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友達を断捨離する方法など

相手が男でも女友達でもいいが、友達を断捨離したい、と思ったことがないだろうか。

友達を整理するほど友達がいない…という人もいると思うが、知人まで枠を広げると、断捨離したい人がいるはずだ。仕事上のつき合いであれば、それもなかなかむずかしいが…。

今回は、友達を断捨離する方法などについて書いてみたい。

目次

断捨離が起こるシチュエーション

まず、断捨離が起こるシチュエーションを考えてみよう。

なぜつき合いが切れるのか…と考えると、1)こちらが相手を必要としなくなった、2)相手がこちらを必要としなくなった、3)両者が相手を必要としなくなった、のどれかに該当する。

2)相手がこちらを必要としなくなった、であれば、相手から断捨離される。

なので、こちらから断捨離するのは、1)こちらが相手を必要としなくなった、3)両者が相手を必要としなくなった、のケースになる。※3)であれば、先に断捨離されるかもしれない。

断捨離はすることもあるし、されることもあるのだ。※恋愛関係の別れに似ている。

友達を断捨離するメリット

友達を断捨離するメリットが、いくつかある。

つき合う人が変わることは、自然なことだ。不自然より自然の方がいいだろう(笑)。

状況が変われば、つき合う人は変わる。これは受け入れないと仕方のないことだ。ライフステージの変化で共通点を失い、それぞれの関心が別なところに移る…ということはよくあることだ。

なので、「自然を良し」とするのであれば、断捨離はOKということになる。

無理がなくなる

断捨離することで、無理がなくなる。

不自然さを解消することで、無理がなくなるのだ。人間関係に無理があると、ストレスが生じる。連絡したくないのに、連絡しなければいけない、会いたくないのに、会わなければいけない、年賀状を書きたくないのに書かなければ…という状況では、ストレスがたまることになる。

なので、断捨離で不要なストレスを解消できるかもしれない。

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気持ちがスッキリする

断捨離で、「気持ちがスッキリする」ということがある。

上で述べたように、ストレスがなくなるので、気持ちがスッキリする。

また、連絡先から相手のデータを消去することで、気持ちがスッキリする。もはや連絡しない人のデータがたまっている…という状況自体がストレスになるため、消すとスッキリするのだ。

※ある意味、不要なモノを捨てることと同じだ(苦笑)。

友達を断捨離するメリット#2

友達や知り合いでも、中には自分に悪影響を与える人がいる。

個人的には、喫煙しないと言っていた人が友達の影響を受けて喫煙を始めたり、タバコのポイ捨てを嫌っていた人が、友達の影響を受けてタバコのポイ捨てをやり出した…という例を知っている。

友達から悪影響を受けた例、としてもいいだろう。

そのタバコのポイ捨ての例もそうだが、友達のモラルの低い行動を目にすると、最初は「嫌だな」と思っても、そのうち慣れて、自分もその方向に引っ張られてしまう…ということがある。※悪貨は良貨を駆逐する…みたいな話になるので、注意が必要だ。

自分に悪影響を与える友達を断捨離することで、その悪影響を断ち切ることができる。

リソースを別のことに使える

友達を断捨離することで、リソースを別のことに使える。

その時間を人間関係以外のことに使うこともできるし、新しい人間関係のために使うこともできる。

断捨離をすることで、新しい出会いがある…とされるが、新しい人間関係のためにリソース(時間やエネルギーなど)を使うことができるので、新しい出会いにつながる…ということだ。

友達を整理することで、リソース配分の適正化ができる、ということだ。

エゴイストを断捨離する

知人、友人の中から、エゴイストを断捨離したい。

エゴイストとは、他人の利益を考えず、自分の利益だけを考えて行動する人のことだ(友達に営業をかけるような人のことだ)。エゴイストの問題点については、これまでも書いてきた。

いわゆる一定の割合で存在する「エゴイスト」に与えることは、あなたにとってマイナスになります。あなたが彼らの食い物になってしまう…ということです。あなたは疲弊し、誰に対しても与えることをやめてしまうかもしれません。※自己中心的な人には注意すべきです。
出典:「情けは人のためならず」の意味をもっと考える

エゴイストには、「情けは人の為ならず」が成立しない。与えても、与え損になるのだ。

普段の言動から判断する

その人がエゴイストかどうかは、普段の言動からある程度わかる。

ひとつは、他人に対し気配りできるかどうかだ。このことは、数人のグループで討論(会話)などをさせてみればよくわかる。積極的に発言するのはいいことだが、人の話を聞いていなかったり、自分が目立つことを目的として発言するタイプの人はNGだ。自分が発言したいがために、他人の発言機会を奪うような人もダメだ。このような傾向の強い人は、エゴイストの可能性がある
出典:人を評価する方法!基準は…

自己顕示欲の強い人は、エゴイストである可能性が高い。

このタイプの人とつき合っても、不愉快な思いをすることが多くなる。

何らかの被害を受けることもあるだろう。したがって、断捨離をするのであれば、エゴイストから断捨離したい。※エゴイストは、自己利益のために、こちらを利用しようとする傾向がある。

プライベートの人間関係の中に、エゴイストは不要だ。

ネガティブな人を断捨離する

知人、友人の中に極端にネガティブな人がいれば、断捨離しよう。

多少ならまだしも、極端にネガティブな人は、こちらに悪い影響を与えるためだ。「忙しい」、「めんどくさい」、「でも・だって・どうせ…」が口癖になっている人が近くにいると、疲れる。言葉自体にもイラッとするし、ネガティブがこちらにも移るような気がするのだ。

また、悪口が多い人や批判しすぎる人も断捨離したい。

自尊心の低い人は、信用できない人と同居しているようなもので、不安になったり、心配になったり、懐疑的になったり、ネガティブ思考になったり…と、メンタルが不安定になりがちだ。その不安定さを補償するために、悪口を言うことがある。
他人の欠点に目を向けることで、自分の不安から目をそらすことができたり、安心することができる。相手の悪口を言っている間は、自身に対する不安がやわらぎ、メンタルが安定するのだ。
出典:悪口を言う人の心理5つ

悪口が多い人や批判しすぎる人は、メンタルが不安定な人だ。

もしその矛先がこちらに向くと、こちらの悪口を言われたり、批判をされたり…ということになる。仲が良かったのに、何かをきっかけに、一転して仲が悪くなった…という例があると思う。

その場合は、どちらかがこのタイプの人かもしれない。

ソフトランディングを目指す

断捨離しても、必要な人は再度つながると思う。

それは、断捨離することで、その人の価値を再発見するためだ。「必要な人とは再度つながるのだ」と思えば、断捨離がしやすくなるだろう。失ってはじめてわかることがあるのだ。

ただし、断捨離の仕方にもよる。「人間関係の整理をしたいので、今後はやりとりを遠慮させていただきます…」のように、あからさまに断捨離をしてしまうと、それで終了だ(笑)。

※このような例は実際にある。「絶縁状」は必要ない。

自然な形のフェードアウト…

なので、今後の含みを残した断捨離が必要になるだろう。

たとえば、自然な形でフェードアウトにするなど、ソフトランディングの形が必要になる。相手の連絡に対し、無視し返答しないなどの形であれば、関係はそこで終了するだろう。なので、断捨離のやり方にも留意すべきだと思う。※断捨離される相手の気持ちを考える必要もあるだろう。

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まとめ

今回は、友達の断捨離について書いてみた。

断捨離するほど友達がいない…ということであれば、断捨離の必要はさほどないが、友達が多い場合は、断捨離のメリットを考慮すれば、そうすることは必要なのだろう。

断捨離する場合は、優先順位をつけて行えばいいだろう。まずは、エゴイストだ。

自分の利益のために相手を利用しようとする人は、迷わず断捨離だ。この場合は、断捨離しても全く心が痛まない。なので、比較的簡単にそうできる。

次に、ネガティブな人だ。

多少のネガティブはかまわないが、極端にネガティブだと断捨離した方がいい。どうしても、相手から悪い影響を受けてしまうためだ。こちらの気分が悪くなる相手とつき合っても仕方がない。

断捨離するときは、ソフトランディング(自然なフェードアウト)を目指そう。

くれぐれも、「人間関係の整理をしたいので、今後はやりとりを遠慮させていただきます」のような絶縁状を突きつける必要はない(笑)。相手に対する非礼は避けるようにしたい。

今回の記事:「友達を断捨離する方法など」