不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

内向的な人が嫌われる理由8つ

内向的な人は嫌われることがある。

外向的な人は内向的な人に対し、「何か物足りない」、「反応が薄くて面白味にかける」、「思考ばかりで行動力がない」、「内に引きこもってばかり…」という印象を持ち嫌うことがある。

内向的な人でも同じタイプの相手に対し、そのような感情を持つことがある。

今回は、このタイプの人が嫌われる理由について書いてみたい。

目次

内向的な人は嫌われる?

本を閉じ考えに耽る内向的な人

内向的な人が嫌われる、というケースがある。

相手が期待する反応とは異なる反応をするため、そうなるのだ。

結果相手は、ちゃんと空気を読め、その反応は違うだろう、面倒だな~、何を考えているのかわからないから嫌だ…という感情を抱く。そして嫌いになり距離を取るようになる、ということだ。

余計な気を遣わされるから嫌だ…ということもある。

 

内向的な人が嫌われる理由は

無駄話をしない

内向的な人は無駄話をしない。

コミュニケーションのためのコミュニケーションをしたくないのだ。

もちろん、仲良くするための会話が無駄話かどうかはわからない。客観的に評価した場合、「無駄話ではない」ということは普通にあるだろう。だが、そんな会話でもこのタイプの人は、「無駄話である」と評価しがちなのだ。

内向的な人は「質」から喜びを引き出す。

なので、質が伴わないと感じる会話であれば、「無駄である」と断じるのだ。こういう姿勢は反感を買う。相手がせっかくコミュニケーションをとろうとしたのに拒否された…と感じるためだ。

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何かを隠している…と思う

内向的な人に対し、何かを隠している…と思うことがある。

以前の記事で、声の小さい人は何かを隠したい…と思っているケースがある、とした。

そう思うと、当然話をしたくない。あまり話したくない…と思うので、声は小さくなり話も短くなる。このタイプの人は声が小さいので、「何かを隠しているのではないか…」と思われてしまうのだ。

秘密主義をおもしろくない…と感じる人は多いだろう。

出し惜しみをしている…と思う

内向的な人は、出し惜しみをしている…と思われることがある。

相手が外向的な人であれば、自分の情報や自分が持つ情報、自分の意見を積極的に開示するだろう。

だが、このタイプの人は(親しい人であれば別だが)そういうことはしない。だから、相手からすると「自分が与えるばかりで、相手からは何も返ってこない。つまらん人だな~」となる。

出し惜しみをする人なのかね…と思う。

この人との会話は意味がない…と思う

内向的な人は、この人との会話は意味がない…と思われがちだ。

率直に自分の意見を言わない。自分を出そうとしない。何かを隠しているように見える。わざと出し惜しみをしているのではないか…とも思う。さらに、チャットも嫌う…ということで、この人との会話は意味がない…と思うのだ。

会話の反応やテンポが悪いことも、そう思わせる要因になる。

違うレベルの話をする

内向的な人は会話の質を重視するので、深いレベルの話をしようとする。

だが、ちょっとした会話では、深いレベルの話が求められていないことがままある。

そんなときに、深いレベルの話をしようとすると、相手は「ちゃんと空気を読め」と思い簡単に応答してその話をやめるか、無視する…ということになる。この対応には、内向的な人も失望する。

感情がない・不気味だ…と感じる

内向的な人を感情がない・不気味だ…と感じ嫌う人がいる。

このタイプの人は、喜怒哀楽を表に出さない。無表情に近い…としていいだろう。

なので、ポーカーフェイスで何を考えているのかわからない…となる。笑顔があればまだしも…なのだが、笑顔を見せることもほとんどない。こちらの話を聞いているのかどうかわからないこともある。

だから、感情のないマシンのようだ、置物のようだ…として嫌われることになる。

コイツは理解できない…と思う

外向的な人は内向的な人のことを理解できない…と思うことがある。

以前、超外向的な会社の先輩に、「何で部屋に集まってワイワイやらないの?」と聞かれたことがある。

会社の寮での生活の話になったとき、そういうことを言われた。

外向的な人は、休みの日などに1つの部屋に集まりワイワイやるのが好きなようだが、内向的な人は必ずしもそうではない。ひとりか親しい人のみと行動する方が好きなのだ。

外向的な人はこういう嗜好が理解できないので、変わった奴だな…と思う。

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足を引っ張るな…と思う

足を引っ張ることを言うので嫌われる、ということがある。

内向的な人はよく考えてから行動する。石橋を二度三度叩いてから行動するのだ。

外向的な人は石橋なら叩く必要はない。かりに崩れそうになったら、そのとき考えればいいではないか…とする。

このタイプの人はこういう考え方に馴染めない。走りながら考えるという器用なこともできないので、行動前に慎重にしたらどうか…と言う。このことが、「足を引っ張る」と解釈されるのだ。

 

内向的な人が嫌われる理由 – サマリー

まとめ

今回は、内向的な人が嫌われる理由について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、

1)無駄話をしない、2)何かを隠している…と思う、3)出し惜しみをしている…と思う、4)(相手が)この人との会話は意味がない…と思う、

5)違うレベルの話をする、6)感情がない・不気味だ…と感じる、7)コイツは理解できない…と思う、8)足を引っ張るな…と思う、の8つだ。

世の中には外向的な人の方が多いので、このタイプの人は嫌われやすくなるのかもしれない。

多数派の常識が世の中の常識とされ、その常識から外れた言動をすると、「空気が読めない」とされて嫌われるのかもしれない。相手が期待する反応とは違う反応をするからそうなるのだ。

今回の記事:「内向的な人が嫌われる理由8つ」