不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

ストレスを減らす方法9つ

ストレスを減らす方法を探したことがないだろうか。

自分にかかるストレスが大きいときは、少しでも減らして楽になりたい…と思うことがある。

ストレス反応が長く続くと、感情が不安定になったり…など、ストレス障害につながるためだ。また、ストレスホルモンが原因で、脳の働き(記憶力など)が悪くなる、ということもある。脳が上手く働かず感情的になってしまっては、成果を出すことができなくなり困ってしまう。

今回は、ストレスを減らす方法について書いてみたい。

目次

 

行動でストレスを減らす

無理にでも笑顔を作る

笑顔を作りストレスを減らす女性

無理にでも笑顔を作ると、感情が変化する。

普通であれば、まず感情があり、その感情が表情を作る…ということになる。

犬が西向きゃ尾は東、という言葉があるが、感情が頭で表情が尾ということになる。だが、尾を無理やり西に向けても、(当初、多少の抵抗はあるかもしれないが)頭は東に向くことになる。

つまり、表情を変えれば、感情もそれに合わせて変わる、ということだ。

無理にでも楽しいことを考える

無理にでも笑顔を作ることと似ているが、楽しいことを考える…という方法もある。

ネガティブなことを考えだしたら、鮮やかな赤のストップサインをイメージし、その思考をストップする。そして、笑えることや楽しいことを考えればいい。笑えることのストックを、いつでも取り出せるように持っておけばいい。過去に大爆笑したネタを手持ちにしておけばいいのだ。

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選択するときのルールを決めておく

選択肢がたくさんあって選べない…ということがある。

どう選択していいのかわからない、どの選択肢が最善なのかわからない…となると、もやもやイライラすることがある。この状況をストレスにしないために、選択の際のルールを決めておく。

たとえば、迷う・考える、情報を収集する時間を決める、松竹梅であれば竹を選ぶ、ということでもいい。口コミによる評価が何点以下であれば、選択肢にしない…という方法もあるだろう。

心配ごとや懸念事項を書く

心配ごとや懸念事項を書く、という方法も有効だ。

心配ごとや懸念事項が大きなストレスになっている、ということがある。

たとえば、体調が悪い状態が続くと、何か大きな病気ではないか…と心配になる。そんなときは、日付と症状、症状に対する自分の受け止め方などを書く。そうすれば、気持ちが落ち着く。

体調・症状の記録にもなるので、一石二鳥になる。

取り除く行動をする

適切な行動をすることで、ある種のストレスを取り除くことができる。

たとえば、むし歯によるストレスがあれば、治療すればいい。

ブルーライトによるストレスがあれば、ブルーライトをカットする眼鏡レンズを使用すればいい。満員電車のストレスは、住む場所を変える、早朝に通勤する、ということで、低減できそうだ。車の排気ガス受動喫煙によるストレスも、自分の行動を変えることである程度対応できそうだ。

体調を整える

体調を整えれば、ある程度ストレスを減らすことができる。

そのためには、規則正しい生活をする、運動する、早起きして朝日を浴びる、うがいや歯みがきをしっかりする、バランスよく食べる、しっかり噛んで食べる、ということをすればいい。

体調がよければストレス耐性は上がるが、悪ければ下がる。

 

認知でストレスを減らす

ストレス=悪いもの…ではない

ストレス=悪いもの…ではない。ストレスはある程度ある方がいいのだ。

ストレスがあるから行動できる、ということがある。たとえば、作業の締め切りを決めると、それがストレスになったりするが、そうすることで自分にプレッシャーがかかり、作業がはかどる。

締め切りがないと、だらけてしまい作業が進まない。

ストレス反応を自分で選ぶ

ストレス反応とは、ストレスを受けたときの身体の反応のことだ。

呼吸がはやくなったり、心臓がどきどきしたり、血圧が上がったり、筋肉が緊張したり、アドレナリンが出たり…という体の反応があれば、不安や恐怖を感じたり…という心の反応もある。※身の危険を感じる場合は、「緊急反応」というものになる。

実は、このストレス反応を自分で選ぶことができる。

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チャレンジ反応を選ぶ

具体的には、「チャレンジ反応」というものを選べばいい。

チャレンジ反応でも、呼吸がはやくなったり、心臓がどきどきしたり、血圧が~という体の反応はあるが、アドレナリンのほか、ドーパミンなども出るため、やる気も出る。その結果、恐怖を感じない…ということになる。

※この反応を選びたければ、最悪でも身の危険はない、と思えばいいだろう。

プレゼンやスピーチによるストレスを感じたときは、「チャレンジ反応」を選ぶ、とすればいい。この反応を選べば、集中力が高まり、最高のパフォーマンスを発揮することができるだろう。

※集中が高まりフロー状態にあるときは、チャレンジ反応が起こっている。

 

ストレスを減らす方法 - サマリー

まとめ

今回は、ストレスを減らす方法について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、

1)無理にでも笑顔を作る、2)無理にでも楽しいことを考える、3)選択するときのルールを決めておく、4)心配ごとや懸念事項を書く、5)ストレスを取り除く、6)体調を整える、7)ストレス=悪いもの…ではないと考える、8)ストレス反応を自分で選ぶ、9)チャレンジ反応を選ぶ、の9つだ。

7~9は、認知的にストレスを減らす方法になる。

認知的な方法は、便利かつ有効な方法だ。

ストレスって別に悪いことではない、と思っただけで、ストレスが減ったような気がする(笑)。また、最悪でも身の危険はないとして、チャレンジ反応を選ぶことで、 最高のパフォーマンスを発揮することができるだろう(そうすれば、集中力が高まりフロー状態に入りやすくなる)。

今回の記事:「ストレスを減らす方法9つ」