なぜブログを書くのか…ブログを書く大きなメリット5つ
自分はなぜ、ブログを書いているのか…
そういう問いを、自分に発したことがあるだろうか。
ブログを書くことが楽しいから、書くスキルが向上するから、備忘録になるから、書くことがストレスの解消になるから…など、いろいろな理由があると思う。また、副収入を得ることができるから、という理由もあるだろう。
いずれにしても、自分に何らかのメリットがあるからブログを書く、ということになる。
今回は、ブログを書くメリットについて書いてみたい。
目次
有能感の問題
有能感を得ることができる
ブログを書くことで、有能感を得ることができる。
有能感とは、自分には才能がある、能力がある、という感覚のことだが、「自分はできるという感覚」、「自分の得意なことを活かせているという感覚」としてもいいだろう。
日々の生活の中で、この感覚を持つことはとても大切なことだ。この感覚が、楽しさや満足感に直接つながるためだ。人には、有能感を得たいという基本的な欲求がある。それは、有能感を得ることが、楽しさや満足感という報酬につながることを、無意識的に知っているためだろう。
有能感を得ることは難しい
だが、有能感を得ることはむずかしいことだ。
あなたは、仕事を通じて「自分の得意なことを活かせている」と感じ満足しているだろうか。
仕事で自分が有能感を感じるためには、1)課題の難易度が適切である、2)(自分の裁量で)自由にできる、3)行動と結果の因果関係がはっきりわかる、という条件を満たす必要がある。
だから、仕事を通じて有能感を得ることがむずかしくなるのだ。
ブログを書いて有能感を…
ブログであれば、これらの条件を満たし、有能感を得ることが比較的容易だ。
記事の難易度は自分で調節できるし、好きなときに自由に書くことができる(仕事とは違い書かない自由もある)。さらに、記事を書けば(リライトすれば)PVが伸びる、という因果関係がはっきりしている。
※普段得にくい有能感を、ブログを書くことで得ることができる、というのが、ブログを書く大きなメリットになる。日々の生活の中で有能感を得る、ということは、非常に大事なことなのだ。
情報の問題がある
入力する情報の質と量が…
ブログを書いていれば、入力する情報の質と量が上がる。
書くためには「入力」が必要だ。
以前、ある作曲家が、優れた曲を作ることができる理由を問われ、「いいものを食べていれば、自然に(いいものが)出る」という発言をしていた。ブログも同じことで、入力する情報の質と量が上がれば、いい記事が書けるようになるだろう。
求めるから質と量が上がる
なので、いい記事を書きたいと思っている人は、入力する情報の質と量を上げることに自然と関心が向く。
具体的には、情報をアウトプットすることを前提として情報に接する、ということがある。
そうすることで、(入力の段階で)不要な情報をカットしたり、大事な情報を記憶に残す、ということができるようになるのだ。※ボーッと情報に接することと比べれば、大きな違いになる。
情報の使い方が上手くなる
ブログを書いていれば、情報の使い方が上手くなる。
情報というのは、あくまでも素材なので、使える形にする必要がある。
まずは、入力した情報を脳に留め、自分なりに解釈する必要がある。
そして、個々の情報の深化、組み合わせ、さらには、「創発」を模索することになる。それらの作業をすれば、独創性のある文脈が浮かび上がってくる(もちろん、そのための努力は必要だが)。
過去の情報の発掘もできる
また、埋もれている情報の発掘もできるようになる。
自分が経験したインパクトのある話というのは、何年、何十年たっても覚えているものだ。
ブログを書いていると、自分が書いたことがキーになって、眠っている情報にアクセスすることができるようになるのだ。※このように情報の使い方が上手くなれば、色々なことに役立つだろう。
思考・アウトプットの問題
書けばアウトプットできる
ブログを書くことで、アウトプットできる。
不器用な人というのは、行動力に欠け、アウトプットが苦手だ。
なので、インプットに偏っている人が多いと思う。インプットとアウトプットの比率は、「3:7」がいいとされる。だが、不器用な人は、この比率が逆(7:3)になっているだろう。
成果につながる
情報の収集量と効果については「収穫逓減」の法則が働くので、インプットに偏ると思うように成果が出ず損をすることになる。
この点を改めるためには、アウトプットの量を増やすしかない。ブログを書くことはアウトプットになるので、アウトプットする機会の少ない人は、ブログを書いてアウトプットすればいいのだ。
※ブログを書くことで、アウトプットの量を増やせばいいのだ。
考え等を整理&記録できる
ブログを書くことで、考えを整理&記録できる。
なんとなくわかってはいるけれど、詰めきれずモヤモヤしている…ということがある。たとえば、嫌われる話し方はどんなものだろう…と考えたとき、自慢や否定、嫌味や揶揄はマズいだろうな~となんとなく思う。
実際記事にしてまとめてみると、断定的に話したり、中身がない話をすることもマズいとわかる。書くことではじめて、網羅的に整理できるのだ。また、その時点での考えを記録できる、というのも大きなメリットだ。後から見返して差分をとれば、自分の成長や変化を実感できるだろう。
※ブログを書いて、関心のあることに対する考えを整理&記録したい。
なぜブログを書くのか - サマリー
まとめ
今回は、ブログを書くメリットについて書いてみた。
今回の記事で書いた「書く」メリットは、1)有能感を得ることができる、2)入力する情報の質と量が上がる、3)情報の使い方が上手くなる、4)アウトプットできる、5)考えを整理&記録できる、の5つだ。
日々の活動を通じて、有能感を得ることは非常に大事なことだ。
この「自分の得意なことを活かせているという感覚」がなければ、惰性で張り合いのない毎日を過ごすことになってしまう。フラストレーションもたまるだろう。そんな人は、人生自体がくすんでしまうので、ブログを書くことで打開すればいいと思う。
これらのほかにも、自己理解を深めることができる、他者とコミュニケーションをとることができる、他者目線を持つことができる、伝える技術が高くなる、というメリットもあるだろう。
今回の記事:「なぜブログを書くのか…ブログを書く大きなメリット5つ」