不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

イライラさせる人の特徴9つ

学校にも会社にも、他人をイライラさせる人がいる。

このタイプの人は、他者と良好な人間関係を築けなくなり、人間関係の広がりもかなり限定される。よって、自身の影響力も拡大することができない。なかなかしんどい人生になり、自分に対しイライラする、ということになる。ある意味、作用・反作用、因果応報ということだろう。

今回は、他人をイライラさせる人の特徴について書いてみたい。

目次

否定的な表現が多い

人にイライラさせられた…というシーン

否定的な表現が多いと、人をイライラさせることになる。

否定的な表現とは、でも、だって、どうせ…の3D、だけど、だから…を加えて5D。「忙しい・あ~面倒くさい」、「煩わしい・鬱陶しい・うざい…」、「やる気がしない…」などになる。

批判もそうだ。口を開いたかと思えば、否定的・批判的な話をする人がいる。このタイプの人は、建設的な話をしないので(おそらくしようとしてもできない)、人をイライラさせてしまう。

※その場の空気を悪くしたり、話の腰を折ることが得意なタイプになる。

うんざり感を表現する

会話をしているときに、うんざり感を表現する人がいる。

たとえば、「さっきそれ言ったよね」、「聞いていなかったの?」という表現のことだ。

たとえば、あなたが薬剤師だとしよう。薬の処方をするときに、副作用の説明をした。そのあとで患者から「副作用はありませんか?」と質問された。そのとき、どういう対応をするだろうか。

うんざりして「今言ったとおりです」というか、「そうですね。今申し上げたほかには特に副作用はありません」と言うか。前者の人は、「今の説明を聞いていなかったのか」と思いうんざりしている。後者の人は、患者は「説明外の副作用について質問している」と解釈し、回答している。

※うんざりしそうなときも、いいように解釈し対応した方がいいのだ。

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あとで文句を言う

あとで文句を言う人には、イライラさせられる。

一度決まったことに対し後から文句を言い、覆そうとする人がいる。

こちらが強い立場を利用して相手に強要したのであれば、それは「あり」だと思う。

だが、お互いが合意して決めたにもかかわらず、あとから「やっぱり~」とグズグズ言われると、「今さらなんだよ…」、「文句があるならそのとき言えよ…」とイライラするだろう。

誰かに判断を委ねるが…

誰かに判断を委ねて、その判断が気に入らず、文句を言う人がいる。

自分にとっていい判断をしてくれるはずだ…と思い他人に判断を委ねるが、自分の意に沿わない判断になった。そこで文句を言う…ということだ。その気持ちはわかるが、人をイラつかせる行動になる。

他人に判断を委ねるのであれば、その判断を尊重して文句を言うべきではないのだ。

パーソナルスペースを侵害する

パーソナルスペースを平気で侵害してくる人がいる。

人には他人に侵されたくない、というパーソナルスペースがある。この距離は、相手との関係性により変化する。友達であれば、45~120センチ、恋人であれば45センチ以下になる。

なので、友達でなければ120センチ+ぐらいだろうか。友達でない人が、それ以内に近づいてくると、イラッとする。自分に近いところで物のやり取りをされても、イラッとするだろう。

相手を無視する傾向がある

相手に無視されると、誰でもイライラするだろう。

あいさつを無視されるとイライラするし、コミュニケーション中に全く目を合わそうとしない人に対しても、イラッとすることがある。極端なシャイが原因で相手を無視してしまう、ということであれば、そうならないが、コミュニケーション能力があるのに無視する人にはイライラする。

※自分が尊重される権利が侵害された、と感じるためだ。

評論家的な態度をとる

評論家的な態度をとる人に、イライラすることがある。

このタイプの人には、「君は当事者であり、評論家ではないのだよ」と言いたくなる。

ある事柄を自分のもの、あるいは自分に関係があるものとして考えることデジタル大辞泉)を自我関与度というが、この自我関与度が低いと、相手の話す気力を奪い、イライラさせることになってしまう。

先に述べたように、「君は当事者であり、評論家ではないのだよ」と言いたくなるのだ。

自慢・言い訳が多い

自慢と言い訳は、聞き手をイライラさせてしまう。

まず自慢だが、相手の自慢を聞いて楽しくなる人はまずいない。

相手を羨ましく思ったり、相手に嫉妬することはあるだろう。また、「自慢をするとは未熟な人だな…」と残念に思うこともある。だが、相手の自慢話を聞いておもしろくなる人はいない。

言い訳についても同じだ。

たとえば、ボクシングの試合で負けた方が言い訳をすることがある。もしそれが事実であったとしても、本人が言い訳ととられることを言えば、たとえファンであってもがっかりするものだ。

※まわりの関係者の発言であれば、問題ないのだが…。

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言うべきことを言わない

言うべき時に言うべきことを言わない…という人にもイラッとする。

会議やブレストの席で、その話に精通している人が黙っていると、「何で発言しないの?」と思う。

感謝すべきときに感謝しない人にも、イラッとするだろう。同様に、謝罪すべきときに謝罪しない人にもイラッとする。要は、言うべき時に言うべきことを言わない人に対しイラッとするのだ。

 

イライラさせる人の特徴 - サマリー

まとめ

今回は、イライラさせる人の特徴について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)否定的な表現が多い、2)うんざり感を表現する、3)あとで文句を言う、4)パーソナルスペースを侵害する、5)相手を無視する傾向がある、6)評論家的な態度をとる、7)自慢・言い訳が多い、8)言うべきことを言わない、の8つになる。

このほかにも「不明瞭」という特徴もある。これには、内容的なものと技術的なものがある。

前者は、話が整理されておらず聞き手が理解できない、というもの。後者は、声が小さい、語尾があいまいになる、発音が不明瞭で聞き取れない…というものだ。この特徴を入れて9つとしたい。

今回の記事:「イライラさせる人の特徴9つ」