知っていれば、それらはアウトプットを通じて得られるものなので、「あなたも好きなはずだ」という結論を導くことができるのだ。
関心と興味を持ち洞察する
目にするものに関心と興味を持ち、洞察したい。
庭で育っている植物を見たときのことだ。その植物は太陽の方向に傾いで成長し、葉も光に効率よく当たるように茂らせているようだった。また、下の葉っぱは順次枯れているようだった。
この様子を見て、この植物の葉っぱってソーラーパネルではないのか…と思った。
そう考えれば、下の葉っぱが順次枯れていく理由がわかる。老朽化と新しいパネルが設置されることによる効率の低下(古い葉は新しい葉の陰に入る)が発生するため、意図的に(枯らして)撤去している、ということだ。この仮説が本当かどうかわからないが(笑)、こう思考するとおもしろい。
※植物もリソースを有効に使うため、効率を求めている。
洞察からヒントを得る
何かについて洞察すれば、そこからヒントを得ることができる。
今の話をブログに当てはめると…
古い記事の削除を考えた方がいいのではないか。特に、PVが取れず新しい記事に隠れてしまうような記事(内容が被る記事)を削除した方がいいのではないか…と考えることができる。
そのような記事を削除することは(もしかすると)当たり前なのかもしれないが、異なるアプローチで同じ結論に至る、というところがおもしろいところだ。異なるアプローチで同じ結論に至るのであれば、本当らしさの度合い(真実である可能性)が上がるのではないだろうか。
※ブログ全体の効率のことも考えた方がいいのかもしれない。
インプットしたら考える
インプットしたら考えたい。もしくは、インプットしながら考えたい。
目に入るものから思考の翼を広げる、というイメージだ。
たとえば、似たものをイメージする。似たものに置き換える。先にかいた、葉っぱ⇒ソーラーパネル、というのもそうだ。ドラマで人間関係の軋轢をみたら、自分の人間関係に当てはめてみる…ということでもいい。自分であればこんなときはこう対応する、ということを考えてもいい。
※インプットを思考でいじり活用したい。
質を意識しながら出す
質を意識しながらアウトプットしたい。
ブログであれば、以前よりも少しでもいい記事を書く、とする。
いい記事というのは、読者が価値を感じる記事、ということになるだろう。
そういう記事を書くためにはどうすればいいのか、物事の本質に迫るためにはどうすればいいのか、人が見過ごしがちな価値に気付くためにはどうすればいいのか…と考えながら書くといい。
※常に適切な負荷を与える必要がある(そうしないと質が上がらない)。
あまり偉そうなことは言えないが(笑)。
批判や否定してみてもいい
相手が傷つかない問題であれば、批判や否定してみてもいい。
最近読んでいる本には、著者が学者を痛烈に批判する、という箇所が結構ある。
多少ユーモアを交えながらだが、このような批判はおもしろいコンテンツになり得るのだ。もちろん、実践的には(誰かを傷つける)痛烈な批判はしない方がいい。誰も傷つけない批判をコンテンツにするか、批判や否定した後に生まれる自分の考えをコンテンツにする…ということになる。
アウトプット力を高める – サマリー
まとめ
今回は、アウトプット力を高める方法について書いてみた。
今回の記事で書いた方法は、1)最近の記憶から探す、2)関心と興味を持ち洞察する、3)洞察からヒントを得る、4)インプットしたら考える、5)質を意識しながら出す、6)批判や否定してみてもいい、の6つになる。
ネタがなければ、最近の記憶から探してみよう。
誰かの印象に残る言葉、自分の感情が動いたできごと、それらは十分アウトプットの素材になる。もちろん、昔の記憶でもかまわない。昔のことでも、よく覚えていれば素材として使える。
ものごとやできごとに対し関心と興味を持つ、ということはマストだ。
それらがあれば、インプットは自然に増える。おもしろいインプットがあれば、思考の翼を広げてみる。似たものをイメージしたり置き換える。自分のことに置き換えてみてもいいだろう。
今回の記事:「アウトプット力を高める方法」