不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

当たり前のことを当たり前にやることが大事

あなたは、当たり前のことを当たり前にしているだろうか?

社会人として当たり前のこと、その前に人間として当たり前のことをできているだろうか。

もしそうであれば、わたしはあなたのことを尊敬する。

あなたは、どこにいても、何をやっても、成功するタイプの人だろう。それほど、当たり前のことを当たり前にやるのは難しいし、そうすることはとても大事なことなのだ。

今回は、当たり前のことを当たり前にすること、について書いてみたい。

目次

当たり前のことを当たり前にやるのは難しい

上でも述べたが、当たり前のことを当たり前にやるのは難しい。

たとえば、自分からあいさつをする、整理整頓をする、清潔を心がける。

何かをしてもらったときは、キチンとお礼を述べる、時間を守る、相手の話をちゃんと聞く。他者をリスペクトする、お年寄りに席をゆずる、他人に対する気配りや優しさを忘れない、社会人になっても勉強する、大事なことに集中する、自分の健康に気を遣う…など、挙げるときりがない。

※自分(自社)のことだけではなく、相手の立場や利益も考える、ということもそうだろう。

当たり前のことを当たり前にできている人はレアなのだ

当たり前のことを当たり前にやれば差別化できる

逆にいえば、当たり前のことを当たり前にやれば、他者と差別化できる、ということだ。

巷によくある自己啓発書に書かれている内容は、「自分がこれまで想像もしなかったようなこと」ではなく、(ひとつひとつをとってみれば)多くの人が知っている常識的なことだ。

常識的なことを書いた本がそこそこ売れるのだから、それだけ当たり前のことを当たり前にできている人が少ない、ということになる。※重要性を軽視している場合もよくあること。

したがって、 当たり前のことを当たり前にやれば、他者と差別化できるのだ。差別化できる…と書いたが、差別化しようとして差別化するわけではなく、当たり前のことをキチンとやっていれば、その結果として差別化できる…ということだ(これは、差別化の理想的な形だ)。

※なので、新しいことを求めて自己啓発書を買い漁る必要はない。

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当たり前のことをやることは…

当たり前のことをすることは、階段を上るようなことだろう。

たとえば、「あいさつ」などは、毎日のことだ。

階段を上るといっても、0.1段かもしれないが、日々キチンと行い、積み重ねることで、知らない間に高みに上がることができる。普通のあいさつであれば、0.1段かもしれないが、愛想よくあいさつすることで、0.3段ぐらいになるかもしれない。

※質も大事になる、ということだ。

目に見える階段ではないが、当たり前のことをすることは、地道だが着実に階段を上るようなことだと認識し、「効率よく階段を上るためにはどうすればいいのか?」とよく考えることで、高みに達するスピードが変わってくるだろう。※成功するスピード、としてもいいだろう。

以下少し、具体的な「当たり前のこと」について述べてみたい。

自分から雰囲気を悪くしない

自分から雰囲気を悪くしないようにしたい。

会社などで、グループワークをするのであれば、とても大事な当たり前のことだ。

そのためにはまず、自分から人を嫌ってはいけない

人間なので、「あの人は好きになれないな」ということはある。その思いはそこで留めておくべきだ。そこから進んで、「あいつは嫌いだ」になってはいけない。好きになる必要はないが、嫌いになる必要もないのだ。※もちろん、好きになれなくても、そのことを公言してはいけない。

自分の評価を自ら下げないようにする

もし他人に嫌な対応をされたら、「何か事情があるのだろう」と思うことだ

また、自分が嫌な思いをしたり、テンパっているときは、他人に対して刺々しくなりがちだ。

そんなときは気持ちに余裕がなくなるため、自然とそうなってしまう。だが、事情を知らない他人からしてみれば、「何なのこの人は?」ということになる。この場合、相手のあなたに対する評価はダダ下がりになる(笑)。※一度下がった評価を取り戻すには、大変な努力が必要になる。

なので、はじめから評価を落とさないように、気をつけた方がいい。

当たり前のことに感謝する

感謝の気持ちを持つことが大事なことは、多くの人が知っていることだ。

だが、感謝できていない、という人も多いはずだ。まずは、すでにあるものに対し感謝したい。

まずは「あるもの」に思いを巡らせてみればいいのではないか?たとえば、家族や友人、スキルや趣味、財産など、誰しも何かしら「持っているもの」があるはずだ。
※自由や健康、若さや経験などもあるだろう。
まずは、「あるもの」を認識し、それに対し感謝すればいいのだ。
出典:ネガティブ思考を変える方法

昔を舞台にした海外のドラマを見ていると、食事の前に、食べられることに対して感謝する、というシーンがある。よくよく考えてみれば、「食べられること」はありがたいことなのだ。

食事の話だけではないが、普通のことでも「当たり前のことだ…」とスルーせず、感謝の目を向けることも大事なのだろうと思う。※失ってから気づくのではなく、失う前に気づきたい。

何かをしてもらったときは感謝を表現する

誰かに何かをしてもらったときは、感謝を表現したい。

人には自分勝手な部分があり、他人に何かをしたことはよく覚えているが、してもらったことはすぐに忘れる(笑)。この性質は好ましくないものなので、意識的に矯正力を働かせることだ。

「受けた恩」は忘れないようにしましょう。つまり、「掛けた情けは水に流し、受けた恩は石に刻め」を実践することです。もし、これができれば、あなたは大きく成長できると思います。
出典:「情けは人のためならず」を戦略的に考える

すなわち、「掛けた情けは水に流し、受けた恩は石に刻め」を実践することだ

※もちろん、簡単なことではないが…(苦笑)。

アウトプットする

不器用な人は、アウトプットが当たり前になっていない。

インプットをするのが好きでも、アウトプットをしない…という人が結構いる。

インプットは、アウトプットするために行うものだ。そうでなければ、自己満足の趣味レベルで終わってしまう。学業や仕事でアウトプットする、というのは、当たり前の行為なのだ。

以下、右に行くほど大事になるよ、ということだ。
インプット(聞く・見る) ⇒ 思考 ⇒ アウトプット ⇒ 成果を出すこと
この言葉がいつからあるのか知らないが、先人が経験則から導き出したある種の法則だろう。この先人の英知を凝縮した言葉から読み取れることは、「インプット」より「アウトプット」を重視せよ、ということだ。もっと言えば、成果につながるアウトプットを重視せよということだ。
出典:内向的な人はアウトプットを増やしたい

アウトプットが当たり前になっていない人は、アウトプットの重要性を理解することだ。

不器用な人は、「インプット ⇒ 思考」で止まることが多い。ぜひ、アウトプットを当たり前のこととして、実行したい。※ちなみに、ブログを書くことも、アウトプットになるだろう。

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まとめ

今回は、当たり前のことを当たり前にやること、について書いた。

当たり前のことを当たり前にやることは案外むずかしいので、部分的にできている人はいても、トータルでできている、という人はレアだと思う。なので、キチンと当たり前のことを当たり前にやることで、自分を他者と差別化できる可能性がある。※それが、世渡りの武器になるのだ。

当たり前だと思うことは、進んでやってみよう。四の五の言わずに、やればいいのだ

今回の記事:「当たり前のことを当たり前にやることが大事」