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去る者は追わずを上手に実践する

あなたは、去る者を追いかける方だろうか。

それとも、「去る者は追わず」を実践している方だろうか。仕事でもプライベートでも、自分が大切に思う人に去られるとキツい。そんなときは、思わず「行かないで」と言いたくなるだろう。だが、結論からいえば、去る者は追わない方がいい。追っても、詮無いことなのだ。

今回は、「去る者は追わず」について書いてみたい。

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目次

去る者は追わず

去る者は追わず

去る者は追わずの意味から考えてみよう。

意味は言葉どおりで、自分から離れていく者を引き留めない、ということだ。仕事でもプライベートでも、自分から離れていく人はいる。仕事では、顧客が離れていく、仕事相手が離れていく、ということがある。さらには、従業員が離れていく、ということもある。

プライベートでは、友人が離れていく、未婚既婚にかかわらず、パートナーが離れていく、ということがある。仕事でもプライベートでも、自分が離れてほしくないと思っている人が離れると、思わず追いかけたくなるだろう(笑)。風と共に去りぬのスカーレットのように、なんとか翻意させようと努力を尽くしたくなるものだ。だが、結論を言えば、去る者は追わない方がいい。

※去る者を追っても、いい結果にはならない。

去る者は不可逆的な決断をしている

去る者は、ある程度時間をかけて決断をしている。

たいていの場合、昨日今日で「去る」という決断をしたわけではないのだ。ある程度時間をかけ、去らない決断をした場合のこともよく考えたうえで、去る決断をしている。なので、この決断は、不可逆的な色合いが濃いのだ(後戻りできない決断に近いのだ)。

また、一旦「去る」と相手に告げて、(相手の言葉により)翻意したら、自分の決断はそんなものだったのか、ということになる。相手の「翻意した自分」に対する評価も、気になるところだ(一度でも、「去る」と言った人を、相手は今後信用するだろうか?)。

※去る者は後戻りできない決断をしている、と言えるだろう。

追っても無駄である

なので、追っても無駄で、相手の決定を変えることはできないのだ。

前述のスカーレットは、最後の最後で自分がレットを愛していることに気付き、スカーレットから去る決断をしたレットを、なんとか翻意させようとする。だが、レットはスカーレットの訴えに耳を貸さず、冷たく突き放し去っていく。追っても無駄なことは、この場面に集約されている。

それまでの(時間をかけて培った)蓄積があるため、そのときだけ真摯に訴えたところで、相手の心を動かすことはできないのだ。追っていいことといえば、やるだけやったと自分の気が済むことぐらいだ。また、相手は追われることで、自分の価値を評価できることがあるかもしれない。

※追ったところで、結果は変わらない。

相手の意思を尊重する

去る者を追わないとは、相手の意思を尊重することだ

相手には相手の考え方がある。自分が相手のことを好きでも、相手はそうではないということがあるし、自分が好きなものに相手も興味を示すとは限らない。価値観も違えば、優先順位も違うだろう。

相手がもろもろの違いから「去る」という決断したなら、その決断を尊重すればいい。ある会社では、退職者のことを「卒業生」として気持ちよく送り出す、ということをしている。去る者を気持ちよく送り出した方が、自社の利益になるから…という目論見はあるのだが(笑)、目論見はさておき、そういう態度で接すればいいのだ。

※相手の意思を尊重すれば、自分のエゴは引っ込む。

去られたら自省する

自分が必要とする人に去られたら、自省すればいい。

去られてショックかもしれないが、自省する機会にすればいいのだ。相手に甘えて好き勝手していなかっただろうか。相手の立場になって、物事を考えていただろうか。自分の利益ばかりではなく、相手の利益のことも考えていただろうか…と、自省してみればいい。

スカーレットがレットに去られたのは、レットと結婚しているにもかかわらず、他の男性への想いを隠そうとしなかったためだ。その想いを当初から知っていたレットは、スカーレットへの愛情および大人の忍耐と包容力で長い間我慢するが、最後には気持ちがキレてしまった。

※スカーレットには、自省すべき点がありそうだ。

相手の活躍を願う

そして、相手の今後の活躍を願えばいい。

自分から去った奴など、後で後悔すればいい、失敗すればいい…などと思いがちだが(笑)、そんなネガティブな感情を抱いたところで、いいことはない。

自分の傍で暗い顔をしているよりも、自分から離れることで明るい顔を取り戻すのであれば、その方が相手にとっていいことだ。もっと言えば、相手のまわりにいる人たちや社会にとってもいいことなのだ。なので、次元を上げて考え、相手の今後の活躍を願えばいいのだ

ふられたとき、相手が自分をふることで幸せになるのであれば、それはいいことだ…として、ふられたことを受け入れる人がいるが、それは高次で考えている、ということだ。

※高い次元でとらえてみる。

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まとめ

今回は、「去る者は追わず」について書いてみた。

去る者を追って相手が引き返す、ということであれば、去る者を追う意味はあると思うが、(多くの場合)そうはならない。たとえ一度、引き返すようなことがあっても、いずれ去っていくだろう。

相手の去る決断を知ったときは、相手の意思を尊重する。相手は自分なりに考え、難しい決断をしたのだ。それが正しいのか正しくないのかは、こちらが知る由もなく、相手の今後の考え方やそれに基づく行動次第になる。であれば、相手の今後の活躍を願いつつ、気持ちよく送り出せばいいのだ。

※もちろん、それだけではなく、自省する機会にすることも必要だ。

今回の記事:「去る者は追わずを上手に実践する」