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努力を続けるコツがある

努力を続けることの大切さは、よく理解していると思う。

だが、実際に努力を続けようとすると、困難があることも事実だ。努力のわりに結果が出ないので、努力することに嫌気がさしたり、自分の才能の無さが嫌になりやる気を失ったり…ということがある。しかし、それでは結果を出せない。今回は、努力を続けるコツについて書いてみる。

目次

努力と成果の関係を理解する

努力を粘り強く続ける少年

努力を続けるためには、努力と成果の関係を理解する必要がある。

努力を途中でやめるよくあるパターンは、「努力しても結果が出ない」、「自分には才能がないから、努力しても無駄だ…」という思考に陥り、努力をやめてしまう、というものだ。

自分よりはるかにできる人を目にすると、「才能が違う」とか、「相手も努力しているのだから、自分が努力しても追いつかない」という思考に陥りがちだ。この思考は、正しいところもあるのだが(笑)、「自分には才能がないから、努力しても結果が出ない」は明確な誤りだ。

努力と成果は比例しない

努力と成果が、キレイに比例すればわかりやすいのだが、そうはならない。

特に初期の段階では、いくら努力しても結果が伴わない、という状態になる。バズらないブログを書いている人であれば、このことがリアルにわかると思う(笑)。このブログもそうだが、PVが伸び出したのは、4万PVを超えてからだ。それまでは、本当に苦労している。

初期段階の努力と成果をグラフにすると、こんな感じだ。

初期の努力と成果の関係を表すグラフ

青色が努力で茶色が成果を表す。努力しているのに、成果が伴わない…という状態がわかると思う。ブログでいえば、記事数とPVにあたるだろう。※嫌気がさすのも当然だ(笑)。

指数関数的な関係である

努力と成果が比例しないのであれば、どういう関係なのだろうか。

実は、「y=2^x」のような指数関数で表される関係だ。このグラフでは、x(努力)が0以下ではy(成果)の伸びは直線的で小さいが、0を超えたあたりから近似直線を上放れし、グッと伸び始める、ということになる。

上のグラフの続きは、こうなる。

閾値を超えたあとの努力と成果の関係を表すグラフ

全く同じ努力をしているにもかかわらず、成果が違うことがわかる。初期の苦しい状態に耐えて閾値を超えると、それまでとは見える景色が変わり、楽しくなってくる…ということだ。

指数関数的に伸びる理由

成果が指数関数的に伸びる、と言われても、俄かには信じがたい。

その理由だが…

AとBの2つの事象を覚えると、「A」、「B」、「Aから見たB」、「Bから見たA」というように、「事象」と「事象の連合」が生まれ、記憶した内容に、4つ(2の二乗)の効果が生まれるわけです。
出典:記憶力を強くする (著)池谷裕二

2つ記憶すると、4つの効果が生まれるので、指数関数的に伸びるのだ。

また、ある事象をよく理解して覚えることで、「理解の仕方」を脳が汎用的に使える形で保存(手続き記憶)し、別の事象にその「理解の仕方」を使う、ということができるようになる。

このことも、成果が指数関数的に伸びる原因になる。

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松岡修造の言葉の意味は

松岡修造さんの努力に関する言葉がある。

それは、「100回叩くと壊れる壁があったとする。でも、みんな何回叩けば(その壁が)壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう」というものだ。

ここまで読めば、この言葉の意味がわかると思う。

この「壁」というのは、成果が指数関数的に伸びはじめる地点のことだ。「閾値」としてもいいだろう。多くの人は、この「閾値」があることを知らないか、知っていてもどこにあるかわからないので、(結果が出ない)努力を続けることができず、あきらめてしまう…ということだ。

努力が触媒となり才能が開花する

才能がある人でも、努力なしに才能が開花することはない。

たとえば、ビートルズは、成功を収めるまでに約1,200回のライブをこなしている。1,200回と聞いてピンとこない人も多いと思うが、全キャリアを通じても、1,200回以上ライブを行うバンドはほとんどない…という現実を知ると、そのすごさがわかると思う。
出典:正しい努力は報われる

全キャリアを通じても、1,200回以上ライブを行うバンドはほとんどないそうだ。

つまり、彼らは才能があるにもかかわらず、人並み以上の努力を重ねて時代のアイコンに成長したのだ。モーツアルトにしても、6歳前までに3,500時間の厳しい練習を積んでいた。

才能の大きさがどうあれ、努力が触媒となり才能が開花する、ということだ。

才能が潜む分野で努力する

この話から見えてくるのは、才能が潜む分野で努力すればいい、ということだ。

努力(正しい努力だが)をすれば、才能が開花し、結果が出ることは確かだ。だが、才能が小さければ、才能が開花しても大したことがないかもしれない(笑)。もちろん、開花しないよりましではあるが、それまでの努力がもったいない…ということになるだろう。

なので、自分比でいいが、才能が最もある分野で努力することが大事だ。自分の才能がわからない人は、これまで(子供~現在)を振り返り、何によってほめられたのか…と考えてみればいい。

※他者の目は比較的正確なので、そこに自分の才能がある、としていい。

正しい努力をする

努力を続けるためには、正しい努力をしなければいけない。

野村克也さんの言葉に、「正しい努力*回数=結果」というのが成長の方程式になる、というものがある。また、「報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」という王貞治さんの言葉がある。

野村さんの言葉はそのとおりで、王さんの言葉は、「まだ(正しい)努力が足りない」、「まだ閾値まで達していない」、「正しくない努力は、努力とは呼べない」と解釈することができる。

間違った努力をすると、閾値まで到達できないか、到達するまでにとても時間がかかる、ということになる。なので、常に質的量的な面から、「正しい努力なのか?」と検証する必要がある。

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まとめ

今回は、努力を続けるコツについて書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)努力と成果の関係を理解する、2)先人の言葉を本当の意味で理解する、3)才能が潜む分野で努力する、4)正しい努力をする、の4つだ。

努力を続けるコツというのは、テクニカルな話も大事だと思うが、努力のことや努力と成果の関係を自分の頭で理解することだろう。理解することが、本質にあたると思う。

たとえば、「努力と成果は指数関数で表される関係だ」ということを理解していれば、「当初は結果が伴わなくて当然だ」と考えることができるので、結果が出なくてもへこたれない。また、「閾値まで地道に頑張ればいい」と思えるので、粘り強く努力を続けることができるだろう。

今回の記事:「努力を続けるコツがある」