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人生で手詰まり感を感じたときの対処法6つ

仕事や人生において、手詰まり感を持つことがあると思う。

仕事で手詰まり感を感じると、打つ手がわからなくなり、あきらめモードに入ってしまう(笑)。最初は、手詰まりの状況を打開するために、いろいろ動いてみる。だが、成果が出なければ、モチベーションが低下し、動きも鈍くなってくる。そうなると、本当に「詰み」に向かってしまう。

今回は、人生などで手詰まり感を感じたときの対処法について書いてみたい。

目次

手詰まり感を持つことがある

人生に対し手詰まり感を持つ男性

仕事や人生において、手詰まり感を感じることがある。

私のわかりやすい例でいうと、ブログのPVが全く伸びない、という時期があった。記事を書いているにもかかわらず、3か月も横ばいなのだ。PVが13.5万を超えたあと、14万に見えない天井があるかのように、動かなくなってしまった。

※初期には普通にあることだが、PVが5万を超えてからこういうことはなかった。

こうなると、手詰まり感を感じるようになる。記事は書いているし、以前より記事の質が落ちたということもない。何が原因かさっぱりわからない。今後いくら記事を書いても、これ以上PVが伸びることはないのでは…と、疑心暗鬼になる。当然、記事を書くモチベーションも下がる。

打つ手が見えず、やる気も下がる。まさに手詰まりの状態だ。

現状を把握する

手詰まり感を感じたときは、冷静に現状を把握したい。

まずは、事実を整理することだ。ブログの例では、1)PVの伸びが止まった、2)5万を超えてからは初めてのこと、3)記事は書いている、4)記事の質は落ちていない、ということだ。

※4は主観だが、確信があるのでここでは事実とする。

事実に対する自分の感情や解釈は、1)原因がわからない、2)原因不明で、打つ手が見えない、3)記事を書くモチベーションが下がる、4)記事数が多くなるにしたがい、新規記事1本の価値が相対的に小さくなるので、今後は記事を書いてもPVが上がらないのではないか…

というものだった。

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ネガティブな感情は排除する

手詰まり感を感じたときの「ネガティブな感情」には意味がない。

たとえば、厳しい現実を目の前にしたときは、「自分には才能がない」、「自分の能力では、このあたりまでだろう…」と思うかもしれないが、そう思ってあきらめてしまえば、そこで終了だ。

※学歴がないからダメなんだ…と思うこともあるだろう。

先に、「新規記事1本の価値が相対的に小さくなるので、今後は記事を書いてもPVが上がらないのではないか…」と悲観的な思考をしたと書いたが、事実に合わせて適当な解釈をしただけだ。

仮にこの解釈が正しいとしても、記事数が増えることのメリットに目を向けておらず、バランスのとれた解釈とはいえないだろう。エビデンスのない悲観的な解釈は、害になってしまうのだ。

※ネガティブな感情は、手詰まり感に拍車をかけることになる。

打つ手がないと決めつけない

手詰まり感を感じたときは、打つ手が見えない。

そんなときは、もはや打つ手がないようにさえ思えてしまう。だが、自分に打つ手が見えなくても、打つ手がない、ということではない。自分に見えていないだけで、打つ手はあるのだ。

仕事にしても人生にしても、大雑把に捉えるのではなく、分け入って具体的に捉えれば、かなり複雑なものだ。ブログのPVにしても、毎日記事を書けば伸びますよ、という単純なものではない。

複雑だから打つ手があるし、勝機もあるのだ。

他者の助けを借りる

手詰まり感を感じたときは、他者の助けを借りたい。

管理職などであれば、苦しい状況を部下とシェアした方がいいだろう。苦境を知った部下が転職するかもしれないが、残った部下が危機感を持ち助け合う、というメリットの方が大きい。

※そのためには、管理職にやる気や信頼性がなければいけない。

ブログのPVであれば、先輩たちがさまざまな情報を出している。もちろん、情報は玉石混交だが、中には役に立つ情報があるし、単体ではともかく、組み合わせれば役に立ちそうだ…という情報もある(この見極めには、勘と経験が必要かもしれない)。

自分の見えていないものが見えている、という人の助けを借りればいい。

状況の好転をとらえる

偶然から手詰まりを打開するイメージ

手詰まり感を感じているときでも、続けていれば状況の好転がある。

壊れた時計でも、1日2回は正しい時刻を指す、という言葉があるが、続けていれば状況の好転がある。だが、何もせずに状況の好転を待つよりは、状況の好転を起こす行動をした方がいい。

たとえば、今述べたことだが、他者の助けを借りて行動してみればいい。ブログのPVであれば、いいとされることを、順番に試してみればいい。そうすると、好転の兆しのようなものが見えることがある。そこを逃さずとらえて、敷衍(ふえん)すればいいのだ。

※偶然から、状況の好転が起こることもある。そのときも、その偶然を敷衍する。

被害者意識を持たない

手詰まり感を感じても、被害者意識を持ってはいけない。

仕事や人生において行き詰ると、「何で自分だけこうなるのか」、「親のせいではないか」、「上司のせいではないか」、「学歴の~」、「会社の~」、「社会の仕組みの~」と被害者意識を持ってしまう。

仮にそれらが事実であっても、自分でより良い対応はとれるはずだ。より良い対応をしている人は、被害者意識を持たない。※被害者意識を持つ人は、そうできていない可能性が高い。

とにかく、「自分が被害者だ」としても、愚痴が増えるだけで、いいことがない。自分の選択の結果、自分があるのだから、主体的に責任を引き受ける、ぐらいの気持ちの方がいいだろう。

※被害者意識も、手詰まり感に拍車をかけることになる。

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まとめ

今回は、人生などで手詰まり感を感じたときの対処法について書いてみた。

今回の記事で書いた対処法は、1)現状を把握する、2)ネガティブな感情は排除する、3)打つ手がないと決めつけない、4)他者の助けを借りる、5)状況の好転をとらえる、6)被害者意識を持たない、の6つだ。

この手詰まり感を感じる時期は、精神的には苦しいが、自分を鍛える時期なのだろうと思う。なので、その時期を上手く乗り切れば、次の跳躍につながる。間違っても、「自分には才能や学歴がないからダメだ」と思わないようにしたい。

そう思うとやる気を失い、本当に人生が詰んでしまうだろう。その時期を次のステップへの踊り場にするのか、滑り台の頂上にして下に落ちていくのかは、あなた次第になる。

今回の記事:「人生で手詰まり感を感じたときの対処法6つ」