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自分には説得力がない|そんな人が説得力を上げるためには

自分には説得力がない…と思うことがないだろうか。

不器用な人は、他人を説得する状況が苦手だ。自分の考えを相手に上手く伝える自信がないし、反論されたとき上手く返す自信もない。そもそも、説得するためのテクニックを学んだことがないから自分には説得力がない…と考える人もいる。

自分には説得力がないと思う人が説得力を上げるには、どうすればいいのだろうか。今回はこの説得力の問題について書いてみたい。

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 目次

 説得力がないと思う人は説得に対する考え方を正したい

考えを変える

自分には説得力がないと思う人の中には、そもそも自分の意見を相手に伝えること自体が嫌だ…という人もいるし、自分の意見を相手に押し付けることはしたくない…と考える人もいる。

また、意見の対立があると、つい感情的になってしまい後から自己嫌悪に陥るので、その状況自体が嫌だ…という人もいる。※説得するシチュエーションが嫌だ…と感じる人は結構いるのだ。

しかし、これらの考え方は間違っている。

説得力のない人は、「説得」の本質を正しく理解していないため、(彼らには)これらのような説得に対する非合理的なアレルギーが生じるのだ。人生を上手に歩んでいくためにも、説得力のない人は、説得に対する誤った考え方を改めたい。

※説得する場面を避けていれば、いつまでたっても説得はできない。

 説得は「勝ち負け」ではない

そもそも、説得は勝ち負けではない。説得力のない人は、この点を勘違いしている。

説得は相手を言い負かすことが目的ではないのだ。あなたが行う説得は、あなたの意見に相手が同調することを目的とするが、そうなったとしても別にあなたの「勝ち」ではない

※「勝ち」と思うのであれば、問題がある。

自分の主張よりもあなたの主張に合理性がある、と相手が感じたから、相手が自ら考え方をシフトさせ、あなたの主張に同調したのだ。なので、相手はあなたに「負けた」とは思っていない。

あなたに、「ほら、自分の意見が正しかったでしょ?」と勝ち誇りたい気持ちがあるのはわかるが、そうは考えない方がいい。相手の自律性や主体性を尊重する説得は、勝ち負けを争うディベートとは違うのだ。したがって、説得において感情的になる要素もないはずだ。

本体、説得は勝ち負けではないし、波風立てて争うことでもないのだ。

 説得は「押しつけ」ではない

また、説得は押しつけでもない。相手に自分の意見を押しつけることではないのだ。

もしあなたが優位な立場を背景にして、あなたの主張を相手にのませようとするのであれば、それは「押しつけ」であり「強制」だ。説得とは本来、相手の自律性や主体性を尊重しながら行うものであり、「押しつけ」とは違うものである。

なので、自分の考えを相手に押しつけることになる説得は嫌だ…と考える必要はない。

○○が嫌だ嫌だと思いながら説得しても、説得力を持てないのは当然である。したがって、説得に対する考え方を正しく持って、説得に対する非合理的なアレルギーを取り除くことが先決だ。

説得は、勝ち負けでも押しつけでもないのだ。説得力のない人は、この点に留意したい。

 説得するためのテクニックは必要ない

説得力のない人が勘違いしやすい点だが、説得するための巧妙なテクニックは必要ない。

中には、相手の心理を読みながら、巧みなトーク術を駆使して、自分の主張に相手を同調させようとする人がいる。このようなテクニックを目の当たりにすると、相手を説得するためには、巧妙なテクニックが必要なのではないか…と思うかもしれない。

しかし、それは本来の説得ではない。テクニックを駆使して相手を意のままに誘導する…という行為は、相手の自律性や主体性を尊重するという姿勢とは、相反するものだからだ。

説得にそのようなテクニックは必要ない。巧みなトーク術などは不要なのだ。

 相手が求めているものを満たす

説得を通じて、相手が求めているものが明確になる。

※理由も含めて明確になる、ということだ。

たとえば、デートでも家族旅行でも、ここに行きたい、あそこに行きたいと、意見が分かれることがある。そして、二人で話し合っているうちに、相手がなぜそこに行きたいのかが丸ごと浮かび上がってくる。※本音を隠している場合でも、やりとりを重ねるうちに浮かび上がってくる。

相手が求めているものが明確になれば、それを満たし自分も納得できる手段を考えることができる。なので、相手が求めているものを、明確にすることが大事なのだ。

 相手は満たされれば納得する

たとえば、観光よりも、体験をしたいから○○に行きたい、という相手の気持ちが見えれば、自分の行きたい場所でも体験ができることを示す。

また、自分や相手の主張どおりの場所ではなくても、同様の体験ができる第三の場所を代替案として提示することができる。そうすることにより、相手が納得する可能性が高くなり、説得が成功する可能性も上がる。

説得で大事なのは、自分の主張をゴリゴリと通すことではなく、相手を納得させることなのだ。言い換えれば、相手が求めているものを満たす…ということだ。

 説得力がない人は「相手の利益になる」と考える

先に述べたように、説得は自分の考えを相手に押しつけることではない。

「相手の利益に資する」と考えて行うものだ。お互いが対等の立場で話し合い、お互いが納得する結論を得るために行うものだ。先に説得の目的は、「あなたの意見に相手が同調すること」と書いたが、相手の納得を引き出すために、(自分が納得できるのであれば)自分の意見を変えても問題はない。

大事なのは、相手の利益になる、と考えて説得することだ。

ただし、相手の利益にならないのに、無理にそう考えてはいけない。そのような無理筋の説得は、相手に不自然な雰囲気を察知され失敗に終わるだろう。なので、合理的に「相手の利益になる」と思えなければいけない。

説得するときは、実際に相手の利益を尊重しながら説得すべきだ。そうすることにより、あなたの説得力は増すだろう。※利己的な発想ではダメなのだ。

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 まとめ

自分には説得力がないと思う人は、他人を説得する状況が苦手だ。

だがそれは、「説得」に対する考え方の誤りから生じている苦手意識だ。「説得」の本質を正しく理解していないため、説得に対する非合理的なアレルギーが生じているのだ。人生を上手に歩んでいくためにも、説得に対する誤った考え方を改めたい。

説得は勝ち負けではない。相手を言い負かすことが目的ではないのだ。

あなたの主張が通ったとしても、相手はあなたに「負けた」とは思わない。それが本来の説得というものだ。なので勝ち負けはないし、感情的になる要素もないはずだ。

また、説得は押しつけでもない。説得とは、相手の自律性や主体性を尊重しながら行うものであり、「押しつけ」とは違うものだ。説得は、勝ち負けでも押しつけでもないのだ。ここを勘違いすると、一気に道を踏み外すので注意したい。

説得を通じて、相手が求めているものが、理由も含めて明確になる。相手が求めているものが明確になれば、それを満たし自分も納得できる手段を考えることができる。説得で大事なのは、相手の主張を聞かずに、自分の主張をゴリゴリと通すことではなく、相手を納得させることなのだ。

最後に、説得は「相手の利益にもなる」と確信した場合に行ってほしい。そうすれば、あなたの説得力はグンと増すことになるだろう。※合理的な確信が必要だ。