不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

急に不安になる…対処法6つ

急に不安になることがないだろうか。

夜中に目が覚め、なんとなく不安になることがある。

ネガティブな話を聞き、自分もそうなるのでは…と急に不安になることがある。特に不安のネタがあるわけではないのにそうなる…ということもあるだろう。特に、(いろいろ察知しやすい)敏感な気質の人はそうなりやすい。

今回は、そんなときの対処法について書いてみたい。

目次

急に不安になることが…

急に不安な気持ちになる女性

急に不安になることがある。このことは、突然不安に襲われる…としてもいいだろう。

もしこの不安に思うことが現実になったらとんでもないことに…と思い、怖くなることがある。

不安に襲われる時間帯というのは、大体決まっているようだ。不安が高まるような嫌な話を聞いたときは、時間帯にかかわらず不安になるが、普通は情緒性の高まる夜~明け方のようだ。

特性不安と状態不安がある

不安は、「特性不安」と「状態不安」に分けることができる。

特性不安とは、その人の性格・特徴などが変数になる不安であり、あまり変化しない。

※性格や特徴が大きく変化する、ということはない。

状態不安とは、状態・状況が変数になる不安であり、状況により変化する。たとえば、プレゼンやスピーチの前になると緊張や不安が高まるが、この(高まった部分の)不安は、状態不安になる。

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急に不安…の対処法は

敏感だと考える

自分は人一倍敏感であるため、そうなっている…と考える。

敏感な人は、特性不安がもともと大きい。加えて状態不安も比較的大きくなりやすいので、不安が増大するのだ。敏感な人は、「不安の種」というものに敏感に(ある意味非合理的に)反応するため、そうなるのだ。

生得的な特徴が絡むことなので、それはそれで受け入れるしかない。

自分はもともと敏感でありそういう「つくり」になっているため、合理的な不安にプレミアムが乗ってしまう…と考えておけばいい。プレミアムだから本当は大丈夫…としてもいいだろう。

※敏感なことが悪いわけではないが、敏感であれば反応的になってしまう。

非合理的な不安を流す

特に何もないのに、急に不安になることがある。

不安を感じないことに不安を感じる、ということだ。

状態不安が比較的小さいときに、起こりやすくなると思う。不安がなくなると、その部分を新たな不安で埋めようとしてしまう。そうした方が自分的には安定する、ということだろうか。こんなときは、単に「空いた部分を不安で埋めようとしているだけ」と認知し、流した方がいいだろう。

定量的に考える

急に不安になるときは、定性的に考えている。

感情が後押しして不安を押し上げる…というイメージだ。

なので、数字を入れて冷静に考えたい。確率が低いことをあたかも確率が高いことのように認知し、取り扱う…ということは、非合理的な不安を生む。もちろん、確率が低くても心配が的中することはあるが、非合理的な認知をしていると、リスクは取れないし常に不安に苛まれることになる。

※生じる結果が重大でなければ、確率にしたがった方がいいだろう。

不安を書き出す

溜め込んだ不安もそうだが、不安はアウトプットした方がいい。

言語化することで、不安のもとを客観視することができるし、気持ちも楽になる。

人に悩みを話しただけで気持ちが楽になることがある。悩みが解決したわけではないのに、気持ちは楽になるのだ。これがアウトプットの効果だ。また、記録することで、過去の不安がその後どうなったのか…ということがわかる。当時はあれだけ不安だったのに…ということがあるはずだ。

※記録を見返すことで、学びがあるはずだ。

目の前の仕事に集中する

急に不安になるときは、そのことに意識が集中してしまう。

意識が集中すればどうなるかといえば、視野が極端に狭くなり、そのことばかり…になってしまう。

そうであれば、ほかのことに集中すればその不安は薄れる…ということになる。なので、意識的にそうするのだ。ブログからの収入を生活の糧にしている人であれば、その収入が減ると不安に襲われると思う。そんなときは、収益のことから書くことに意識を向け、書くことに集中すればいい。

手のツボを押す

手軽な方法として、手のツボを押す、というものがある。

手には、神門(しんもん)と合谷(ごうこく)というツボがある。

神門の位置は、小指の付け根から垂線を下ろし、手首のしわと交わったあたりになる。

親指を「神門」にあて、残りの指で手首をつかみます。「痛気持ちいい」程度の強さで30回程度押します。まず左手首を、次に右手首を刺激します。
出典:ストレスがラクになるツボ | ツボ百科 | サワイ健康推進課

痛気持ちいい程度の強さで30回押せばいいそうだ。

合谷は、手の甲にあるツボで、 親指と人さし指の骨の交差部上のやや人さし指側にある。神門と同様に、30回程度押し&もみをすればいいそうだ。※そうすることで、自律神経が整うそうだ。

合谷の「合」は、親指と人差し指が出合う、ということを意味する。

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急に不安になる…対処法 - サマリー

まとめ

今回は、急に不安になるときの対処法について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)敏感だと考える、2)非合理的な不安を流す、3)定量的に考える、4)不安を書き出す、5)目の前の仕事に集中する、6)手のツボを押す、の6つだ。

まずは、自分は人一倍敏感であるため、そうなっている…と考える。

そのことは淡々と受け入れればいい。

そうなるとどうなるか、というと、合理的な不安にプレミアム(割増しという意味で使っている)が乗ってしまう。つまり、割増しの不安が乗ってしまうので、その部分をそうであると理解し、流す努力が必要になる。具体的には、不安を書き出したり、定量的に考えたりする…ということだ。

※そのように理解することが、スルーするために必要な最初のステップになる。

今回の記事:「急に不安になる…対処法6つ」