不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

感じがいい人の特徴8つ – いい感じには理由がある

感じのいい人がいる。

よくも悪くもなく普通だ…という人が一番多いと思うが、中にはそういう人がいる。

感じのいい人は得をするし、成功しやすくなるだろう。多くの人が頭を悩ます人間関係が上手くいきやすいためだ。ただし、感じよくして傷つくこともあるので、ハートが強ければ…という但し書きはつくが。

今回は、感じがいい人の特徴について書いてみたい。

目次

感じのいい人はそう多くない

会社にいる感じがいい人

接客商売であれば、たいてい感じがいいのでは…と思うが、そんなことはない。

ただマニュアルどおりに接客しているだけで、感じがいいとはいえない…という人が結構いるのだ。

サービスカウンターにいる人やスーパーのレジを打っている人は、誰でも同じ仕事をしている。なので、仕事については大差ないが、印象についてはそうではない。一番多いのは、いいとも悪いともいえない…という人で、大部分を占める。残りをいい人と悪い人が分け合う、という印象だ。

 

感じがいい人の特徴は

自然な笑顔がある

感じの良さを決める大きな変数は、笑顔の有無と質だろう。

相手に屈託のない自然な笑顔があれば、気分が良くなりこちらも笑顔になれる。

ただし、笑顔といっても、何か含みのある笑顔や目が笑っていない笑顔、左右が均等ではない笑顔には効果がない。効果がないどころか、逆効果になることもある。自然な笑顔が必要なのだ。

※「時計じかけのオレンジ」のアレックスの笑顔はNGだ。

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機嫌よく見える

感じがいい人は、機嫌がよさそうに見える。

機嫌がよくなることと悪くなることのどちらが多いかといえば、悪くなることだろう。

人は悪いことの方に敏感に反応するので、そうなってしまうのだ。この人の性質に反して機嫌よく振舞える人にはご褒美がある。それが、他人に「感じがいい人だ」と思ってもらえることだ。

※天然で毎日を機嫌よく過ごすことのできる人は最強だろう。

自分からあいさつする

感じがいい人は、自分からあいさつすることができる。

以前、会社に顔を知っているか知らないか…ぐらいの他部署の先輩がいた。

こちらは顔をなんとなく知っていたが、向こうは知らないのではないか…という距離感だった。

その先輩とエレベーターで一緒になったとき、(わたしがあいさつしようかどうか…と迷っていると)その先輩の方から笑顔であいさつしてくれた。これには、恐縮するとともに驚いた。

わたしがその先輩のことを「感じがいい人だ」と思ったことは言うまでもない。

人により態度を変えない

このタイプの人は、人により態度を変えない。

今述べた先輩もそうだ。

普通、よく知らない後輩とエレベーターに乗り合わせても、自分から笑顔であいさつする、ということはしないだろう。目礼か事務的に「お疲れ様です」と言うか…ぐらいだろう。スマホに目を落とし、無視する人も普通にいると思う。

下の者に対しても丁寧に接することができる、というのは、すごいことだと思う。

人にきちんと向き合う

感じがいい人には、人にきちんと向き合う、という姿勢がある。

ここでいう姿勢とは、物理的な姿勢のことだ。

感じが悪い人は、話かけても半身だったり、顔だけこちらに向ける…という動作をする。

顔だけ向けることにしても、半身しかこちらに見せないことにしても、「あなたとは少ししか話しませんよ…」というメッセージになる。すぐに元の姿勢に戻ろうとしているためだ。感じがいい人は、全身できちんと相手と向き合って、「あなたと話をします」というメッセージを送るのだ。

アイコンタクトをする

このタイプの人は、アイコンタクトをする。

先に、サービスカウンターにいる人などの話をした。

マニュアルどおりのことを話すだけで、アイコンタクトをしようとしない人の場合は、感じが悪い…と思う。中には、こちらがアイコンタクトをしているのに、明後日の方向を見る人もいる。これでは、こちらとコミュニケーションを取りたくないのでは…と思い、印象が悪くなる。

※あいさつのときも、目を全く合わせないと印象が悪くなる。

自己顕示欲を自制できる

自己顕示欲は、自己のマーケティング行動につながる。

自己のマーケティングは悪いことではなく、適度なものであればもちろん容認される。

だが、行き過ぎると「ウザい」となる。自分が常に前に出ないと気が済まない上位者はウザいな~と思うし、芸能人でもないのに自分の写真をどんどんSNSに上げる人もどうかな…と思う。

感じがいい人は、自己顕示欲を自制し行き過ぎることがない(自制は品にもつながる)。

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自分から与えることができる

感じがいい人とは、自分から与えることができる人のことだ。

これまで書いた笑顔にしても、上機嫌、あいさつ、フェアネス、アイコンタクトなどにしても、自分から与えることで、「感じがいい」という相手の自分に対する印象を勝ち取っている。自分から与えることを「損」だとすれば、「損して得取れ」を実践している人…とすることもできる。

※与えて返ってこなくても、「かけた情は水に流す」マインドを持っている。

 

感じがいい人の特徴 - サマリー

まとめ

今回は、感じがいい人の特徴について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)屈託のない自然な笑顔がある、2)機嫌よく見える、3)自分からあいさつする、4)人により態度を変えない、5)人にきちんと向き合う、6)アイコンタクトをする、7)自己顕示欲を自制できる、8)自分から与えることができる、の8つになる。

※ほかにも、清潔感があり身だしなみがしっかりしている、ということもある。

抽象度を上げてまとめると、他者にリスペクトを与えることができる人、ということになりそうだ。

人は、自分に対しリスペクトがない…と感じると、イラッとしたり激怒したりする。たとえば、無視されるとそうなるだろう。その逆をやる人が、「感じがいい人」ということになる。

今回の記事:「感じがいい人の特徴8つ」