今月中に株が急落するかもしれない
今月中に株価の急落があるかもしれない。
あくまでも、わたしがそう思う、ということなので、鵜呑みにしてもらっては困る。
人の意見を鵜呑みにしてトレードしても、上手くいかない…というのが、わたしの経験則だ。たまたま上手くいったときは、相手を信じ込んでしまい、そうでないときは、腹を立て相手に責任を求める。どちらにしても、「上手くいかない」ということになる。
それはさておき、わたしは、今月中に株の急落があるかも…と思うので、その根拠を書く。
※投資は、自己の責任において行ってください。
目次
株のトレンドは
現在の株価(日経平均株価)の日足のトレンドから確認しよう。
※青点:トレンドを表す
MAの目視では横横、狭いレンジでの小動き。
わたしが使っているパラボリックの設定では「上昇」になっている。
だが、自作のトレンド(上図)は、「下降」になっている。トレンドが下降でも株価が下げない、ということは、1)日柄調整によりトレンドの転換を待っている、2)急落するためのエネルギーをためている、のどちらかになる。
後者のケースであれば、現在の株価は急落前にある、とすることができる。
※もちろん、前者の日柄調整で終わる可能性もある。
モデルが急落を予想
自作の株価予想モデルが、急落を予想している。
※青線:TOPIX の予想を表す
※7月22日(水)、もしくはその前後から急落が始まると予想している。
前回の(5月5日に書いた)投資関連の記事で、「わたしは今後、二番底が来る、と思っているので、そのあたりで買いを入れるつもりだ(買いは7月以降になるかもしれない)」と書いた。
それは、この予想モデルを見ていたからだ。
ただし、この予想が当たるかどうかはわからない。なんとなく当たっているように見える箇所もあるが、あきらかに当たっていない箇所もある。自分で作っておいてなんだが、このモデルにしたがって売買するというのは、ナンセンスに近いと思う(笑)。
ただ、少しは信じているところもあり、急落には注意した方がいいと考えている。
BSの拡大が小休止
現在は、バランスシートの拡大が小休止の状態にある。
なので、このことから「売り」を連想することはできる。
ただし、このグラフを見ればわかるように、
The Fed’s Balance Sheet: The Other Exponential Curve - Visual Capitalist
小休止は、単に上への「踊り場」である可能性もある。
バランスシートの拡大が終了した、と考え売りポジションを大きくすると、一気に上に持って行かれる、焼かれて苦しむ、ということもある。金融緩和砲の威力の凄まじさは、売り(インバースを含む)をやる人であれば、身に染みて理解しているだろう。
国策に売りなし、という言葉は、よく覚えておかなければいけない。
Time's running out?
$NDX Daily Sentiment 21dma in the top 3% most overbought days in history (20 years).
— Macro Charts (@MacroCharts) 2020年7月2日
Few days ever reached this level – could hold up a bit longer, but history suggests time's running out.
Monitor closely for signs of a reversal. I'll revisit this chart in time – stay tuned. pic.twitter.com/A1A6eBilNc
上がれば下がる
当たり前のことだが、株価は上がれば下がる。
株価が上げ続けること自体が、下げの芽を育てることになるのだ。
わたしたちは、「今回は違う」と思いがちだ。前回とは「~の点が違う」として、一方的な動きを正当化したくなる。だが、急騰すれば急落するとか、調整には日柄と値幅がある、のような本質的な話は常に生きている。
「今回は違う」という思考に囚われたら、注意する必要があるだろう。
まとめ
今回は、今月中に株が急落するかもしれない、という話をした。
下げ目線で書いたので、その目線をサポートする情報を集めて書いた、と考えてもらっていい。
すなわち、偏りがあるのだ(笑)。
だから、あなたがトレードする際は、自分で(偏りなく)情報を集め分析し、投資行動を決め実践する、という方法をとった方がいい。これを繰り返せば、そのうち自分なりの投資行動というものができあがり、洗練されていく。
※わたしも含め、だれかの意見を鵜呑みにして行動する、ということはおすすめしない。
時間を味方にし、自分の経験が糧になる、活きるような投資行動をとる方がいいのだ。
今回の記事:「今月中に株が急落するかもしれない」