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パウンドフォーパウンド(9つの評価)2019年の最強のボクサーは

2019年現在における「パウンド・フォー・パウンド」最新ランキングです。

このランキングは、異なる階級の選手を同じ物差しで比べた結果を表します。したがって、このPFPランキングをみれば、誰が最強のボクサーなのか、誰がずば抜けたパフォーマンスを示しているのか、ということがわかります。

日本人のボクサーでは、山中慎介(7位)、内山高志(10位)が名を連ねたことがあります。※リング誌

今回は、2019年現在における最新の「パウンド・フォー・パウンド」を紹介します。

※パウンドフォーパウンドは、「PFP」または「P4P」と表記します。

 

 

 

目次

 

最強のボクサーは誰か

The Ring の P4P

リング誌の最新のPFPは以下のとおり。

1)ロマチェンコ2)クロフォード3)アルバレス4)井上尚弥、5)ウシク、6)スペンス・ジュニア、7)ゴロフキン、8)エストラーダ、9)ガルシア、10)ニエテス

 

 

2018年の6月のランキング:

1)ゴロフキン、2)ロマチェンコ3)クロフォード4)アルバレス、5)ガルシア、6)井上尚弥、7)シーサケット、8)スペンス・ジュニア、9)コバレフ、10)リゴンドー

ゴロフキンが1位から陥落し、シーサケットに勝ったエストラーダがランクインしています。

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ESPN の P4P は…

ESPNの最新のPFPは以下のとおり。

1)ロマチェンコ2)クロフォード3)アルバレス4)井上尚弥、5)スペンス・ジュニア、6)ウシク、7)ゴロフキン、8)ガルシア、9)ジョシュア、10)エストラーダ

ESPNのボクシングの専門家による投票結果も示されていますが、ロマチェンコが115PT,クロフォードが109PT,アルバレスが88PT、井上尚弥が75PTとなっています。

井上尚弥を1位に推す人もいたようです。

World Boxing News の P4P

WBNの最新のPFPは以下のとおり。

1)アルバレス2)ロマチェンコ3)井上尚弥、4)クロフォード、5)ウシク、6)パッキャオ、7)ゴロフキン、8)スペンス・ジュニア、9)ガルシア、10)エストラーダ

井上は、2018年の6月のランキングから2つ上げました。

そのほかでは、田中恒成が13位に入っています(7位ランクアップ)、井上と対戦するドネアは18位、井岡一翔は32位。京口紘人は45位。拳四朗は48位、ネリが49位です。

BoxRec のレーティングでは

ボクレコのレーティングは以下のとおり。

1)アルバレス、2)クロフォード、3)ゴロフキン、4)スペンス・ジュニア、5)ロマチェンコ、6)ジョシュア、7)ウシク、8)ベルチェルト、9)パッキャオ、10)サンタ・クルス

 

 

 

ネリは18位、井上尚弥は31位、ドネアは56位、拳四朗は61位、伊藤雅雪は93位。中谷正義が93位。田中は108位、井岡は110位。井上のランクが低いのは、レーティングの高い相手とやっていない、という評価のためでしょう。

ロドリゲスでも4つ星。ドネアは5つ星なので、ドネアに勝てばジャンプアップするでしょう。

TBRB

1)ロマチェンコ2)クロフォード3)井上尚弥、4)ウシク 

FightNights のランキングは  

1)ロマチェンコ2)井上尚弥、3)ウシク、4)アルバレス

CompuBox のランキングは

1)ロマチェンコ2)井上尚弥3)クロフォード 

データからわかることですが、井上の特長の1つはジャブがいいことです。

手数が出るし着弾数も多い。精度は全盛期のゴロフキンにやや劣る、という程度で文句なし。攻撃面ではロマチェンコを上回る井上ですが、防御面ではロマチェンコの後塵を拝します。

防御面の差を詰めることができれば、1位になることも夢ではありません。

ボクサーの評価

専門記者の評価

井上はPFP上位の5人に入るだろう、ということです。 

「現在PFP5傑であることに疑いの余地はない」と分析。順不同として、ロマチェンコ、クロフォード、ウシク、カネロ、井上を世界5傑とした上で「モンスターが彼らの中で最強であるという強い証拠もある」「世界NO1の座を確固たるものにするのは時間の問題に過ぎない」と絶賛

出典:井上尚弥は今、世界最強か 英誌企画で記者8人激論「米国人は気分害するだろうが…」

井上の1位は時間の問題、とする見方もあります。以前はロマチェンコがそんな感じでした。 

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パウンドフォーパウンド - サマリー

まとめ

今回は、2019年現在における最新の「パウンド・フォー・パウンド」を紹介しました。

個人的には、ボクシングにパラダイムシフトを持ち込んだロマチェンコが1位だと思います。 

ボクレコ以外は、ロマチェンコ+クロフォード、ウシク、アルバレス井上尚弥を上位5傑としています。なので、井上はPFPの5位以内である、ということがコンセンサスといえるでしょう。

井上尚弥はすでに、日本人としては前人未到の地に足を踏み入れています。まだ全盛期に入ったばかりで、ロマチェンコらよりも若さがあります。井上が数年後に1位になる、という可能性は十分にあると思います。

あとは、ロマチェンコも苦労しているようですが、対戦相手に恵まれるかどうか、ですね。

今回の記事:「パウンド・フォー・パウンド 最強のボクサーは」