不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

人を利用する人がいる…対処法6つ

他人を利用する人がいる。

このタイプの人は、他人を利用するが自分は他人に利用されない、という関係がいいと考える。

そうすることで、ダウンサイドが無くなりアップサイドだけ残る。つまり、損がなくなり得をするのみ…と考えるためだ。こういう人にかかわると、面倒なことになる。できれば一生かかわりたくないが、一定の確率でそうなることになる。なので、対処法を身に付けておくことが必要だ。

今回は、人を利用する人にどう対処すればいいのか、について書いてみたい。

目次

人を利用する人がいる

人を自分の手足のように利用する人

会社にもどこにも、一方的に人を利用する人がいる。

このタイプの人が上司になると最悪だ。部下を都合よく利用し、不要になるとポイ捨てする。利用できる間は、いかにも「君の将来を考えている」という態度で接してくるが、本心ではない。

都合が悪くなるとあっさり手のひらを返し、「オレは知らん」という態度をとる。

このタイプの人の特徴は

前回の記事で、人を操る人の特徴について書いた。

それは、1)支配したい、2)脅しを使う、3)平気で嘘をつく、4)巧妙に悪口を言う、5)私利私欲に執着する、6)不誠実である、7)他者に共感しない、8)他責思考である、9)実は自信がない、の9つだ。

自己中心的なエゴイストなので、利用できない…と思うと、冷淡になる。自分の利益(それも目先の利益・短期的な利益)を何よりも追究する、ということが最大の特徴かもしれない。

※他人の利益を尊重しない、という特徴もある。

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利用するのは当たり前

ただし、適正な範囲であれば、人を利用するのは当たり前のことだ。

Give & Take というものだ。

自分が困っているときに誰かに助けてもらう、ということは、「人を利用する」ということだ。

このこと自体は、何ら悪いことではない。悪いのは、人を利用するが自分は人に利用されない、とすることだ。人に助けてもらうのに、自分は助けない…では、人間性が疑われても仕方がない。

 

対処法は

近づかない

とにかく、近づかない、距離をとる、というのが基本的な対処になる。

※距離をとり、邪悪な(笑)触手に絡めとられないようにしないといけない。

物理的にも精神的にも距離をとる。

こちらから接点を持とうとしない。ただし、(非礼のないように)あいさつはする。話しかけられれば、普通に応答する。嫌であっても、嫌そうにはしない。非礼のないように態度は加工する。

※相手は、海水浴場のクラゲのようなものだ。

嘘や悪口は流す

相手の嘘や悪口はスルーしたい。

このタイプの人は、自分の影響力を大きくしようとして嘘をつく。

そうすれば、人を利用しやすくなる…と考える。そのあたりのことを見透かして、話半分ぐらいで聞いておけばいい。嘘だとわかっても、突っ込みを入れたり、暴くようなことはしなくていい。

逆恨みされる可能性があるためだ。

こちらから与えない

このタイプの人に、こちらから与えてはいけない。

自分から人に与えることはいいことだ。「情けは人の為ならず」という言葉もある。

だが、このタイプの人に与えることは、「一方的に利用される」ということを意味する。言い換えると、「一方的に損をさせられる」ということになるので、こちらから与えてはいけないのだ。

Give & Take に徹する

最初はどういう人かわからないので、与えてしまうこともあるだろう。

それは仕方がないが、相手の正体がわかった後は、「Give & Take」に徹することだ。

本当は、距離をとり近づかない…という対処がベストだが、付き合いをしなければいけない場合は、「Give & Take」に徹する。

相手が何かしてくれるのであれば、その分は返す。ただし、それ以上のことはしない、という形でいい。そうすることで、自分をしっかり守らないといけない(自分の疲弊を防ぐ必要がある)。

※人を一方的に利用する人に対し、Give & Give なんてことをしてはいけない。

理解を求めない

こちらの立場をわかってくれる…と思わない。

人を一方的に利用する人は、相手の立場に理解を示す…ということはあまりない。

相手の立場に立って考える、という思考があれば、自分の利益のために「人を一方的に利用する」なんてことにはならないのだ。なので、デフォルト状態では、相手の立場を慮るということはない。

※特に、大人しく何も言わない相手、立場の弱い相手の場合はなおさらだ。

強い態度をとる

このタイプの人は、こちらが強い態度で出れば、怯む傾向がある。

そして、面倒な奴だ、こいつは利用できない…と思い、向こうから距離をとるようになる。

※利用価値がないのでいらん、ということだ。

相手が上司や目上の人の場合、なかなかこういう態度はとれないが、もはや対処法がない…という場合は、態度を強くしてもいいだろう。リスクはあるが、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」だ。

※腹をくくってそうすればいい。

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人を利用する人がいる - サマリー

まとめ

今回は、人を利用する人にどう対処すればいいのか、について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)近づかない、2)嘘や悪口は流す、3)こちらから与えない、4)Give & Take に徹する、5)理解を求めない、6)強い態度をとる、の6つになる。

このタイプの人には、「近づかない」というのが基本的な対処だ。

※ただし、非礼な態度はとらない。

距離をとることができず、付き合いをしなければいけない場合は、「こちらから与えない」、「Give & Take に徹する」という対処を心がけたい。これが相手の搾取から逃れる方法だ。

Give だけ長く強要されると、疲弊して潰れてしまう。潰れてしまえば元も子もないのだ。

今回の記事:「人を利用する人がいる…対処法6つ」