不器用な生き方をやめたい

人の心理や特徴を踏まえて合理的に行動したい

集中力を高める方法6つ

自分の集中力を高めたい、と思うことがあるだろう。

集中力を高めれば質が上がるので、余計な時間をかけなくてすむ。その分、有意義な活動に時間を使えるようになる。集中力を高めることで、時間の使い方をいい方に変えることができるのだ。

集中力の高め方については、検索すればいくらでも出てくる。それらと同じことを書いても仕方がないので、この記事では切り口を変えたり、まだ書かれていない新規性のあることを書きたい。

今回は、集中力を高める方法について書いてみたい。

 

集中力を高める方法は

ストレスを利用する

適度なストレスを利用することで、集中力を高めることができる。

ある程度プレッシャーを感じ、<身が引き締まった状態>の方が集中力が高まるのだ。

たとえば、締め切りが目前に迫っており、「これはやばい」と思えば、おしりに火が付き集中力が高まる。やや空腹のときに集中力が高まることも、ストレスを利用している、とできるだろう。

カフェやリビングで勉強するときも、実はストレスを利用している。

※正確には、ストレスからの回復・反発するちからを利用している。

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締め切りを使う

締め切りを使えば、かんたんにプレッシャーをかけることができる。

日々の作業であれば、カウントダウン・タイマーを使い締め切りを設定する。

たとえば、日々のタスクであれば、カウントダウン・タイマーをスタートさせてから作業を始める。実際にやってみれば、これだけでやる気と集中力が増すのが実感できるはずだ。
出典:いつかやる…と思っていることを早くやる方法3つ

タイマーをスタートさせると、やる気にスイッチが入り集中力が高まる。

ただし、締め切りには意味を持たせる必要がある。締め切りが過ぎても別に大したことはない…と思うと、締め切りの効果は小さくなる。だから、その時間を重視し、「自分と勝負する」とする

与えられた時間を最大限活かすために、自分と勝負する…とすればいい。

時間と作業をリンクする

持ち時間と(その時間内に行う)作業をタイトに結び付けたい。

持ち時間が1時間であれば、その1時間で何をするのか明確にするのだ。

たとえばブログであれば、書き始めから1時間で1ページ書くとする。時間に対する作業量は<自分の能力で可能なぎりぎり>のラインを狙う。できるかできないか…ぐらいが丁度いいだろう。

自分の能力よりやや上ぐらいでもいい。そうすると、自己成長につながる。

好きなことをする

好きなことに没頭すれば、自然に集中力は高まる。

わたしは将棋を指すが、将棋を指すときは自然に集中力が高まる。

だから、好きなことをすればいいのだが、現実問題としては「好きなことばかりする」ということはできない。問題は、「好きではない作業をするときにどうやって集中力を高めるのか」になる。

※嫌いでないことであれば、興味を持つことで好きになることは可能だ。

好きでないことは…

その答えは、作業を細切れにし、取り掛かるためのハードルを下げる、ということだ。

好きではない作業をすることには、心理的にかなりの抵抗を感じる。

わたしも書類の整理の作業などは、「やりたくない」と思ってしまう。だから、その抵抗を小さくするために、作業を細切れにする。硬い肉でも細切れにすれば、食べやすくなる…ということだ。

※書類の整理であれば、15分でいい、少しできればいい…とする。

自分の興味をあおる

上で嫌いでないことであれば、興味を持つことで好きになることは可能と書いた。

だから、興味を持ってみよう…とすればいい。

わたしは、日本史には興味があったが、世界史には興味がなかった。だから、<明治維新>というのは、(たまたまその時代に)ずば抜けて優秀な若者が多くいたためにできた変革だ…ぐらいの認識だった。

※ある意味、奇跡的なことかな…と思っていた。

英国は植民地の反乱に手を焼いていた、幕府と近かったフランスは普仏戦争で敗北し、日本への関与を弱めた、アメリカは南北戦争で国外の問題に力を割く余裕がなかった、という状況があるのだ。
外国の状況を合わせて考えると、才能のある若者が力を発揮したことは確かだが、運にも恵まれていた、ということがわかる。
出典:創造力を鍛える方法6つ

だが、世界史を知ると見方は変わる。

幕府と近いフランスは戦争に敗北したため日本への関与を弱めた、アメリカは南北戦争という内戦で日本への関与は後回しになった…という事情を知ると、運にも恵まれたな、ということになる。

こういうことから、世界史を知ることにも意味がある…と興味を持てるようになった。

※外圧というプレッシャーを受け、若者の集中力が高まった結果の変革だ。

雑音を入れる

直感に反するが、雑音を入れると集中力が増す、ということがある。

もちろん、雑音が大きすぎると害になる。なので、適度な雑音ということだ。

カフェやリビングで勉強すると、集中できはかどるということがある。適度な雑音の中で勉強することになるためだ。雑音がほとんどなく静かな場合は、環境音楽をきく、ということでもいい。

どうして雑音がいいのか、だが、

補償というメカニズムが発動するためだ。どうでもいい雑音が耳に入れば、なんとなく打ち消そうとする。その打ち消すちからが集中につながる。自分の世界に入り込むエネルギーになるのだ。

直感に反するのでにわかには信じがたいが、環境音楽を流して試してみるといい。

※余談だが、手術中に音楽を流す医師は多いそうだ。

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集中力を高める方法 - サマリー

まとめ

今回は、「集中力を高める方法」について書いてみた。

集中力を高めれば「質」が上がるので、生産性も上がるだろう。

また、時間を作れるようになるので、有意義な活動に時間を使えるようになる。

※時間を作るとはこういうことだ。

今回の記事で書いた方法は、1)締め切りを使う、2)時間と作業をリンクする、3)好きなことをする、4)好きでないことは…、5)自分の興味をあおる、6)雑音を入れる、の6つになる。

集中力を高めるために、適切なストレスを利用する、という方法がある。

正確にいえば、ストレスを受けたときのリバウンドのちからを集中力に変える、ということだ。今回の記事の内容では、「締め切りを使う」、「適度な雑音を入れる」という方法がそれにあたる。

適度な雑音がある方が集中できる、というのは盲点かもしれない。

※たしかに、教室のざわつきの中でも、集中できたりするものだ。

今回の記事:「集中力を高める方法」