スランプかな…と思うことがある。
仕事でもプライベートでもそういうことがある。
ブログを書いていても、ここのところ調子が悪いな…と思うことがある。そんなときは、ネガティブになり、モチベーションが低下する。こんな状態が続くと、さらに結果が悪くなるので、早めに抜け出す必要がある。
今回は、スランプから抜け出す方法について書いてみたい。
スランプとは
スランプの意味は
スランプの意味だが、思うような結果が出ない状態、としよう。
努力はしているのだが、思うような結果が出ず不振にあえぐ状態、ということだ。
このブログは、昨年の3月に17.4万PVを記録した。それから1年以上経ち、約100記事上乗せしたが、未だにその記録を超えることができない。この状態は、スランプかもしれない。
※一時は2段下げが起こり11万PVまで落ち込んだ。現在は16万PV程度に戻った。
長く続けば実力だ
この状態が長く続くようであれば、スランプではなく実力としていい。
具体的には最大3年程度だろうか。3年で立て直せないようであれば、それはもう実力だ。
この状態になる原因はいろいろあるが、努力に限定すると、努力の量・質が不適切である、結果を導く正しい努力からずれている、リソースやエネルギーの使い方が間違っている…ということになる。
これらを(ある程度の期間内に)修正できないのであれば、もはやスランプではなく実力だ。
スランプから抜け出す方法は
下振れを抑える
まずは、スランプの下振れを抑えることがとても大事になる。
スランプになると、メンタルがおかしくなる。努力しても結果が出ないのだから、疑心暗鬼になり、「自分には才能がないのでは…」、「無駄な努力をしているのではないか…」と思ってしまう。
※こんなことをしていても、意味がないのではないか…と思ってしまう。
こうなると、ネガティブになり下振れが大きくなる。前回の記事で書いたように、根拠のない自信が皆無になり、バランスシートが縮小し全体として萎縮する、という形になる。※当然、やる気は低下する。
このようなスランプの下振れは、意識して抑えなければいけない。
気持ちを立て直す
スランプの下振れを抑えるために、気持ちを立て直したい。
スランプがあるのは当たり前であり、大きく下振れさえしなければ問題ない。
※戦にたとえると、小さく負けることは問題ない。大敗さえしなければそれでいい…と考える。
また、最大3年を目途に長い目で見る、としてもいい。状況は必ず変化するのだから、最悪だと思う状態であればあるほど、(自分が下振れに協力しない限り)それがいつまでも続く…ということはないのだ。
※平均への回帰というものがあるので、焦らず努力を続けていれば相応に戻るのだ。
努力と成果の関係を
努力と成果の関係を理解することも、気持ちを立て直すことに役立つ。
直感では、努力すれば努力に見合う成果が出る、と思ってしまう。もちろんこのことは間違いではないが、努力と成果が比例する、とすれば間違いになる。努力しても成果が伴わない、という時期は必ずある。
努力と成果の関係については、この記事で詳しく書いた。
努力が報われるのは、努力の総量が閾値を超えてからだ。
それまでは、(いくら努力しても)海をスコップひとつで埋め立てるような無力感を感じることになる。つまり、こんなことをしていても、意味がないのではないか…と思うことは、至極当然のことなのだ。
※ブログであれば5万PV前後だろうか。そこまでは地道に頑張ってみたい。
スランプの原因を考える
スランプだと思えば、その原因を考えてみよう。
とは言え、原因を特定することは容易ではない。わたしも、17.4万PVを記録したあと、なぜ(同じように記事を書いているにもかかわらず)PVがどんどん落ちるのか、さっぱりわからなかった(今でも明確な原因はわからない)。
ただ、仮説を立てることに意味がある。
仮説を立てて検証することで、原因の特定に近づくことができるためだ。たいていの場合は、仮説が間違っているので、「それが原因でないことがわかる」ということになるのだが…。
それでも、正解に一歩近づいた、ということになる。
ほかのことをやる
スランプの時期は、ほかのことをやるチャンスでもある。
目前の課題に没頭するあまり、重要だけれど後回しになっている…というタスクがある。
そういうものにリソースを割くといい。身の回りの整理整頓とか、資産運用の見直し、自己の健康管理・メンテナンス、家族や大切な人のためにより時間を使う…ということでもいいだろう。
気になっていたタスクを片付けると、重石が取れて気持ちが楽になる。
※気持ちをいい感じで切り替えることにもなる。
基本に立ち返る
どうにも困ったら、基本に立ち返ればいい。
仕事の普遍的な基本というのは、顧客に「価値を提供する」ということだろう。
ブログも同じで、読者が読んで価値を感じれば、読者登録をしてくれたり、リピーターになってくれたりする。コメントを残してくれる場合もある。価値を感じることで感情が動き、行動につながる…ということだ。
※コメントの場合は、マイナスの価値を感じたので残す、ということもあるが。
なので、基本に立ち返り、価値を提供するためにはどうすればいいのか…とよく考えるのだ。
※読者の行動に影響を及ぼす情報を発信する、というのがひとつの答えだ。
スランプから抜け出す方法 - サマリー
まとめ
今回は、スランプから抜け出す方法について書いてみた。
この言葉の意味だが、努力をしているが思うような結果が出ない状態、とした。
今回の記事で書いた脱出法は、1)下振れを抑える、2)気持ちを立て直す、3)努力と成果の関係を理解する、4)スランプの原因を考える、5)ほかのことをやる、6)基本に立ち返る、の6つだ。
まずは、下振れを抑えなければいけない。
スランプになると、どうしても疑心暗鬼になり、「自分には才能がないのでは…」、「無駄な努力をしているのではないか…」と思ってしまう。努力が結果に結びつかないのだから、当然といえば当然の思いだ。
だが、自分の能力や努力を否定してしまうと、下振れに手を貸すことになる。
自分で自分を潰すことになるので、そのことを理解し意図的にやめたほうがいい。そして、スランプがあるのは当たり前であり、大きく下振れさえしなければ問題ない。長い目でみればいい…として、気持ちを立て直したい。
心技体では、「心」が一番最初にくるが、心の部分はかなり大事なのだ。
今回の記事:「スランプから抜け出す方法6つ」