不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

結婚したい32歳の女性がとるべき行動6つ

女性には、「33歳の壁」というものがあるそうだ。壁の前後で結婚を取り巻く状況が変わる、ということのようだが、32歳で結婚を望む女性であれば、気になる話だろう。

子供を望む男性は40代でも、33歳までの女性と結婚し、女性が35歳になるまでに第一子を持とうとする。結婚相談所では、33歳までが勝負と言われる。

そこを過ぎると、男性の食いつきがガクッと悪くなる。一部の結婚相談所の女性の年齢制限が34歳になっている…などの事実から、「33歳の壁」といわれるようになったようだ。

本当に壁があるのかどうかは知らないが、この壁を信じるのであれば、32歳の女性は結婚に向けてギアを上げた方がいい。今回は、結婚したい32歳の女性がとるべき行動について考える。

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目次

32歳になったら自分の固定観念を見直す

固定観念を見直す

結婚相手に対し、固定観念を持っていないだろうか。

先日、新聞社の記事だったか、「絶対に年収1000万円以上の男性と結婚したい」という32歳の女性の記事を目にした。この女性には、相手の年齢が30代という希望もある。つまり、この32歳の女性は、30代で年収1000万円以上の男性と結婚したい、ということだ。

もちろん自分の結婚相手の条件設定は自由だが、「自分には30代で年収1000万円以上の男性のみがふさわしい」と考えているのであれば、非合理的な考えであり、固定観念である可能性が高い。

ある調査によると、30代で年収1000万円以上の男性は、わずか1.5%にすぎない。この1.5%には、既婚者や婚約者がいる人も含まれるので、パイはさらに小さくなる。本当にわずかなパイなのだ。

※自分は結婚市場で、上位1%に入っているのだろうか。

合理的に考える

パイが小さいというだけでも大変なのに、競争率は非常に高い。

※パイの小ささは、自分がそういうクラスにいれば、社内で探すことや友達や知人の紹介などで、ある程度クリアできるかもしれない。だが、競争率の高さだけはどうにもならない。

また、仮に出会いがあって付き合えたとしても、結婚に至る可能性がどうなのか、という問題がある。この32歳の女性の場合、(おそらく20代のころ)4人の高収入の男性とつき合ったことがあるそうだが、3人に振られ1人は浮気がひどく、自分から別れている。

※自分が浮気相手の1人だった、という可能性もある。

サンプル数が1、2ならまだしも、4で、20代という有利な条件のときに全敗しているのだから、「年収1000万円以上の30代の男性と結婚するのはむずかしく、現実的ではない」と考える方が合理的だ。

※この32歳の女性は、過去に4人と付き合っているが、過去に付き合えたから結婚できる、ということではない。付き合うことと結婚することの間には、大きなギャップがあるためだ。

もっと柔軟に考える

この32歳の女性は、高収入に拘る理由として、1)仕事を辞めたいと思ったときに辞められない、2)子供ができたら広い部屋に住み、子供を私立に行かせたい、3)お金がないとギスギスしがちになる、としている。

だが、お金があるからギスギスする、ということもある。ハイスぺには、無駄が嫌いでお金に厳しい人もおり、必ずしも相手の年収が高いから、自分が想像するようなゆとりのある生活をさせてくれる、ということではない。

また、子供を私立に行かせることがそんなに大事なことだろうか。

子供のためというより、見栄や自己満足のためではないだろうか。どちらの学校に行こうが、能力が同じであれば生涯所得は変わらない、というエビデンスがあるそうだ。結局、能力のある子供は、私立か公立かに関係なく、与えられた環境を上手く利用し頭角を現すのだ。

結婚適齢期の男性を狙う

32歳の女性がとるべき具体的な行動として、結婚適齢期の男性を狙う、というものがある。

ある調査によると、自分の結婚適齢期を30歳と考える男性が多いようだ。なので、30歳程度以上が男性の結婚適齢期としていいと思うが、そこに人の心理を足して考えるといい。

たとえば、キリのいい35歳までに結婚したい、と考える男性が多いかもしれない。だとすれば、34歳ぐらいの男性が狙い目になる。35過ぎて(結婚に対するマイブームが一度過ぎ去り)36、7歳はのほほんと過ごすが、38歳になると大台が見えてきて焦りだす、ということもあるだろう。

このあたりのやや焦っている男性を狙えば、結婚しやすくなる。

ほかの女性と差別化する

自分をほかの女性と差別化できると、相手に選んでもらいやすくなる。

男性にとって、その女性を選ぶ理由が明確になるためだ。

たとえば、男性に対し訴求力があるのは、「品のよさ」だ。背筋がピンと伸びていたり、足がキチンと揃っていたり、食事のマナーがしっかりしていたり、立ち居振る舞いがそこはかとなく上品だったり…ということだ。

そういう女性をみると、自分にないものを持っていて「すごい」と思うし、「邪険な対応はできないな」、「真剣に対応しなければ…」と思う。相手に品があると、男性は自然に相手をリスペクトするのだ。

品のよさのほかには、笑顔だろうか。

笑顔の素敵な人は、男女問わずモテる。笑顔のない美人であれば、笑顔の素敵な普通の人の方がモテる。後者の方が、結婚もしやすいだろう。笑顔は相手に対し、良い印象と影響を与えるのだ。逆に、笑顔のない人と話をしたり、毎日一緒にいるのは、苦痛ですらある。

日々の過ごし方を大事にする

ほかの女性と差別化するためには、日々の過ごし方が大事になる。

その場だけ取り繕おうとしても、続けることがむずかしく、そのうちボロが出てしまう。

たとえば、背筋を伸ばそうとしても、意識がそこから離れると、すぐに背中が丸くなってしまう(笑)。なので、品でも笑顔でも、身体に染み込ませるぐらいの意識で習慣にして、身につける必要があるのだ。

客室乗務員など、感じのいい対応ができるプロがいるが、彼女たちは、笑顔や適切な目切り(アイコンタクトをしたあとに、目線を外す行為)のトレーニングをしている。

トレーニングをし、実践を重ねることで、それらをしっかり身につけているのだ。彼女たちに倣い、日々、そういう努力をする必要があるだろう。

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まとめ

今回は、結婚したい32歳の女性がとるべき行動について考えてみた。

今回の記事で書いたのは、1)自分の固定観念を見直す、2)合理的に考える、3)もっと柔軟に考える、4)結婚適齢期の男性を狙う、5)ほかの女性と差別化する、6)日々の過ごし方を大事にする、の6つだ。

晩婚化が進み、35歳以上の出産の割合が増えている、という指摘がある。

なので、「33歳の壁」もそう意識することはないのでは…ということだが、子育てには体力が必要だ。また、男性の意識の変化はあるのか、という点も大事だ。相手に望まれなければ、トレンドがどうあれ結婚はできないのだ。32歳の女性は、ギアを上げ行動した方がいいだろう。

今回の記事:「結婚したい32歳の女性がとるべき行動6つ」