不器用な生き方をやめたい

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相手の承認欲求を満たす行動をすればいい

あなたは、相手の承認欲求を満たすことについて、考えたことがあるだろうか。

対人関係において不器用な人は、自分の欲求が満たされるかどうか、ということにはとても関心があるが、相手のそれについては無関心だ。

相手が自分の欲求を満たしてくれれば、自分もそうします、という人はいるが、自分から相手の欲求を満たそうとする人はまずいない。だから、対人関係において不器用だ、ということになる。

今回は、相手の承認欲求を満たす行動をすればいい、ということを書いてみたい。

目次

相手の承認欲求を満たせばうまくいく

相手の承認欲求を満たせば、人間関係がうまくいく可能性が高くなる。

人は、自分を肯定してくれたり、認めてくれたり、受け入れてくれる人に対しては、好感を持つ。逆に、自分を否定したり無視したり、拒絶する人に対しては、嫌悪感を持つ。

自分から相手の承認欲求を満たす人は前者であり、「自分の欲求は大事だが、相手の欲求など知ったことか」という人は、後者よりになる。

良好な人間関係を構築できる人は、後者よりの人ではなく前者よりの人になる。

あいさつをする

ここからは、相手の承認欲求を満たす行動について書く。

まず、自分からあいさつをする。あいさつをするだけで、「わたしはあなたの存在を認めています」というメッセージを相手に送ることができる。ただし、事務的なあいさつだけでは、単なる視認なのか、あいさつする価値を認めているのか、まではわからない(後述する)。

あいさつしない人にイラッとするのは、自分の承認欲求が相手に拒否されたためだ。

こちらからあいさつしているにもかかわらず、相手が無視した場合は、「こちらから(わざわざ)お前を承認しているのに、なぜお前はオレを承認しないのか」となり、イラッとするのだ。

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あいさつの効果を高める

先に、単なる視認なのか、あいさつする価値を認めているのか、まではわからない、と書いた。

どうせなら、後者の承認を相手に伝えたい。

つまり、義務的にあいさつをしているわけではなく、あなたにあいさつする価値を認めているから、あいさつをしています…というメッセージを伝えたい。

そのためには、1)笑顔であいさつする、2)相手の名前を呼んであいさつする、3)頭を丁寧に下げる、という方法がある。もちろん、組み合わせて使ってもいい。

あいさつするときは、その効果を高める工夫をしたい。

会話は承認から始める

相手との会話を「承認」から始めたい。

話しかけられたときは、相手の方に顔だけではなく体全体を向ける、柔らかい表情を作る、という行動が、相手に対する承認になる。腕組みなどの拒否を示すボディランゲージを使わない、ということも大事だ。

相手の話によく耳を傾ける、相手の感情を肯定する、という行動も承認になる。

相手の話に同意できなくても、あなたの「お気持ちはよくわかります」として、相手の感情を肯定することは可能だ。※うなづく、アイコンタクトする、相槌を打つ、という行動は承認行動だ。

反論したいときでも、反論を急いではいけない。承認が先だ。

良いところを見つける

相手の良いところを見つけてほめればいい。

相手の良いところをほめたら、相手も自分の良いところをほめてくれて、「お互いにいい気分になる…」ということがある。お互いの承認欲求が満たされると、双方とも気持ちよくなる、ということだ。※両者が相手の承認欲求にこたえれば、両者の関係が良くなる。

相手をほめるためには、相手の良いところを見つける努力をしなければいけない。

人は悪いところを見つけることには長けているが、良いところを見つけることは苦手だ。なので、良いところを見つけることは、意識的に行う必要がある。

ほめるときは、相手がその「ほめ」を納得する根拠も合わせて伝える。

ほめると相手は話してくれる

余談になるが、ほめると相手が積極的に話してくれる、ということがある。

承認欲求が満たされて気分が良くなる結果、話をしてくれる…ということだろう。なので、コミュニケーションにおいて、自分が話し手になるより聞き役の方が楽だ、という人は、相手をほめればいい。

また、ほめることでコミュニケーションに参加できる。

会議とか、複数で会話するシーンでは、とりあえずほめておけば、疎外感を持たずにすむ。相手の発言に対し、それは「鋭い指摘ですね」、「おもしろい話ですね」でいいのだ。

自分を承認する必要がある

他者を承認するためには、自分が自分を承認していなければいけない。

自分が自分に対してできていないことを、他者にできるはずがないのだ。

自分を承認できないと、「なぜ他者を認めなければいけないのか」、「なぜ他者を自分より優先しなければいけないのか」という発想になる。つまり、他者を認める余裕がなくなるのだ。

余裕がなくなると、「なぜ自分からあいさつしなければいけないのか」、「なぜ他者をほめなければいけないのか」という発想になり、他者に承認を与えることとは、逆向きの行動をしてしまう。

自分を承認できない、という状態は、不安定で弱い状態でもあるので、あいさつをされてもあいさつを返せなかったり、ほめられても疑心暗鬼になって、「ありがとう」も言えなくなってしまう。

※他者とのアイコンタクトにも苦労する、という状態になる。

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まとめ

今回は、相手の承認欲求を満たす行動をすればいい、ということを書いた。

その方法は、1)あいさつをする(+効果を高める)、2)会話は承認から始める、3)良いところを見つけてほめる、4)自分を承認する、の4つだ。最も大事なのは、「自分を承認する」だ。

自分を承認していなければ、テクニックを駆使して相手を承認しようとしたところで、上滑りしてしまう。あたかも「やらされている」ような状態になって、相手にそれが伝わってしまうのだ。

また、せっかく他者が自分を承認してくれても、それを上手く受け取ることができない。疑心暗鬼になって戸惑ってみたり、「自分には構わないでくれ…」という態度をとったりしてしまうのだ。

今回の記事:「相手の承認欲求を満たす行動をすればいい」