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ストレスの原因は何なのか?|不要なストレスはカットしたい

あなたは、ストレスを受けやすい方だろうか。

人間関係において不器用な人は、ストレスを受けやすい。もともと繊細なハートを持っているため、出来事に対する感度が普通の人よりも高いのだ。自分がどの種のストレスをどれぐらい受けているのか理解した上で、不要なストレスをカットし、ストレスの総量を減らしたい。

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 人にストレスを与えるもの

ストレスを与えるものを「ストレッサー」と呼ぶ。

ストレッサーとは、ストレスを生物に与える何らかの刺激のことを言う。また、その範囲は広い。主に物質的な刺激のことをいうが心理的な意味も含まれる(暑さ、寒さ、痛み、生理的物質への反応、怒り、苦しみ、など)。この用語は主に心理学、生物学等においてストレスの原因の意味として使われる
出典:ウィキペディア

このストレッサーに対する人体の反応が、「ストレス反応」になる。

※ストレス反応は、生体防御のメカニズムだ。

このストレス反応が強かったり、長期間続いてしまうと、心身を病むことになる。強い圧力を受けたゴムボールが変形してしまって、もとに戻らなくなってしまう…というイメージだ。なので、そうなってしまう前に、ストレッサーを取り除いたり、緩和したりする必要がある。

ストレッサーは、以下のように5種類に分類できる。

 物理的ストレッサー

物理的ストレッサーというものがある。

物理的ストレッサーとは、気温の変化、湿度の変化、混雑、外部からの騒音など、外部環境から発生するものである。スマホやPCから発生する「ブルーライト」もこれに当たる。

物理的ストレッサーに対しては、物理的に対応できそうだ。気温や湿度の変化に対しては、服装や補助グッズで対応し、満員電車の混雑を避けたいなら、早めに家を出る。騒音には防音ガラス等で対応し、ブルーライトにはブルーライトをカットするレンズやフィルムで対応できる。

※物理には物理で対抗すればいい。

 化学的ストレッサー

物理があれば、化学もある。化学的ストレッサーとは、化学物質、大気汚染、酸素の欠乏・過剰、タバコ、アルコール、薬物などである。

タバコやアルコールなどの化学的ストレッサーは、自分でコントロールするしかない。タバコはやめて、アルコールはたしなむ程度に抑えることだ。飲み過ぎはストレスになる。

※アルコールについては、男性の場合であれば、1日2杯以下(ビールで500cc以下、ワインで100cc以下)にした方がいい…という説がある。

食品に含まれる化学物質は、気になるようであれば、食材を買うときに自分で選別することで、ある程度対応できる(ただし、神経質になりすぎてはダメだ)。

 生物学的ストレッサー

物理、化学とくれば、次は生物だ。

生物学的ストレッサーとは、花粉、風邪、インフルエンザ、むし歯、過労、睡眠不足、その他の体調不良などである。

風邪、インフルエンザ、むし歯については、ある程度予防が可能だ。うがいや歯みがきをして、しっかり予防することだ。睡眠不足や体調不良なども、生活習慣を改善することである程度防げるはずだ。早寝早起きの規則正しい生活をし、三食バランスよく食べることだ。

当たり前のことをキチンと習慣としてできるか…が問題になる。

※生活習慣の改善がカギになる。

 心理的ストレッサー

心理的ストレッサー、というものもある。

心理学的ストレッサーとは、不安、怒り、恐れ、焦り、妬み、恨み、苛立ち、緊張、憎しみ、劣等感、自己嫌悪、その他の「精神的苦痛」などである。

緊張については、緊張をほぐす方法を身につけることだ。たとえば、こういうものだ。

self-esteem.hatenablog.jp

ただし、呼吸法などは、付け焼刃で実践してもすぐには上手く機能しない。

いざ緊張した場面で深呼吸して落ち着こうとしても、呼吸が浅くなり効果がない…ということがある。なので、日頃から(緊張状態を想定し)実践して、ものにしておくことだ。

自己嫌悪などの「負の感情」についても、処理する方法はある。

self-esteem.hatenablog.jp

たとえ負の感情に支配されたとしても、それを押し流したり、プラスに転化する方法はあるのだ。負の感情でもエネルギーには違いないので、前に進む力に転化することはできる。「もうダメだ」とか、「こんな風に考える自分はダメだ」と思ってしまうこと自体がダメなのだろう。

※自分の受け止め方が問題になるのだ。

 社会的ストレッサー

最後は、社会的ストレッサーだ。

社会的ストレッサーとは、職場の人間関係、近所の人間関係、家族の人間関係、転居、転勤、転職、昇進、退職、リストラ、経済・政治問題、その他仕事や家庭の問題などである。

多くの社会人が肌で感じるのが、社会的ストレッサーだ。中でも、職場に関係したものが多い。社会的ストレッサーが原因となって、心理的ストレッサーが引き起こされることもよくあるのだろうと思う。

「仕事や職業生活でストレスを感じている」労働者の割合は、50.6%(1982年)、55.0%(1987年)、57.3%(1992年)、62.8%(1997年)、61.5%(2002年)、58.0%(2007年)、60.9%(2012年)と推移
出典:(1)ストレスの現状(厚生労働省)

対処法としては、まず、事象に対する見方を変えることだろう。

以下の例は、怖い上司に対する見方だが…

自分をいじめていると考えるのだけでなく、自分を育てるためにやってくれているのかもしれないと思えれば、同じように上司がストレッサーになっていても、主観的なストレスは違ってくるだろう
出典:現代社会に多いストレッサーへの「三つの対処法」

上司は自分を嫌っていて、いじめているのだ…と思えば、大変なストレッサーになるだろう。

そこを、誤解されやすい人だが、自分を育てる気持ちも少しはあって厳しく当たってくるのだ…と思えば、上司から受けるストレッサーを緩和することができる。

ある上司と部下の話だが、上司が部下をある大きな仕事から外したことをきっかけに、部下は「上司が自分を嫌っている…」と思い込んだそうだ。そしてその後の数年間、ストレスを抱え込んでしまった。

あるとき、部下が意を決して、その仕事を外した理由を上司に聞いたそうだ。そのときの上司の話から、「上司が自分を嫌って外したのではない」ということがわかり、ストレスもなくなったそうだ。その部下は、数年間無用なストレスを悶々と抱えていた…ということになる。

・退避してもかまわない

「最終的」に近い手段だが、ストレッサーから退避する、という方法もある。

職場のストレスの場合は、休職、配置転換の申し出、転職などが逃げ方ということになるだろう。そういうことをするのは、負け犬だとか将来に傷がつくと思うかもしれないが、そこでメンタルをどんどん悪くしていって、仕事の能率がどんどん落ちるほうが、かえって評価が下がるかもしれない
出典:現代社会に多いストレッサーへの「三つの対処法」

心身が悲鳴をあげて耐えられなくなったら、逃げることだ。

ある程度の規模の会社であれば、まずは配置転換の申し出だ。逃げることによって、その原因となったストレッサーを排除することができる。なので、この場合は「逃げるが勝ち」だ。

 ストレスは必要なもの

ここまで、ストレスは悪いものだからストレスの原因になるストレッサーを何とかしよう…という論調で書いてきたが、「ストレス=悪」ではない。適切なレベルのストレスは、その人のパフォーマンスを上げるからだ。

プレッシャーとか叱責のようなストレッサーがある一定のレベルまでは、それを強めていったほうが、その人のパフォーマンスは高まる。ところが、ある一定上のストレッサーをかけると、それが強まるほど、パフォーマンスが落ちてしまう
出典:現代社会に多いストレッサーへの「三つの対処法」

適度な負荷であれば何ら問題はない、というよりも有益だ。

努力すれば達成できそうな目標に向かって頑張る、という類のプレッシャー(ストレス)だ。適度なストレス下では、緊張感でピリッと気が引き締まり、生活にも張りがでるのではないか。

問題は、あるレベルを超えたストレッサーだ。

引用文中にあるように、これが強くなればなるほどパフォーマンスが落ちることになる(心身も病む)。なので、その場合は、ストレッサーを取り除いたり、緩和したりする必要がある。

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 まとめ

今回は、ストレスの原因は何か、ということで書いてみた。

基本的には、不要なストレッサーを取り除いて、キャパに「あそび」を作っておきたい。

ストレッサーには、物理的ストレッサー、化学的ストレッサー、生物学的ストレッサー、心理的ストレッサー、社会的ストレッサーがある(分類の仕方は、いろいろある)。

物理的ストレッサーに対しては、物理的に対応できそうだ。

タバコやアルコールなどの化学的ストレッサーは、自分でコントロールするしかない(もちろん、中毒、依存症レベルでは、他人の助けも借りた方がいい)。

心理的ストレッサーについては、負の感情でも処理できる、と考えることだ。「もうダメだ」と思ってしまうこと自体がダメで、そう思い込んでしまうと自壊してしまう。

最後に、 職場に関係したものが多い社会的ストレッサーだが、まず、事象に対する見方を変えることだ。たとえば、嫌な上司、尊敬できない上司であっても、こんな風に考えてみてはどうか。

self-esteem.hatenablog.jp

色々対策したにもかかわらず、ストレッサーが許容レベルをはるかに超え、心身が悲鳴をあげて耐えられなくなったら、逃げることだ。その場合は逃げるのが正しい手であって、「逃げるが勝ち」なのだ。※逃げるが負け、があれば、逃げるが勝ちもある。